難工事に成りました基礎工事もこうやって土で埋め戻すとすっかり大きな地中梁は隠れてしまいました。何事も基礎が大事と云いますが人生も同じ、シッカリとした基礎が出来ていれば大きなアクシデントにも対応出来ますが見えないからと言って手を抜くと必ず粗相が起きます。
気温は35度、灼熱の太陽の下で建前が始まりました。鉄骨を組む鳶の方も余りの暑さの為意識もうろうです。
クレーンを操作するオペレータの方も真剣、暑さと逆光ではっきり吊り元が見難い状況ですが、さすがプロです、粗相も無く無事仕事を終える。施主さんから祝儀と粗品を全員に頂き暑さも忘れてニッコリでした。
これは柱の根元です。柱の大きさは □200х200х12(20cmの角パイプ、鉄の厚みは12mm)です。基礎とシッカリつなぐアンカーボルトは直径36mm、長さ90cmのアンカー4本で固定します。このアンカーが引きちぎられる様な天災は絶対来ないかと申しますと誰も保障できません。自然の力は人智を超えて来る物です。
施主のMさん、近所の方や通りすがりの方に「大きな基礎を作ってシッカリした鉄骨で地震が来たらここへ逃げ込もう」等と云われご満悦でした。