佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

甘いもの考~甘くない甘いもの~

2006年11月25日 00時31分15秒 | 食・レシピ

 

 最近、ちょっと甘いものを食べ過ぎています(苦笑)。

 

 

 

 控えないとなと思うのですが、

何だかんだと食べてしまっています。

 

 

 しかし、そんな私ですが、

冷蔵庫の肥やしになっている甘いものがあります。

 

 

 

 

 

 

CACAO99%

 

 

 

 

 

 

 

です。

 

 僕の知る限りでは、明治製菓がさきがけだと思いますが。

カカオの%を表示するのが今?流行っています。

パンにまであります。パンの中に入っているチョコレートのカカオの%が

袋に書いてあるのとか。

 

 

 これ、実は、99%は一時期話題になりました。

砂糖が一切入っていません。

表には、大きな文字で「99%」と書いてあり、

更に、

 

非常に苦いチョコレートです。

お口で少しずつ溶かしながら、

又は甘い飲み物と一緒に召し上がることを

お勧め致します。

 

と書いてあります。

 

 

 このチョコレートのことはラジオで知って、

買って食べたのですが。。。

 

 

 

 皆さん、私がどういう人物かお分かりですよね。

 

 

甘党

 

 

です。

 だから、少し食べてやめてしまいました。

その後冷蔵庫の肥やしです。

 

 

 

 今、実はふと思い出して、

出してきました。

私のすぐ横にあります。

これから、これを食べてみたいと思います。

実況中継です。

 

 

 

 さあ、袋を開けました。というか、開いています(笑)。

かじりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦い。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当に甘くないです。

これ、多分ですが、くせの強いチーズみたいなものかなと。

チビチビ食べながらワインを飲む、みたいな感じ。

今、結構普通に食べたら、口の中に衝撃が(笑)。

 

 

 

 これですね、確かに、好きな人はいると思います。

でもですね。僕、今、一口食べて、

もういいと思ってしまいました(爆)。

多分ですが、一日ひとかけらで十分足ります。

 

 

 

 

 ということで、募集です。

このカカオ99%、どうやって食べたら美味しいか。

「私はこうやって全部食べた」という投稿、

お待ちしております。

だって、そうしないと、無くならないのだもん(笑)。

 

 

 因みに、これ、カカオが70%台とかだと、

ビターチョコで美味しいのです。

うーん、まだ後味が残る(笑)。

これから甘いもので口直し(爆)。

 


掃除するはずだった休日なのに

2006年11月23日 23時37分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 先にここに書いたとおり、

今日は掃除をするはずでしたが、

しませんでした(爆)。

というか、少~しだけしたのですが。。。

 

 

 そんな僕が今日したことと言えば、

 

 

 

 

一人○○○○

 

 

 

 

 いやー、ここに書けませんね。

あまりにも恥ずかしくて(笑)。

30過ぎの男が、休日に一人何やっているのか?

教えましょうか、皆さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人カラオケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆さんが何を想像したかは知りませんが(笑)、

行って来ました。一人でカラオケに。

 

 

 

 実は、8月にあったアジアユースの演奏会の後、

ずーっと行きたかったのですね。

カラオケしたい~~っ!!!とずっと思っていました。

しかし、何だかんだで合唱の練習や本番があると、

やっぱりちょっと控えてしまいます。

 

 

 今日も実は昼の12時まで寝てしまい、

テンションがあまり上がらなかったのですが、

行こうと思って行きました。

 

 

 

 実は、行きつけのカラオケボックスがあります(爆)。

行きつけといっても行ったのは片手で足りるくらいの回数。

きれいなお店で、値段も安い。

そして近いのでそこに行きました。

 

 

 とりあえず、今日は1時間にしようと。

15:00過ぎから1時間歌いました。

勿論、”一人”で(笑)。いや、”独り”か。。。(爆)

 

 

 さて、いったい何を歌ったか。

 

 

 

 

 

  

 

ヒミツです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 知りたい人は一緒に行きましょうか(笑)。

 

 

 

 ちなみに、今日は、

ずっとある男性歌手の曲ばっかり歌いました。

車の中などでは歌っていたのですが、

ずっとカラオケで歌いたかったのです。

その中でも、自分の歌唱とどの曲が合うのか。

それを確認しながら歌いました。

いくら好きでも、歌って難しかったり、

しっくり来ない曲もありました。

そんな曲は1番で終了して次の曲へ(笑)。

しっくり来た曲をレパートリーに出来ればなと。

 

 

 でも、今日歌っていて、思いました。

 

 

 

 

 カラオケって、難しい。

 

 

 

 

 僕、昔よりは、

ポピュラーソングが上手くなったと思います。

でも、カラオケは難しい。

何が難しいか。

 

 

 

 

マイク

 

 

 

 

です。

 

 歌いながら思ったのです。

マイクを使うと下手になる。下手に聴こえる。

歌う曲を決めてる時、自分でその人の歌を

マイクを通さず口ずさむと、これがそこそこいける気が(笑)。

自分で言うのもなんですが、結構上手いんじゃないかと(爆)。

いや、勘違いですけど、でも、

マイクを使うよりは上手く聴こえる。それは間違いない。

 

 

 前誰かが言っていたのですが、

ヴォーカルアンサンブルも、マイクを使うと使わないでは、

全然違うと。マイクを使うと難しくなると。

なるほどな~と。

 

 

 まあ、カラオケで歌っている回数を考えれば、

仕方ないのかもしれません。

もっと何回も歌って、マイクでの歌い方を身に付けないと、

多分上手くならないのでしょう。

 

 

 いやー、でも楽しかった。

人に気兼ねなく歌いたい曲をひたすら歌う。

至福の時間でした。

 

 

 

 

 さて、、、、

これを読んだ皆さん、

私のことを、

 

「コイツ、大丈夫か?」

「可哀相。。。」

 

と思っているんじゃないかと。

 

 

 

 そうです。

そのとおりです(笑)。

多分店員も、

 

「コイツ何かキモ~い。。。」

 

と思っていたでしょう。

多分10代のうら若き女性が店員でした。

 

 

 今後は、顔を覚えられない程度に行きたいと思います(笑)。

上手くなったら、

たまには人に聴かせたりもしたいものです。

 

 

 結構楽しいですよ。僕のカラオケは(笑)。

今日歌った人以外の曲も歌います。

でも、人と行ったことがある回数は、

多分片手とちょっとで足りますが(爆)。

 

 

 

 

 

 さて、、、

一緒に行きたい人、

ハイ、手を挙げて!(笑)

 


メンデルスゾーン「讃歌」演奏会(その2)

2006年11月23日 19時06分19秒 | 合唱

 

 日曜日。

 

 

 合唱は朝10:00集合。

プログラム順にリハーサル。

フェニックス合唱団としては、一番最初に新市歌のリハ。

前日聴いてぶったまげたのだが、

今までピアノ伴奏で練習していたので、

衝撃的というか華やかなファンファーレがついて豪華に。

その後少し空いて「讃歌」「大地讃頌」のリハ。

明らかに昨日のサウンドより良い。

 

 

 13:00前に終了し、昼食。

前も書いたのだが、僕は開場前の客席に一人座って

ボーっとするのが好きなのだが、

今日は開場が1時間前(13:30)。

昼を食べたらもう開場時間。残念。

 

 

 基本的に、出番前って、

僕は一人でいることが多い。

あんまり楽屋にもいなくて、

一人でいて、何となく気持ちを高めていくのが好き。

 

 

 14:30、開演。

オープニングでまず「新長岡市歌」。

懸案だった言葉を立てることに皆注意を払っていた。

曲が終わると、合唱団の団員でもある森市長の挨拶。

 

 

 合唱団員は、少し時間が空く。

僕は楽屋(3階)へ一度上がったが、すぐにステージ脇へ。

ショスタコービッチの「祝典序曲」の後半と、

イベール「フルート協奏曲」の最初を一人袖で聴く。

祝典序曲は、長岡高校の吹奏楽部も参加。

派手な作品で、高校生も一生懸命吹いていた。

フルート協奏曲は、長岡の星小山裕幾がソリスト。

高い技術に感心しながら聴いていた。

  

 

 舞台が休憩に入って、合唱団は準備。

後半は「讃歌」のステージ。

オケのみの演奏が最初30分近く続く。

前日と打って変わってオケの切れ味が格段に良い。さすがプロ。

そして2番の最初で起立。

第一声は良い音が鳴った。

小澤先生は客席でガッツポーズをしたとか。

 

 

 この日出来が良かったと個人的に思ったのは、

強い声のところより、むしろ弱音部分。

4番、5番が結構上手くいったと思う。

 

 そして、この日最も心が震えたのが、

テノールソロの6番から7番、8番への流れ。

テノールソロの高橋淳さんが後に打ち上げで語っていたとおり、

6番の歌詞、そして曲は、

震災で被害に遭った長岡市の状況に重なる。

部分的に少し引用すると、

 

我々は闇の中で叫んだ。

番人よ、もうすぐ夜が明けるのか?

しかし番人は言った。

朝は来たが、また夜も来る。

(中略)

番人よ、もうすぐ夜が明けるのか?

 

 このソロは、曲の最中に、

レチタティーヴォの部分が繰り返し出てくる。

それが、

「番人よ、もうすぐ夜が明けるのか?」

という部分。

この高橋さんの歌唱が本当に素晴らしく、

後ろで聴いていて本当に心が震えた。

震災後の暗く長い「夜」。いったいいつ復興するのか。

長岡市民の気持ちを代弁するレチタティーヴォ。

「番人よ、もうすぐ夜が明けるのか?」

 

 

 そしてソプラノソロ、釜洞さんが歌う。

 

 

「夜は過ぎ去った。」

 

 

 7番に突入。

ここの一連の流れが、あまりに感動的で、

僕は一人感激して7番に入っていた。

高らかな合唱の歌声。「夜は過ぎ去った!」

心が震え高鳴り、歌う。

しかし、周りは不思議と良く聴こえていた。

女声の充実した素晴らしい響きにまた感激。

そして、7番からアタッカでの8番。

先に書いたとおり、この8番が一番の肝。

 

 

「Nun danket alle Gott ! 」(さあ、全てを神に感謝しよう!)

 

 この冒頭の歌いだしが良かった。

高らかなオケと合唱のサウンドによる7番から、

8番の冒頭から2ページにわたるアカペラ。

アカペラは非常に重厚で、各パートがほぼ2声、計8声に分かれる。

恐らく一番の出来だったと思う。

オケが入ってからは全声ユニゾン。

神への感謝を歌う。

そして、一番最後、

 

「神に我らの歌をもって感謝をささげよう。」

 

 ここだけ、4声が分かれる。

分かれることで、それぞれの思いを表したメンデルスゾーン。

一人一人の歌、それぞれの歌で、

皆が感謝する。

前日のメールで読み替えたように、

指導者、スタッフ、聴衆、演奏者、

そして全ての団員への感謝を表して歌った。

私たちを結びつけたこの「讃歌」、

素晴らしい作品に出会ったことにも感謝して。

 

 

 10番の最後で、

冒頭のテーマが現れる。

最後数小節は、正直感極まってしまった。

1年にわたって練習してきた「讃歌」の演奏が終わった。

 

 

 最後は長岡少年少女も混ざっての「大地讃頌」。

オケ伴奏と合唱で雄大に奏でられた大地讃頌。

演奏会が終わった。

 

 

 終了後すぐに打ち上げへ移動。

1年間お世話になった方にご挨拶をする。

この1年間についてはまた別に書きたいと思う。

 

 

 遠いので、1次会で失礼したが、

充実した1日が過ぎた。

そして、誰にも言わなかったが、

思い出深い、良い歳の取り方だった。

 

 


一人のだめカンタービレ

2006年11月23日 01時28分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 明日(今日)23日。

アンサンブルフィオレッティの演奏会と、

魚沼吹奏楽団の演奏会、

興味がありつつ、スルーします。すみません。

 

 

 というのも、

NTTから電話があって、

”光”にするための工事が必要らしい。

 

 

 つまり、この「のだめ部屋」を、

キレイにしないといけないのです。

 

 

 23日は、ほぼ一日、

掃除に費やすと思います。

タイトルの様に、

のだめが汚した部屋を千秋が掃除する、

それを一人でやってのける僕、です(爆)。

それにしても部屋のえらい惨状。。。気が遠い。。。

がんばります。

あと、長岡のことも書きますので。

 


メンデルスゾーン「讃歌」演奏会(その1)

2006年11月22日 00時13分32秒 | 合唱

 

 少しずつ書き足していきます。

 

 

 前日18日、合唱は15:30集合。

遠方なので助かりました。

初めてのオケとの合わせ。

 

 

 というか、来る最中考えたのですが、

実は僕、プロオケと演奏するのは多分初めて。

大合唱の経験はあるけど、

助っ人的なポジションだったので、

何だか未知の領域。

 

 

 実際、合わせは、いろいろな事故がありました。

正直言うと、なんだかふわふわした感じ。

合唱はただただ一生懸命。

オケのサウンドはリハーサル仕様に聴こえて。

僕自身は、初めての経験に、

対応していくのがやっとな感じ。

これが、合唱自体がフェニックスで初めての人なら、

もっと大変だっただろうと。

 

 当たり前だが、指揮者が練習より遥か彼方に。

オケの分だけ、当たり前ですが。。。

そして、オケの音を聴いて歌うと縦が揃わなくなる。

そして、みんな必死なので、

他パートの音を聴こうにも良く聴こえない。

皆一生懸命すぎて、そういうサウンドになっていた。

 

 

 膿は全部出た感じ。

でも、前日、何か、もっと一つにまとまれるのでは、

そんな思いを持ちつつ家に帰りました。

帰る最中、いろいろ思うことがあって、

帰ってからMLにメールを流しました。

ちょっと引用してみます。

 

件名 「Nun danket alle Musik ! 」

 

 全ての指導者に感謝しよう
 
 全てのスタッフに感謝しよう
 
 全ての演奏者に感謝しよう

 全ての聴衆に感謝しよう

 全ての団員に感謝しよう

 そして、私たちをここに結びつけた、

 全ての音楽に感謝しよう!

 私たちの歌をもって!

 

 明日が良き日となりますように。

 

 これ、真意を理解してもらえなかった方もいるようなので、

少し書くと、

 

 この「讃歌」の”肝”である曲が8番のコラール。

7番で、合唱が高らかに「夜は過ぎ去った」と歌います。

そのままアタッカで8番へ。

8番は2ページ分がアカペラ。

その冒頭歌詞が、「Nun danket alle Gott ! 」

訳すと、「さあ、全てを神に感謝しよう」となります。

訳のみを続けると、「我らの心と口と手を持って」と続きます。

この8番に込められた願いが、この曲の”肝”。

 

 この演奏会について、

僕は歌うだけだったが、

自分も裏方作業をすることがあるので、

この演奏会がどれだけ大変な事業かは分かっていました。

そのことを考えていたら、この8番は、

この「讃歌」の”肝”であるだけでなく、

この演奏会自体の象徴でないかと思ってきたわけです。

 

 

 そして、8番の冒頭の歌詞をもじった上記の詞を

MLに流したわけです。

読んで、「何かっこつけてるんだ」という人もいたでしょうが、

かっこつけて書いたので(笑)、いいのです。

僕の心からの願いだったので。

 

 この演奏会に関わるあらゆるものに感謝し、

また、私たちをこの場に結びつけた音楽に感謝し、

それを私たちの歌で表現する。

 

 

 帰りの車中、

僕は、基本的なところへ立ち帰ることが出来ました。

結局のところ、一人一人が、

音楽を尊重し、音楽に謙虚で在れるか。

そうすれば、音楽は、きっと、そこにいてくれるはず。

 

 そう思い、

僕は明日の演奏を夢に、眠りにつきました。

                     (つづく)