『六番目の男』(55)(2008.7.28.西部劇研究会)
先日のプレ上映会に引き続き、西部劇研究会主催の上映会へ。今回は、先ごろ亡くなったリチャード・ウィドマーク主演、ジョン・スタージェス監督の『六番目の男』。見逃していただけに楽しみにしていた。
この映画の原題は「BACKLASH(反発、反動、もつれた糸とでも訳すのか)」。その名の通り、ミステリー仕立ての西部劇だが、巧みに撃ち合いを入れ込んだ見事なアクション、ロケを多用したロードムービーとしての面白さなど、ジョン・スタージェスらしいきひきびとした硬派の演出が随所に施されている。
この映画の上映時間はおよそ1時間半。内容を入れ込み過ぎて整理がつかなくなり、ただ長くなるだけの最近の映画とは大違いだ。また、今回見たのは、テレビ放送時の吹き替え版だったが、プロジェクターを使った大きな画面で見るとそれなりに映える。やはり映画は大画面といい音で見なければダメだ。
ウィドマークが出演した西部劇の私的ベストスリーは、これまでは『ゴーストタウンの決斗』(58)『ワーロック』(59)『アラモ』(60)だったのだが、いずれもロバート・テイラー、ヘンリー・フォンダ、ジョン・ウェインという大スターとの共演で、ウィドマークとしてはいささか損な役回りだった。その点、この映画はまさに西部劇スターとしてのウィドマークの面目躍如の1作。ガンプレー、馬の乗り方など、彼の身のこなしのカッコ良さを堪能することができたし、相手役のドナ・リードもなかなか良かった。
リチャード・ウィドマークのプロフィール↓
ドナ・リードのプロフィール↓
ジョン・スタージェスのプロフィール↓
先日のプレ上映会に引き続き、西部劇研究会主催の上映会へ。今回は、先ごろ亡くなったリチャード・ウィドマーク主演、ジョン・スタージェス監督の『六番目の男』。見逃していただけに楽しみにしていた。
この映画の原題は「BACKLASH(反発、反動、もつれた糸とでも訳すのか)」。その名の通り、ミステリー仕立ての西部劇だが、巧みに撃ち合いを入れ込んだ見事なアクション、ロケを多用したロードムービーとしての面白さなど、ジョン・スタージェスらしいきひきびとした硬派の演出が随所に施されている。
この映画の上映時間はおよそ1時間半。内容を入れ込み過ぎて整理がつかなくなり、ただ長くなるだけの最近の映画とは大違いだ。また、今回見たのは、テレビ放送時の吹き替え版だったが、プロジェクターを使った大きな画面で見るとそれなりに映える。やはり映画は大画面といい音で見なければダメだ。
ウィドマークが出演した西部劇の私的ベストスリーは、これまでは『ゴーストタウンの決斗』(58)『ワーロック』(59)『アラモ』(60)だったのだが、いずれもロバート・テイラー、ヘンリー・フォンダ、ジョン・ウェインという大スターとの共演で、ウィドマークとしてはいささか損な役回りだった。その点、この映画はまさに西部劇スターとしてのウィドマークの面目躍如の1作。ガンプレー、馬の乗り方など、彼の身のこなしのカッコ良さを堪能することができたし、相手役のドナ・リードもなかなか良かった。
リチャード・ウィドマークのプロフィール↓
ドナ・リードのプロフィール↓
ジョン・スタージェスのプロフィール↓