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国産車「ポニー」、三菱製エンジン搭載車だが「韓国独自開発」

2018-06-27 03:26:14 | 韓国旅行

国産車「ポニー」、三菱製エンジン搭載車だが「韓国独自開発」


1970年代中盤ごろ、ソウルで市内バスに乗って周りを見ると、走っている乗用車を見るとほとんどが「ポニー」だったと記憶している。


韓国を代表する현대자동차(現代自動車)、その自動車生産の歴史は当初、フォードとの提携による組み立て生産でスタートしたが、1974年、初の固有モデルによる国産車と銘打った「ポニー」を生産したことで知られる。


「ポニー」は韓国自動車産業史の神話的存在である。

ところが事実関係でいえば、現代はフォードとの提携を解消した後、日本の三菱自動車と提携した。

「ポニー」の生産や輸出など初期の発展はこのことを抜きに語れない。

しかしこの「ポニー」「日本の協力、三菱自動車製エンジン」には一言も触れられない。


ところで「光復70年」の夏、韓国メディアの特集記事に현대자동차(現代自動車)の過去と将来を紹介したものがあった。

大手紙・中央日報が「創刊50周年」と銘打って連載していた韓国経済の再跳躍に関する記事で、その中で현대자동차(現代自動車)の歴史について次のような記載があった。

1967年創設された現代自動車が1974年に初めて生産、出荷した“ポニー“は、韓国最初の固有モデルだ。海外企業の牽制を乗り越えイタリアからやっとデザイン技術を学んで誕生した。最初の独自エンジンである現代のアルファ・エンジンは、試験中にしょっちゅうエンジンが止まるという困難の中で1991年に世に登場した・・・・・・。


歴史的事実で言えば、현대자동차(現代自動車)の最初の国産車「ポニー」は三菱自動車製のエンジンを搭載して開発された。

にもかかわらず、車のデザインがイタリア製だったことには言及しながら、肝心のエンジンが日本製だったことには触れていないのである。

記事によると独自エンジンの開発は1991年だという。


ならば「ポニー」第一号の1974年から1991年までの間、エンジンはどうしていたのか、中央日報読者は疑問を感じるだろう。

しかし記事はその疑問には答えない。

いや、あえて答えない。

言わないのだ。

エンジンが三菱製つまり「日本製」だったからである。


独自エンジン開発後も輸出用の「ポニー」には三菱製エンジンを搭載していたことは、業界ではよく知られている話である。

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