韓国では「さようなら」のあいさつが2種類あります。
例えば自宅に客を招いたとき、送る側は「안녕히 가세요(アンニョンヒガセヨ)」、送られる側は「안녕히 계세요(アンニョンヒゲセヨ)」となります。
直訳すると、「無事にお行きなさい」「(この後も)安らかにいらしてください」という意味です。
では外出先などで両者が別れる場合はどうなるのか?
この場合は、双方が「안녕히 가세요(アンニョンヒガセヨ)」を使います。
これら「さようなら」のあいさつも、「안녕하세요(アンニョンハセヨ)」と同じように朝昼晩いつでも使えます。
日本語の「さようなら」は「左様なら」、つまり「それならば」の意味を持ち、状況を変えるためのきっかけの言葉であることに対し、韓国の別れのあいさつには相手を思いやる優しさがこもっているように感じます。
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