여기저기 한국 ヨギチョギ韓国

韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

韓国の肝臓提供者「世界1位」 ドナー保護は不十分

2012-09-09 19:11:17 | Weblog

 韓国では肝移植が全世界の4分の1以上を占めるほど臓器移植が頻繁に行われているが、ドナー(臓器提供者)に対するケアは非常に粗末であることが9日までに分かった。
 国家生命倫理政策研究院が当局の疾病管理本部の依頼で作成した報告書「臓器などドナーへの差別・不利益現況および改善案」によると、2010年ベースで韓国の肝臓提供者は824人で、全世界3116人のうち26%を占め、世界トップを記録した。
 2010年に韓国で行われた肝移植1067件のうち、生体移植の割合は77%で、全世界の生体肝移植の割合(15%)の5倍を超える。腎臓移植もまた生体移植は62%で、全世界の平均(44%)より高い。
 昨年、韓国の肝移植と腎臓移植のうち、生体移植の割合はそれぞれ74%と58%だった。韓国で生体移植の割合が高いのは、脳死者のドナーが少ない上、血縁間の提供が多いためだ。
 一方、生体移植は多く行われているが、ドナーに対する保護は不十分であるとの調査も出た。
 未成年者の臓器提供を禁じたり、制限的に認める外国と異なり、韓国は特に条件を設けていない。実際に2010年の肝臓提供者のうち、11~17歳の未成年が30人も含まれている。
 ドナーに対する精神医学的評価はほとんどの国が義務付けているが、韓国ではドナー本人の意思を確認する精神・心理評価がまったく行われていない。
 提供後の管理も十分に行われず、ドナーの健康が放置されていると報告書は指摘している。
 研究陣が病院の臓器移植コーディネータ36人を対象にアンケート調査を実施した結果、肝臓と腎臓提供者に対する観察期間は1年以下がそれぞれ83%と56%を占めた。望ましい観察期間の「2年以上」とした回答は20%を下回った。
 ドナーもまた、臓器提供前後の情報提供と支援が不十分だと吐露した。特に、保険加入などの差別を禁じた法規にもかかわらず、保険業界の不当な慣行が改善されずにいる。
 研究陣は副作用などさまざまなリスクのある生体臓器提供よりは脳死者の提供が活性化されるべきだとし、生体提供の場合はドナー保護のため、全般的な検討が必要だと指摘した。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリントン米長官 韓日領土... | トップ | 8月の自動車輸出 36か月ぶり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事