五輪に照準 流通業界が夜食売り上げ増に期待

　大型スーパーやコンビニエンスストアなど流通業界が、開幕目前のロンドン五輪に合わせ食品類を準備している。時差の関係で夜食を食べながら五輪中継を楽しむ人が多いと見込み、ビールや惣菜類を通常の倍以上そろえる。
　大型スーパーのイーマートは来月15日まで、フライドチキンやエビフライなどの調理済み食品7種類を15％、輸入ビール4種類を1缶当たり200ウォン（約14円）割引販売する。商品の量も惣菜類は30％、輸入ビールは20％、昨年より増やした。
　ロッテマートは来月1日まで、約30種類の人気輸入ビールを2000ウォン均一で販売する。通常行う同様の企画より3倍多く準備した。五輪をかたどった器に惣菜を盛り合わせたセットも販売する。
　ロッテスーパーは国産缶ビールの在庫を平時より30％増やし、輸入ビールを4～5本セットにして1万ウォン均一で販売する予定だ。
　コンビニのセブンイレブンは来月9日まで、特定銘柄のビールの購入者に即席麺やスナックなどを贈呈する。