最近、TVをつけていたら、お馴染みの爽快且つ軽快なシンセサイザーをバックに野生的なヴォーカルの曲がよく流れる
その曲は、この暑い季節が最も似合うバンドの一つである長らく冬眠中(再び目覚める日を待ってます)のアメリカンHRバンドの王者、ヴァン・ヘイレンの『JUMP』。
ヴァン・ヘイレン知らない人が、CMのこの曲を聴いて彼らの音をイメージ付けてアルバムを買うと、トンデモナイことになる
この曲が収録されてるのは、かれこれもう24年前、デイヴ・リー・ロス在籍ラストとなった1983年発表の彼らの超ヒット作『1984』。
当時、マイケル・ジャクソンの世紀のモンスターアルバム『THRILLER』がなければ、全米チャート制覇したであろうアルバム(惜しくも最高位は第2位)で、シングルカットされた「JUMP」は当然の全米NO.1ヒット
冒頭、トンデモナイと書いたけど、まあ、この「JUMP」はヴァン・ヘイレンの曲の中では突然変異みないたもので、元々はギターバンドやけど、何をやらせても天才のエディ・ヴァン・ヘイレンにしてみれば、こういうシンセバリバリのポップな曲も出来ますよ、という感じなのかも。
アルバム中、その「JUMP」と⑦「I'll WAIT」(唯一、このアルバムで僕が嫌いな曲)以外の曲は、やはりギターオリエンテッドな曲ばかりで、これぞアメリカン・ハードロックという曲ばかり。
しかも、ギターリフ、ギターソロ、サウンド、全ての部分において、テクニック至上主義のハイテクギタリスト戦国時代だった80年代を勝ち抜いた最高のテクニックと抜群のリズム感(エディが上手いと言われる所以はソロよりも、リフ、リズムに有り!)を持つスーパーギタリストのワザがギッシリと散りばめられている。
一応、このアルバムは全曲コピーしたので、ギターの細かいテク云々の話しも書けるんやけど、マニアックなんでやめときます
さて、ミステリアスムードが漂うシンセのインスト①「1984」から同じくシンセの超ポップSONG「JUMP」という流れでファンの度肝を抜いた後は、従来のハードドライヴィンなヴァン・ヘイレンに戻る。
③「PANAMA」、⑥「HOT FOR TEACHER 」なんて今さら説明するまでもない程のオリジナリティ溢れる名曲
特に、「HOT FOR TEACHER 」みたいなハチャメチャな曲は他のバンドではあり得ないと思う。
ちなみに、この曲のビデオクリップもマヌケ過ぎてあり得ない
でも、ヴァン・ヘイレンのこういうおバカな所が良いんよな~
このアルバム、もう何回聴いたか分からないくらい聴いたけど、改めて聴いてみて、世界最高位の神技ギターのエドワード・ヴァン・ヘイレンと、破天荒な歌いっぷりの屈指のエンターテイナーであるデイヴィッド・リー・ロスというROCK界を代表する2つのカリスマが組み合わさった正に「アメリカンHRの頂点のアルバム」というオーラが出ている。
サミー・ヘイガーが加入してヒットチャートの頂点も極めた『5150』は、メロディ、曲自体が洗練されて、ある意味聴きやすくなるけど、このアルバムは、メロディラインよりも、曲の勢い、ノリ重視で、そこにちょこっとプログレ風味をまぶし、ギターもアラン・ホールズワースからの影響をモロに出して、ソロもオブリもリフも自由奔放、まさにやりたい放題の豪快なアメリカンROCK作品に仕上がっている。
赤ん坊の天使がタバコ片手に意味深な表情を浮かべるアートワークも完全に人を喰っている。
バブリーで華やかな「80年代」が最も似合うアルバムはコレなのかもしれない。
その曲は、この暑い季節が最も似合うバンドの一つである長らく冬眠中(再び目覚める日を待ってます)のアメリカンHRバンドの王者、ヴァン・ヘイレンの『JUMP』。
ヴァン・ヘイレン知らない人が、CMのこの曲を聴いて彼らの音をイメージ付けてアルバムを買うと、トンデモナイことになる
この曲が収録されてるのは、かれこれもう24年前、デイヴ・リー・ロス在籍ラストとなった1983年発表の彼らの超ヒット作『1984』。
当時、マイケル・ジャクソンの世紀のモンスターアルバム『THRILLER』がなければ、全米チャート制覇したであろうアルバム(惜しくも最高位は第2位)で、シングルカットされた「JUMP」は当然の全米NO.1ヒット
冒頭、トンデモナイと書いたけど、まあ、この「JUMP」はヴァン・ヘイレンの曲の中では突然変異みないたもので、元々はギターバンドやけど、何をやらせても天才のエディ・ヴァン・ヘイレンにしてみれば、こういうシンセバリバリのポップな曲も出来ますよ、という感じなのかも。
アルバム中、その「JUMP」と⑦「I'll WAIT」(唯一、このアルバムで僕が嫌いな曲)以外の曲は、やはりギターオリエンテッドな曲ばかりで、これぞアメリカン・ハードロックという曲ばかり。
しかも、ギターリフ、ギターソロ、サウンド、全ての部分において、テクニック至上主義のハイテクギタリスト戦国時代だった80年代を勝ち抜いた最高のテクニックと抜群のリズム感(エディが上手いと言われる所以はソロよりも、リフ、リズムに有り!)を持つスーパーギタリストのワザがギッシリと散りばめられている。
一応、このアルバムは全曲コピーしたので、ギターの細かいテク云々の話しも書けるんやけど、マニアックなんでやめときます
さて、ミステリアスムードが漂うシンセのインスト①「1984」から同じくシンセの超ポップSONG「JUMP」という流れでファンの度肝を抜いた後は、従来のハードドライヴィンなヴァン・ヘイレンに戻る。
③「PANAMA」、⑥「HOT FOR TEACHER 」なんて今さら説明するまでもない程のオリジナリティ溢れる名曲
特に、「HOT FOR TEACHER 」みたいなハチャメチャな曲は他のバンドではあり得ないと思う。
ちなみに、この曲のビデオクリップもマヌケ過ぎてあり得ない
でも、ヴァン・ヘイレンのこういうおバカな所が良いんよな~
このアルバム、もう何回聴いたか分からないくらい聴いたけど、改めて聴いてみて、世界最高位の神技ギターのエドワード・ヴァン・ヘイレンと、破天荒な歌いっぷりの屈指のエンターテイナーであるデイヴィッド・リー・ロスというROCK界を代表する2つのカリスマが組み合わさった正に「アメリカンHRの頂点のアルバム」というオーラが出ている。
サミー・ヘイガーが加入してヒットチャートの頂点も極めた『5150』は、メロディ、曲自体が洗練されて、ある意味聴きやすくなるけど、このアルバムは、メロディラインよりも、曲の勢い、ノリ重視で、そこにちょこっとプログレ風味をまぶし、ギターもアラン・ホールズワースからの影響をモロに出して、ソロもオブリもリフも自由奔放、まさにやりたい放題の豪快なアメリカンROCK作品に仕上がっている。
赤ん坊の天使がタバコ片手に意味深な表情を浮かべるアートワークも完全に人を喰っている。
バブリーで華やかな「80年代」が最も似合うアルバムはコレなのかもしれない。