2014.3.11
{韓国 慶州}
계림(鶏林)
半月城の入り口に位置している鶏林は、慶州金氏の始祖である金閼智の誕生にまつわる伝説が伝われてくる森です。
年輪の重ねた柳とケヤキの古木がうっそうと茂る静寂の森です。西暦65年、新羅第4代脱解王が時ならぬ鶏の声で森に入ると、大樹の枝に金のつづらが下がっていたのです。
その中には美しい赤ん坊がいて、脱解王は子の姓を金とし、慶州金氏の系譜がここに始まったといいます。
慶州金氏の始祖、金閼智の7世孫である味鄒王(第13代、262年~284年)が金氏としては初めての王になてから、以降37名の子孫が王位を引き続きます。
鶏林は、金氏の始祖の誕生にまつわる神聖な場所として知られ、森の奥には端正な形の新羅大17代奈勿王の古墳があります。
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