現代・起亜(ヒョンデ・キア)車が今年上半期、初めてドイツ輸入車市場で販売1位になった。現代車が1990年にドイツに進出して以来初めてだ。
10日のドイツ自動車工業協会(VDIK)によると、現代・起亜車は今年上半期、前年同期比26.9%増の8万541台を販売し、輸入車販売3位から1位に上がった。昨年2位のシュコダだけでなく、ドイツ輸入車市場で不動の1位だったルノーも抜いた。同じ期間、欧州財政危機の影響でフランス企業が5.3ポイント減、イタリア企業が9.4ポイント減となっただけに、現代・起亜車の躍進は目を引く。
しかし韓国市場では大きな利益を得られなかった。むしろ昨年より販売がやや減少した。現代・起亜車が抜けた空間に食い込んだのはドイツ企業だ。今年上半期、韓国国内の自動車市場で輸入車販売は前年比20%ほど増えた。BMW・ベンツなどドイツブランドが1-4位を占め、圧倒的シェア(64.2%)を確保した。結局、現代・起亜車が韓国市場を奪われた分、ドイツ市場で挽回しているということだ。
このため現代・起亜車の関係者の間では「これがまさに『敵進我進』戦略」という言葉も出ている。「敵進我進」は塩野七生の『ローマ人の物語』で紹介されたもので、ハンニバルがローマを侵攻すると、ローマの将軍スキピオが「敵が進軍すれば私も進攻する(敵進我進)」という戦略を使ったという。
鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長(74)は00年のグループ発足後、会社を心配する役職員にこれを聞かせ、「ルノー・フォードのような海外自動車業界の国内進出に対抗し、私たちも相手の国に進出して真っ向勝負をしよう」と述べた。
俳優チャン・グンソクが「アジアのプリンス」から「ワールド・プリンス」への夢を実現させようとしている。
所属事務所TreeJカンパニーは10日午前、チャン・グンソクが9日にプライベートでフランスのパリを訪れ、現地のファンに大歓迎されたことを明らかにした。
チャン・グンソクのパリ訪問は正式なスケジュールではなかった。しかし、入国の知らせを聞いたファンたちが空港に詰め掛けた。
パリのシャルル・ド・ゴール国際空港に集まったファンの中にアジア系のファンはほとんど見られず、ヨーロッパ系のファンたちがチャン・グンソクを出迎えるため待っていた。
チャン・グンソクは正式にヨーロッパに進出していないが、最近はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や動画共有サイト「ユーチューブ」などで関心が高まっているとのことだ。
イ・ミンホ、キム・ヒソン、イ・フィリップらが出演する新月火ドラマ『神医』(SBS)ではヒット祈願時の写真を公開した。
ヒット祈願は10日に全羅南道長興郡のオープンセットで行われた。上の3人を含むメーンキャストのほか制作スタッフ、イ・ミョンフム長興郡守も出席し、ドラマのヒットと撮影中の安全を祈願した。
スタッフを代表してキム・ジョンハク演出が「みんな頑張って良い作品を作ろう」とあいさつ。イ・ミンホは「視聴者の皆さんに愛される、胸に残るドラマになるようベストを尽くします」、キム・ヒソンも「素晴らしい出演者の皆さんやスタッフとご一緒でき、感謝の気持ちで撮影しています。事故もなく楽しく撮影できれば」と語った。
『神医』は高麗時代の武士チェ・ヨン(イ・ミンホ)と、現代の女性医師ウンス(キム・ヒソン分)の時空を超えた愛を描くファンタジー時代劇。『追跡者THE CHASER』終了後の8月13日スタート。
K-POPアイドルたちがあらためて人気を証明した。
日本レコード協会は10日、6月度の認定作品リストを発表した。これによると、T-ARAは6月6日にリリースした日本1stアルバム「Jewelry box」、少女時代はシングル「PAPARAZZI」、2PMもシングル「Beautiful」でゴールド認定された。ゴールド認定とは、最低正味出荷枚数が累計10万枚以上のCDに与えられるものだ。1カ月間で3組のK-POPアイドルがゴールド認定されたことで、あらためてその人気が実感できる。
少女時代と2PMは現在、個人活動のスケジュールに入っている。T-ARAは3日に韓国で新曲「DAY BY DAY」をリリースしたばかりだ。
SBSは11日、『幽霊』の後続で8月スタート予定の水木ドラマ『花ざかりの君たちへ』(イ・ヨンチョル脚本、チョン・ギサン演出)で台本初読み合わせ時の写真を公開した。
先月7日にSBS一山制作センター(京畿道高陽市)ドラマ・リハーサル室で行われた初読み合わせには、f(x)ソルリ、SHINeeミンホ、イ・ヒョヌ、キム・ジウォン、キ・テヨン、イ・ヨンウン、カン・ギョンジュン、ソ・ジュニョン、クァンヒ、カン・ハヌル、イ・ハヌィ、イ・アヒョン、アン・ヘギョンら出演者が勢ぞろいした。
注目は、このドラマで本格的に演技に挑戦するソルリとミンホ。ソルリは男のふりをする美少女ク・ジェヒという役に合わせ練習してきたハスキーボイスを披露、生き生きと表現した。ミンホも目を輝かせながら、演出家や脚本家の細かい指示を一言も漏らさないよう集中して聞いていた。
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