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首を刺されながら激闘、婦女子誘拐犯を捕まえた警察官=韓国

2012-05-03 15:18:31 | Weblog

「いま考えても当時どうやってそんな力が出たのか…。私が着ていた警官服、胸に付いた警察マークが力と責任感を与えてくれたのかもしれない」。

ガラス瓶で首を刺されながらも、激闘の末に婦女子誘拐犯を捕まえたイ・ジェギョン警査(39)はやや照れくさそうにこう話した。

1日、仁川(インチョン)の仁荷(イナ)大病院で患者服を着たイ警査に会った。首には包帯が巻かれていた。回復するまで1カ月以上の治療が必要だという。

イ警査にまず写真の撮影を要請した。すると「こんな姿でいいのでしょうか…」と恥ずかしそうに語った。イ警査は近所の人柄がよいおじさんのようだった。しかし事件当時を説明する時には力強い目になった。

先月25日午前5時過ぎ、通報が入った。中年の男性と若い女性が争っているということだった。イ警査は同僚1人と一緒に現場に到着した。その瞬間、20代の女性が駆けつけてきて「助けて欲しい。刃物を持った男に連れて行かれそうになった」と叫んだ。すぐに犯人の男(31)が現れ、「私の恋人だ。悪いことばかりしているから捕まえに来た」と言って女性を連れて行こうとした。

イ警査は「最初はよく分からず戸惑ったが、男の行動が怪しかったので女性から引き離した」と当時を記憶した。しばらくした後、男は急に走り出して近くの建物の地下駐車場に逃げていった。犯行がばれそうな状況だったからだ。

イ警査は反射的に追いかけ、地下2階まで降りて行った。やや暗い地下駐車場で、現場は緊張感に包まれた。壁の後ろに隠れていた男を発見して捕まえようとした瞬間、男は酒の瓶でイ警査の頭を殴った。そして割れた瓶でイ警査の首を刺した。首から血が噴き出し、駐車場の床に血液が広がった。

イ警査は「頭を殴られた瞬間、星が飛んだようになり、首まで刺された時には目が見えなくなった」と当時の状況を振り返った。続いて「少しは恐怖も感じたが、すぐに『本当に悪い奴だ、絶対に逃がしてはいけない』という気持ちになった」と語った。

首から出血しながらも、イ警査は男と10分間ほど激闘した。「自分が戦ったというよりも、私の警官服が、警察官という職業意識が代わりに手足を動かしたようだった」。

同僚が駆けつけて男を逮捕する姿を見た瞬間、力が抜けてその場に倒れた。気がつくと病院のベッドの上だった。イ警査は以前にも命の危険を感じるほどの現場を3、4回ほど経験したという。「犯人が刃物などの凶器を振り回す時は瞬間ぞっとするが、実際にそういう状況にぶつかると自分の任務をすることになるものだ」。

全羅北道井邑(チョルラブクド・チョンウプ)出身のイ警査は富川(プチョン)の短大を卒業した後、建設会社に入社した。しかし人を助ける仕事をしたという考えで99年11月、巡査として警察に入門した。その後13年間、仁川西部署で交通事故調査、地区隊勤務などをしてきた。独身のイ警査は「家出をした子どもを探したり、わずらわしい請願を解決した時に言われる『ありがとう』の言葉が一番うれしい」と語った。

最近の水原(スウォン)女性殺人事件などいくつかの事件で警察が世論の叱責を受けていることについて尋ねた。「精神的に苦痛を感じるが、それであるほど警察本来の任務に最善を尽くせば国民がまた私たちを信じてくれると思う」と話した。

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