TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

熱闘!

2013-08-11 18:01:00 | 野球
2013年8月11日(日曜日)13:00~
徳島インディゴソックス2≠Q愛媛マンダリンパイレーツ
三好(河川敷)球場、晴、左中間から押し戻されるような風

 まずは、この猛暑の中、集中力を切らさなかった両軍野手陣に敬意を表したい。この試合を好ゲームにした一番の理由はここにあると思う。

 さて、暑すぎてメモを取る気にならず、かなりぼうーっと観戦した。途中、らっくさんが熱中症と思われる症状が出ていたほどである。日陰観戦にも関わらず。


 徳島の先発は小松。初回はボールが上ずっていたところを付け込まれて、大井にセンター前タイムリーを浴びる。しかし、二回からは特にスライダーが低く決まり、安定していた。愛媛の先発は古館。真っ直ぐの伸びはあったが、ボールを叩きつけたり抜けたりで、安定感はなかった。だが、粘りの投球で無失点を継続。甘い球を捉えられても、バックの好守に助けられた。二回の二死一、二塁では右中間の当たりを樋口が良く追いついた。三回裏、先頭を出した後は全く無駄のないプレーで併殺完成。但し、5回までにかなりのボールを投げていたから、6回からは伴が登板。

 愛媛は追加点のチャンスを、五回に迎えた。先頭の樋口がアウトハイをレフト線に運ぶ二塁打。中盤で追加点が欲しいところだが、ここからは下位に回るので、六番庄司には強攻策。打撃に期待が大きい打者だから、これは仕方がないと思う。だが、山口はボールを散らせて三振。最後のフォークは素晴らしいところに落ちた。続く宏誓の当たりはショート真正面。実は、ランナーにとっても真正面。戻るにせよ、スタートするにせよ、早い判断が求められるが、戻るのが遅れてタッチアウト、そして一塁転送の変則ゲッツー。

 さて、中継ぎに出てきた伴。真っ直ぐは抜け、ボールになるので、ドロップ主体。ドロップは良かった。先頭はセンターにクリーンヒットされ、送りバントと四番・龍次のとても高いキャッチャーフライでツーアウト二塁になったまでは良かったのだが。酒井の四球の時、大きく外れたボールは捕手が前に落とせないほどで、ランナーは三塁へ。そして、松嶋の初球のドロップーが、ホームの数m手前で弾む暴投で同点。

 7回表の愛媛は先頭の大井がピッチャー足許を抜ける強いゴロのヒット。二死三塁となったところで、先ほど悔しい三振を喫している庄司が、インハイの真っ直ぐに振りまけずにレフト前にタイムリーを放つ。本当に綺麗で粘り強いスイングをする好打者だと思う。

 7回裏の徳島は先頭の坂井が右打ち。投手は岩崎に。セカンドへのゴロだが、藤長は大事に行きすぎたのか、ちょっと下がったところ、炎天続きのカチカチのグラウンドのためボールは弾み、ちょっと難しいハーフバウンドになり、こぼしてしまうエラー。二死二塁で浮「吉村。今日はシュワーズさんがいないので打たないよ、とか冗談を言っていたら、アウトハイをおっつけて三遊間の良いところに転がす内野安打。東とはなかなか唸らせられる対戦だった。最後は、ややインコース寄りの甘い高めの真っ直ぐを三遊間にライナーで持っていく素晴らしいヒット。

 9回表。先頭の大井は、ハーフスイングの三振。止まっているように見えたんだがなあ。成廣は詰まりながらもレフト前に落とす。樋口の時にエンドラン、空振り三振だが盗塁成功。捕手の送球がレフト側にやや逸れたハーフバウンドでタッチできず。ここで先ほど勝ち越しタイムリーの庄司。外野は極端に前に。初球、インコース寄りの甘い高めの真っ直ぐをセカンド頭上に放ち、ライト前に落ちる。この位置ではまずホームインは無理だが、強引に突っ込ませる。ライトからの送球はゴロになったが、カチカチのグラウンドをビー玉よろしく失速せずに転がり――まるでファミスタの送球だ――、ホームの真上に来たところを捕手が捕球し、滑りこんでくるランナーにタッチ、アウト。小松投手は完投でした。

 9回裏は西川投手。先頭神谷の当たりはサードライナー。愛媛に運がある。というわけで、結局三者凡退。


 個人的には大満足の試合でした。細かいベンチワークや、プレーには色々あるけど、こういう試合を続けることが出来たら、徳島を苦しめられるのではないかな。


コメント
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