田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「巨人歴代日本一フラッグ」

2023-03-19 23:23:27 | 雄二旅日記

 WBCの余勢をかって東京ドームに巨人対日本ハムのオープン戦を見に行った。先発ピッチャーは巨人はフォスター・グリフィン、日本ハムはジョン・ガントだった。どちらもテンポが悪く見ていて疲れたが、そう感じたのはWBCでいいピッチャーばかりを見過ぎたせいなのかもしれない。

 また、レフト側の外野席で見たのだが、この日から、鳴り物、声出し応援が解禁となったため、後ろの席でマスクをしないで大声を張り上げて応援する親子がいて、閉口させられた。ただ、政府がマスクなしを認めたのだからルール違反というわけでもない。何とも落ち着かない気分になって途中で退散した。今後は、野球観戦に限らず、こうしたケースが増えることだろう。何とも悩ましい。

 ところで球場の外に、東京ドーム35周年を記念して、「巨人歴代日本一フラッグ」が掲揚されていた。69年の日本シリーズ第4戦の土井正三伝説のホームイン、同じく71年第3戦の王貞治のサヨナラホームランなど、自分が巨人ファンだった懐かしきV9時代が一瞬よみがえった。
 
 また、「読売ジャイアンツシーズンシート DIAMOND BOX篇」というCMでは、城之内邦雄(エースのジョー)と堀内恒夫(悪太郎)が共演している姿が映った。これも懐かしい。
https://www.youtube.com/watch?v=SipmRFKqRXw&t=30s

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関西人より関西人らしいと言われたバルボン

2023-03-19 07:09:40 | 名画と野球のコラボ

 キューバ出身で阪急ブレーブスに所属し、3度の盗塁王に輝き、引退後は通訳としても活躍したロベルト(チコ)・バルボン。

 さすがに現役時代は知らないが、ボビー・マルカーノやブーマー・ウェルズについての“適当な通訳”で大いに楽しませてもらった。その流暢な関西弁から「関西人より関西人らしい」とも言われた。

 キューバ革命のあおりを食って、祖国に帰れなくなり、結果的に日本に住み続けて天寿を全うするという数奇な人生を送った。WBCたけなわの今、中南米出身選手の先駆者となった人が逝ったことに何やら運命的なものを感じる。それにしても、こういう人が野球殿堂に入っていないのは本当におかしい。

 『続・拝啓天皇陛下様』(64)『クレージーの怪盗ジバコ』(67)といった映画や、CMにも出演した。


フィクションの中のダリル・スペンサー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e5b221f484d2d85322bc6b3aa8c49dce

『勇者たちの伝言 いつの日か来た道』(増山実)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7f559b527a7de0bfa83257ea7617daa9

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