今日の山行は大雨で中止。この日のために色々と準備していたからちょっと残念だったけど、人の多さとこの大雨。明日も雨の予報を考えるといい結論だったと思う。
今日、いけなかったけどその穂高のクサリ場に備え、靴を新調した。穂高に登っている途中でまめができると皆さんにも迷惑をかけるので、鏡平と戸隠へ行き備えた話しをしましょう。
写真は6月の鏡平。翌週には7月で小屋を開けるというその時期、まだ鏡池は雪に埋もれていたのです。ここへ来る途中も雪渓ばかり。こんなに雪渓だらけとは思わずにいたのでちょっと驚いた。だって、わさび平までの林では春せみやカエルがうるさい程にないていたから。秋になると「逆さ槍が岳」が湖面に見える鏡平。今はまだ静寂の中。こんな時期に来れて幸せ。
<空の蒼さを映す雪解けの湖面>
しかし、靴は絶好調!これなら向いの奥穂高へも大丈夫!と装備には一安心。
ところが、クサリ場や特にはしごの下りが嫌いな私。これを克服しないと多分皆さんのお荷物になるやろな・・・と、ちょっと心配性の私は考えた。結果、クサリ場が多くて日帰りできる戸隠山へ翌週車を走らせたのです。
戸隠神社の奥社裏から登山道は始まる。いきなり急登が続く。ホット一息つけるところは50間長屋と呼ばれる岩場がえぐれたところ。涼しい風が下から吹き上げてくる。その横には涼しい顔をした青いグウナイフウロ
なんて、花を眺めつつルンルン気分で歩いていると始まったクサリ場の連続。足をかけるところ手をかけるところ、3点確保で進むが、足も手もでなくて岩に抱きついた状態になってしばし止まってしまう。う~ん。そんなときはクサリにしっかり頼って腕の力と膝頭で自分を引き上げる感じ・・・テニスをしている関係で右手の腕に自信があってよかった。とは言え、またクサリ、またまたクサリ、と続くと自分はなんでこんな山にきてしまったのか・・・と疑問が湧いてきてそのうちになんで山に登るんだろう?なんてことまで頭をよぎってしまった。岩に抱きついてしまい(これは、下手な証拠)動けなくなると、ここで手を離せば落ちるだろうな~と一瞬考えたり。ここまでくると後には引き返せない。このクサリ場を下ることを考えると登るしかないと思えるようになる。と、とうとう噂の「蟻の戸渡り」に来てしまった。
渡りきって上の方からみるとこんな感じ
勇気のある人はきっとここをバランスよく歩いて渡るのでしょう。でも私はだめです。跨いでも進まず、結局四つんばいになり、ごつごつした岩を膝と手で進むしかなく、膝小僧はDVを受けたような蒼あざだらけ・・・とあいなりました。
その後もクサリ場は続く~。
こんな山に埼玉からやってきた髪の毛を金髪に染めたような怖~い感じのアンちゃん3人、なんだかヤッホ~やらわー!うお~!やら大声をあげながら登ってきます。それもスニーカーで。あの蟻の戸渡りも「こえ~~」なんて叫びながら。そして頂上から降りるとき「おっうぐいすだあ!」と喜んでバードウオッチングをしている姿。途中の清水で一緒に休憩しちょっと話したけれど、「怖いものなんかあるの?君達に?」という問いに、「そりゃありまっす!ここもすげー怖かった」と。自然の中では素直になれる若者にちょっとほっとおばさんでした。
さらさどうだんツツジ
好きな花、ゴゼンタチバナ
無事下りてこれてよかった。山は無事下りてなんぼ、ですから。
今日、いけなかったけどその穂高のクサリ場に備え、靴を新調した。穂高に登っている途中でまめができると皆さんにも迷惑をかけるので、鏡平と戸隠へ行き備えた話しをしましょう。
写真は6月の鏡平。翌週には7月で小屋を開けるというその時期、まだ鏡池は雪に埋もれていたのです。ここへ来る途中も雪渓ばかり。こんなに雪渓だらけとは思わずにいたのでちょっと驚いた。だって、わさび平までの林では春せみやカエルがうるさい程にないていたから。秋になると「逆さ槍が岳」が湖面に見える鏡平。今はまだ静寂の中。こんな時期に来れて幸せ。
<空の蒼さを映す雪解けの湖面>
しかし、靴は絶好調!これなら向いの奥穂高へも大丈夫!と装備には一安心。
ところが、クサリ場や特にはしごの下りが嫌いな私。これを克服しないと多分皆さんのお荷物になるやろな・・・と、ちょっと心配性の私は考えた。結果、クサリ場が多くて日帰りできる戸隠山へ翌週車を走らせたのです。
戸隠神社の奥社裏から登山道は始まる。いきなり急登が続く。ホット一息つけるところは50間長屋と呼ばれる岩場がえぐれたところ。涼しい風が下から吹き上げてくる。その横には涼しい顔をした青いグウナイフウロ
なんて、花を眺めつつルンルン気分で歩いていると始まったクサリ場の連続。足をかけるところ手をかけるところ、3点確保で進むが、足も手もでなくて岩に抱きついた状態になってしばし止まってしまう。う~ん。そんなときはクサリにしっかり頼って腕の力と膝頭で自分を引き上げる感じ・・・テニスをしている関係で右手の腕に自信があってよかった。とは言え、またクサリ、またまたクサリ、と続くと自分はなんでこんな山にきてしまったのか・・・と疑問が湧いてきてそのうちになんで山に登るんだろう?なんてことまで頭をよぎってしまった。岩に抱きついてしまい(これは、下手な証拠)動けなくなると、ここで手を離せば落ちるだろうな~と一瞬考えたり。ここまでくると後には引き返せない。このクサリ場を下ることを考えると登るしかないと思えるようになる。と、とうとう噂の「蟻の戸渡り」に来てしまった。
渡りきって上の方からみるとこんな感じ
勇気のある人はきっとここをバランスよく歩いて渡るのでしょう。でも私はだめです。跨いでも進まず、結局四つんばいになり、ごつごつした岩を膝と手で進むしかなく、膝小僧はDVを受けたような蒼あざだらけ・・・とあいなりました。
その後もクサリ場は続く~。
こんな山に埼玉からやってきた髪の毛を金髪に染めたような怖~い感じのアンちゃん3人、なんだかヤッホ~やらわー!うお~!やら大声をあげながら登ってきます。それもスニーカーで。あの蟻の戸渡りも「こえ~~」なんて叫びながら。そして頂上から降りるとき「おっうぐいすだあ!」と喜んでバードウオッチングをしている姿。途中の清水で一緒に休憩しちょっと話したけれど、「怖いものなんかあるの?君達に?」という問いに、「そりゃありまっす!ここもすげー怖かった」と。自然の中では素直になれる若者にちょっとほっとおばさんでした。
さらさどうだんツツジ
好きな花、ゴゼンタチバナ
無事下りてこれてよかった。山は無事下りてなんぼ、ですから。
ちょっと、心配してました。
という、私のほうが、帰宅が今夜だったので、コメも遅れましたが・・。四国もざーざーぶりだったので、山はどうだったかな、と、気になってました。
本当に一安心。
また、ゆっくり、書きますね。ひとまず、おやすみー。
四国のどちらへいらしたのでしょう?
昨日の山口の土石流、海を渡りますが、四国も同じ前線の下だったらきっとひどい雨だったと推察します。
昨年の4~5月に2度四国へ行きました。
すーさんのお土産話も楽しみにしています。
内子は特に想像以上によくて・・・・
レトロ気分に浸ってきました。ここ数年、山形の酒田、岐阜の郡上八幡、そして、今回の旅・・・と、和の旅、してます。
小さな写真ですが、1枚目の写真、奥の山々が穂高連邦です。左から北穂高、奥穂高、南穂高です。
四国の空気はいい流れですね。私の祖母が愛媛の出身ですので、あの空気が好きです。昨年の四国のお話しもいつか。
美しい山なのね、改めて、感動です。
山の美しさ、そこで、見られる花や鳥の愛らしさは、やはり、限られた人にしか見ることのできない孤高のものだから・・・なのかしらね。
ゴゼンタチバナは、木?
写真の白いお花なのは分かっていたのですが・・・可憐な花が実は結構大きな木ってことが、時々あるから、確認したの。どうだんは、案外大きな木だったりするから。
深山金盃みたいな足元のお花なのね?