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精神疾患者による犯行、「衝動的」が6割

2012-09-29 14:32:43 | Weblog

 大検察庁(最高検察庁に相当)によると、啓星小学校=ソウル市瑞草区盤浦洞=に侵入して凶器を振り回し、複数の児童に重傷を負わせた18歳の少年のように、精神疾患者による凶悪犯罪は、昨年1年間に1640件発生した。また警察による別の統計によると、2010年には精神疾患者による殺人、強盗、放火、窃盗などの凶悪犯罪は1600件あったという。これは05年のおよそ2倍に達する数だ。

 一般人に比べ、精神疾患者による犯罪が特に多いわけではない。昨年、全国で凶悪犯罪は37万5000件以上発生したが、その中で容疑者が精神疾患を患っていたケースは全体の0.4%だった。保健福祉部(省に相当)が2011年に行った精神疾患の実態に関する調査によると、精神面に問題を抱えた障害者の数は、韓国の全人口の0.6%となっている。つまり凶悪犯罪の中で精神疾患者による犯行が占める割合は、全人口に占める精神疾患者の割合よりも低いことが分かる。

 大検察庁によると、精神疾患者による犯行の中で、60%は動機が明確でなく、偶発的で衝動的なものだという。

 仁済大学校上渓白病院精神科(心療内科)のイ・ドンウ教授は「精神疾患の症状のある患者を長期間放置すると、一時的に暴力的な性向を示すことがある。こうした患者が必要なときに適切な治療を受けることができるよう、社会が関心を示すことが重要だ」と述べた。

 専門家は「精神疾患者に対するネガティブな見方は、治療の障害として作用する。患者に挫折感を味わわせると、問題を起こすことも当然あり得る。そのため、まずは社会の雰囲気から変えていかねばならない」と指摘した。

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