「すごく似ているけど正反対」の日本人と韓国人
韓国人と日本人というのはものすごく似ていて、全然違うんです。そしてまるで違うのにすごく似ている。この矛盾の繰り返しなんです。それがお互いをイライラさせるのです。
付き合ってしばらくするとお互いが「何だ、あんな奴とは思わなかった」ってことになります。最初は相手を「自分とは違う考え方をする人達」と思っていないからです。あまりにも似ているから、同じだと思っちゃうわけです。ところが同じだと思うと、今度は違う面が出たときに、お互いが戸惑ってしまいます。そしてそれがなぜかが分からないから、反発が大きくなる。たいがい韓国側の方が先にキレて「あんな奴とは思わなかった」とか、「日本人は最低だ」ってなっちゃう。
また韓国人は、そういうふうに正直に感情を出します。
それに対して日本人は、気持ち悪がっちゃうんです。「何を怒ってるんだ、コイツ」という感じで。何で怒られたかかがさっぱり分からないまま、うろたえながら「まァいいか、こっちが譲れば」と引いちゃう。
ところが、引かれちゃうと韓国側はますます怒るというパターンが多い。これが現在まで繰り返しある日韓関係だと思うんです。国も個人もです。
だから、もう全然違う人達なんだと、日本人の正反対が韓国人だと思うぐらいの気持ちでやっていけばいいと思います。
そうすれば、「ま、しょうがないな、もともと違う人達なんだから」となっとく出来ると思います。まァ、納得できなくても腹は立ちません。
それから、韓国人の行動パターンとか思考パターンというようなものを、あらかじめインプットしておくと良いです。何で怒ったのかがすぐ分かる。何で泣いたか、何ですねたかがよくわかります。これが分かっていれば、こういう言い方はちょっと申し訳ないけど、扱いやすい人達なんです。単純明快ですから。
韓国人と言うのは、喜怒哀楽の感情が全部出ますから、感情がモロ顔に出ます。顔が怒っていれば心も怒っている。顔が泣いてりゃ心も泣いているんです。日本人みたいに能面みたいな顔をしてはらわたは煮えくりかえっているのにニコニコ笑っている、なんてことはありません。
だから、逆に韓国人の方が日本人を気持ち悪がる面もあります。