国道一号線を桑名から名古屋に向かうと戦前の古めかしいアーチ型の伊勢大橋を渡る、更に300m程走ると「叉木茶屋」が左に見えてきます。
小雨の中、高い塀に囲まれた施設の中を覗き込むと手入れの行きとどいた庭園と建物が見えて来ました。
庭にはやたらと椿の木が多い、残念な事に椿の花を楽しむのには少し遅かった様ですが小雨と樹木と和風の建物に心を癒される。
この施設は地元の画家である「佐藤昌胤」(サトウマサタネ)画伯(明治40年~昭和45年)の生家で邸宅と屋敷を旧長島町が譲り受け現在は「桑名市情報交流施設」として運営されています。画伯はこよなく椿の花を愛した様です。
有難い事に一輪だけ真っ赤な椿の花が私を迎えてくれた。
建物の中には小さな売店や展示コーナも有りました、そうだ今日は桃の節句でお雛様の日だ。