定ちゃんの部屋

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(from 2006.1.18)

『Burning Bridges』 BON JOVI

2015年08月23日 | 最新CDレビュー
二年ぶりの新作。
僕は、新作CDをチェックする際、まずAmazonのニューリリースサイト見て、そして音楽雑誌を立ち読みすることにより情報を収集する。

このBON JOVIに関しては、雑誌からの情報は全くなく、Amazonから発売情報を入手した。
しかもいきなりの新作発表だった。

BON JOVIレベルなら、新作発売となれば、雑誌等で大々的にアナウンスされるのが通常だけど、この新作はそういうのは全くなかった。
普通なら、発売前にネット予約するけど、気付いたのは発売の数日前だったので、発売日にCDショップへ買いに走った。

 

『ファンへ捧げる』という謳い文句はともかく、内容に関してはファンに捧げる云々というのは良く分からない。

そして、カーステレオにCDを突っ込んで、まず1曲目を聴いた感想が
「何じゃこのつまらない曲は?」

かつてはバリバリのHRバンドだったとは思えないイントロ、曲の暗さ、重さ、インパクトの無さに驚いた。

躍動感のある2曲目はまずまずの出来。
歌メロがキャッチーな3曲目は、往年のBON JOVIらしさが残っていて一発で耳に残った。
4~7曲目は、スロ~ミディアムテンポの曲で、まあ個人的にはつまらない。
8曲目になって、ようやく明るい曲調に。
続く9曲目はアルバムでは珍しいアップテンポな曲だけど、メロディが全くもってショボイ。
ラストは、まあオマケのようなカントリーな小曲。
ボートラは、本編のどんよりとした曲に比べてまだ聴けます。

リッチー脱退は確実に影響してるやろけど、正直厳しいです。
まだジョンのソロアルバムというのなら、納得します。

正直、次も聴きたいな~と思わせる曲は、3曲目「Saturday Night Gave Me Sunday Morning」のみ。
しかも、この曲はリッチー・サンボラが曲作りに参加している。
伊藤政則氏がライナーで「このタイプの曲を待っていたファンが多かったのでは」と書いているけど、初期からのファンとしては、「ファンに捧げる」というのなら、こういう曲をたくさん収録してほしかった。

とは言っても、「LIVIN' ON A PRAYER」などの初期の名曲群は勿論、中期以降の「THESE DAYS」や「IN THESE ARMS」のレベルには達しておらず、この曲のために2,700円というのもねぇ・・・

★★


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