アジュンマ・パワー
広蔵市場 スニネ パンチャン (순희네 반찬)のアジュンマ。愛想の良い笑顔のアジュンマは日本の雑誌でも紹介されています。
韓国には3つの性がある。
男性、女性、そして、「アジュンマ」というジョークがある。
「アジュンマ」は、地下鉄の中で少しでもシートに隙間が見えると割り込んで座るし、100ウォン単位のものだとケチるくせに、数10万ウォン以上になると途端に計算が鈍くなりぼられてしまう。
「アジュンマ」という言葉は、「誰々の奥さん」や「誰々のお母さん」という意味で、パーマ代がもったいないからと長く持つようにちりちりにする「アジュンマ・パーマ」というのもある。
韓国ではとりあえず結婚すると「アジュンマ」という呼び方に変わるが、大体の人が嫌がる。
そのニュアンスにさげすみの視線が感じられるからだ。
結婚しても結婚した相手が地位が高いかお金持ちであれば、それを知っている相手からは「サモニム(奥様)」と呼ばれる。
もともと「アジュンマ」は、親しみのある言葉であったというが、最近韓国で「アジュンマ」というイメージは、世の中のことに疎く、野暮ったいということのようだ。
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