今日(20~21日)は京都に来ています、永い間日本の都として栄えた古き都、京都ですが。
この通りは京都を南北に貫く河原町通りです。
同じ交差点から上の写真は南を見た所です、下の写真は北を見た所です。何か違いが分かるでしょうか、じっくりと見て下さい。そうです上の写真には電柱が有りませんが下の写真には電柱が有ります。電気は絶対に現代社会において必要ですが街のメーン通りに、まして古都の京都に電柱は不格好です。ヨーロッパ等の街では殆んど電線は地中に埋められています。残念ながら京都でもまだまだ電柱は林立していますが河原町通りでは電線の地中化工事か行われていました。未だ電柱が街の美化を損なわせていると思っている人が少ない様です。
この路地は織田信長が明智光秀に襲撃され自害した本能寺の東通路、幅は2mも無い細い通路からは土壁を通してイチョウの大木が見えます、如何にも京都らしい光景です。
寺町通りの商店街です、小さな京小物の店に可愛くディスプレイされた女性の財布です。京都ならではの雰囲気です。
京都の玄関、京都駅です。駅の大きさは高さ60m、奥行き80m、長さ470mの巨大な建物、無駄に思われる様なこの空間と幾何学的骨組みの設計は原広司氏(あまり知らない)です。斬新過ぎて京都に似合わない、いや京都らしいと未だ賛否両論です。 しかし京都は不思議な街です、40年ほど前ビートルズが大流行した頃、日本でもエレキギターをかき鳴らし髪を振り乱したグループサウンドが芽生えたのも京都でした。島津製作所、ワコール、オムロン、京セラ、そしてニンテンドー等の世界的企業も京都。今や先端医療のip細胞を使った再生医療も京都大学だ。新しいものと古いものとが絶妙に調和した京都の文化は日本の誇りではないでしょうか。