アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

地元の史跡 徳蓮寺

2013年05月22日 | インポート

桑名から養老鉄道に乗って三つ目の駅が下野代駅です、駅を降りて南に50m程で徳蓮寺(地元ではコクゾッサンと呼ばれていまい)に上る階段が有ります。

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少し歪んだ階段は100段程度、石段には「なむあみだ仏」とか人名が刻まれていますので踏むのが勿体ない感じです。このお寺の正式な名前は「真言宗東寺派無畏野山宝厳院末寺 徳蓮寺」で三重県指定の文化財です。

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長い急な石段を喘ぎながら上がると少し古びた本堂が現れました。このお寺の本尊は弘法大師御作の虚空蔵菩薩さんで、7年に一度の御開帳の時拝観出来るそうです。9世紀の始め頃、弘法大師さんが関東方面に行く途中、この地で天照大神さんのお告げを受けて虚空蔵菩薩を刻まれ五つの寺と五つの神社を建ててこの地を守護されたそうです。1583年の大地震で堂塔は潰れましたが毎夜土中が輝いているので掘り起こすと本尊さんが現れたそうです。

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御堂の階段前に履物が脱いで有るので誰か朝のお参りかと思ったが板戸を開けると誰もいないのでゆっくりと虚空蔵菩薩さんにご挨拶をさせて頂く。

この寺はその後桑名藩主の本多忠勝公の手厚い保護のもと再興された。堂内の壁には奇妙な絵馬が沢山飾られています。その数252枚は三重県指定有形民俗文化財に指定されています。

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絵馬のほとんどはナマズとウナギです。何故こんな山寺にウナギとナマズが居るのだろうか。ナマズが暴れると地震が起きると言われています、地震国日本の安全と鎮魂を当時の人々がウナギとナマズに託したのでしょうか。

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