定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

タッピング三昧

2008年09月28日 | 音楽(雑記)
久々にギターを弾きまくった

先月号のYG誌に楽譜が載ってたのと、EXTREMEの新作が出たということで、
弾いた曲は、VAN HALENの「Dance The Night Away」とEXTREMEの「Get The Funk Out」。

どちらも、学生時代に練習した曲で、タッピング(=ライトハンド奏法)がポイントの曲。
ハッキリ言って、どちらもマトモには弾けません


ここからは、ギター話で少々マニアックなのでご勘弁を。
まず、「Dance The Night Away」。

エディお得意の典型的なEメジャーKeyのリフの明るい曲で、この曲のリフはちょい練習すれば弾ける。
弾けないのはギターソロ。
この曲は、メインリフをなぞる形で、「タッピング・ハーモニクス」のみで弾いているという画期的な曲。
単音のタッピング・ハーモニクスなら、左手で押さえた音の12フレット上の音を指で叩いて(この叩き方もコツさえ掴めば綺麗に音が鳴る)出すだけやけど、この曲は和音で出さないといけない。
EコードやBコードの3和音を、右手の人差し指1本で同時に叩く・・・
これが異様に難しい。

エディのように綺麗にハーモニクスで和音を響かせるのは、神業なのです。
「指先の位置」、「タイミング」、「フレットの場所」、これら3つが完璧にマッチしないとクリアーに音が出ないという正に「運に左右される」フレーズ。
運に左右されなくなるまで、練習しまくるしかないという曲。


もひとつの「Get The Funk Out」。
こちらは、「ファンク・メタル」とも言うべきファンキーな彼らの代表曲。
リフは、16分のノリに十分注意しながら、練習を重ねればノリノリで楽しみながら弾ける。

問題はやはりギターソロ。
5小節目からスタートするタッピングは、これまた当時画期的だった「ストリングス・スキッピング・タッピング」。(タッピング奏法にも色々あるんですよ
これも今まで死ぬほど練習したけど、やはりヌーノのようには弾けない・・

簡単に言えば、
4弦→3弦→(2弦飛ばして)→1弦→(2弦飛ばして)→3弦→4弦~という1弦3音パターンのシンプルなタッピングを、
「B♭→C→E♭→F」と小節毎の単純なコードチェンジに合わせて、運指パターンを変えることなくフレットを横にズラしていくだけ。
・・なんやけど、E♭からはポジションも高くなって、弾き難く(弦をはじき難く)なる上に、スピードがアップする。

最初の2小節までは何とか弾けるレベルまで来たけど、後は無理・・

けど、最初のB♭→C~の部分だけでも、CDに合わせて弾けるとかなりの快感を得られます。

けど、このレベルに達するまで、血の滲むような練習をしたのは言うまでもありません