萌える若葉、散る花弁、春は慌ただしく過ぎていく様です。
今日は近所のお寺さんの大お庫裏(くり)さんが亡なり葬式でした。101歳、明治、大正、昭和、平成の四代を生き抜いた方で大往生でした。私も幼い時お寺の境内で遊ばせて頂き、お菓子を頂き大変お世話に成った。 お寺さんの庫裏にこんな言葉が掲げて有った、「私がここにいるって とても不思議な事なのだ」。 この大きな地球上で虫から魚達、ありとあらゆる生き物たちから人間まで今日、何兆と云う数の新しい命を芽生え、そして今日何兆という命が去って行った。 石の上の桜の花びら 日頃命の存在にも気づかず唯ひたすらに慌ただしく生活をしている自分、確かに「自分が今ここにいるって とても不思議な事だ」 散りゆく桜と若葉の苔 我が家にも新しい命が九月に誕生しそうだ、天狗さんもマダマダ散るのには少し早過ぎる様だ、しかし命の管理人は神様なので、逆らわず素直に生きようぞ。