TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

尾道とか広島に行ってきました

2005-11-07 21:01:14 | よしなしごと
 最初、鉄道で行こうかと思ったが、とっても高いので主としてバスで移動。今治まで移動し、昼食を摂る。ナャ潟^ンがおいしい。また来よう。それよりもおいしかったのが、中華料理店にあった海鮮材料のはさみ揚げ。しかし、かさばるので買わずに、代わりに餃子のようなものを買う。これもまあ良かった。

 しまなみ海道という昭和の3馬鹿査定にも負けずとも劣らない、っつーか、もっとお馬鹿な(無)計画で出来た橋の見事な風景を見ながらバスで福山に移動。途中から天気が非常によくなり、この世かあの世か分からない『ご来光』のような風景であった。

 福山からもバス(路線バスだけど)で鞆の浦に移動。汽車が走っていれば観光鉄道になるのに。ここの風景も、味わい深くてよろしい。昭和中期っぽいし。だけど、一部ぴっこたんの家があった。鞆の浦観光は次の日にまわして、かわいい船で酔仙島に移動。お出迎えしてくれたのは狸。ベンチに腰鰍ッたら、背中の後ろに20匹くらい最大で集まっていた。で、近づくと距離をとりやがる。そりゃそうだな。

 食事はカニが絶品だったが、小生はアレルギーなので少しだけ。代わりに鯛だらけだが、あれだけあると辛(つら)い。

 食後は国民宿舎の人に誘われるままに海ほたる取り。ラムネ瓶に煮干と海水を入れ、海に投げ入れてから15分後に紐を手繰って瓶を上げ、そのまま中の水を砂浜にぶちまけると少し光る。で、それをパンパン軽く叩くともっと光る。8月にはビカビカに光るそうだ。暑いとよく光るそうだ。アレニウスの法則。綺麗な砂浜があれば、海ほたるはよく住んでいて、この遊びが出来るそうである。


 次の日。鞆の浦。ALWAYS 三丁目の夕日よりも古い町並み。散歩していて飽きない。しかし、バスが来たので福山に戻る。そこから尾道まで電車。

 尾道も散策に良い。街案内付きのバスに乗り、途中で降りて散歩。11時過ぎに朱華園でラーメンを食べる。ちょっと醤油辛いけど、おいしいスープにこしのある角ばった細麺、全く脂っこくない背脂であった。かなりおいしい。焼きそばもおいしそうだ。店を出るとき、恐ろしい行列になっていた。

 ロープウェーに乗り、山の上に行って文学の小路を歩きながら下る。ヘダラな俳句の中に、十返舎一九の奥行きを感じさせる句に感銘。
http://www.uonobu.jp/kankou/kankou.htm
より

『日のかげは青海原を照らしつヽ 光る孔雀の尾の道の沖』

 途中、猫がいた。蚤にやられたのか、顔の毛が抜けていて、なでてやるとかさぶたがぼろぼろ。悲惨。気持ちよさそうにしていたのでしばらくなでてやったが、キリがない。やめて歩こうとするとついてくる。完全無視を決め込むと、しばらくして消えた。

 降りてから「てまり」という店でクリームぜんざいを食べる。普通に美味。かわいい1歳3ヶ月の男の子がうろちょろしていて、本棚から『男樹』(本宮ひろ志)を取り出していた。渋い選択。店を出ると泣き叫んでいた。2年後にまた来たい。

 駅に向かう途中、これまた猫がいた。紐につながれていた。あごをなでると汽笛のような泣き声で「ナーゴ」と鳴く。ハスキーボイス。不思議な猫だ。ニャジラ系。尾道はお寺も多いし、適当な?坂道も多いので散歩にお勧め。映画のことは知らぬ。

 電車で広島に移動。瀬野から快速。八本松~瀬野間の鉄道名所は、寝てた。天気良過ぎて夫婦揃って居眠り。

 広島でプリンスホテルを探すが、小生のボケが炸裂していて、広島の南の果てにホテルがあった。小生が「ここにある」と思っていたのは、予約所であった。これは、広島球場のそばなので球場のそばにホテルがあると思っていた。おかげで市電にもバスにも乗れた(爆)。市電は、結構乗っても150円。ホテルについてから、再び市電に乗ってお好み焼きを食べに出る。これもまたアホの子炸裂で、1系統に乗るべきところを、5系統に乗ってしまったので、訳のわからないところで降り、半分迷子状態で彷徨う。適当に入った店のお好みは、おいしかった。挟まれて焼かれていた麺が香ばしくてよい。壁ではなぜかドラえもんをやっていた。正直人形の巻。懐かしい。日テレ版ドラえもんはほぼ全部見たなあ。朝日は知らん。トン平焼きも良し。


 次の日。船で宮島に行こうとしたが、一人1460円はボリ過ぎなので市電を利用。2時間弱要する。しかも、七五三と何かが重なり、さらにボートレースも重なっていたので電車は満員。船も結構混んでいた。島に着くと鹿がいたが、客が多いせいかおとなしい。鹿煎餅は買わず。2年前に食べたのと同じところで焼きカキを食べる。相変わらずおいしい。宮島に入ると満潮で、前に来たときの干潮と合わせ、二つの状態を見ることが出来たので得した気分。ぼけーとしたい神社である。ぼけーお勧め度は、京都の知恩院と並ぶ。

 帰り道、変なもみじ饅頭を食べようとバナナもみじ饅頭を食べる。おいしい。「何味の肉まんが食べたい?」と訊かれて「バナナ味」と答えたがゆえに「馬鹿がいる」と言われた某まんがのトモちゃんは正しいかも知れない、という味であった。

 原爆ドームとやらに行くとウヨ&サヨモード全開になり、臨界点に達するので妻が制止。同じ理由でヤマト関連も。「原爆許すまじ」とか「海ゆかば」を歌われると大変だろう。宮島へ行く途中、電車から遠めに見る。妻曰く、「結構小さい」。TVで見ると大きく見えるものである。

 宮島から広島への移動は酉を利用。25分。駅が少ないので速い。10分遅れでバスの速い便に乗れなかった。時刻表をキチンと頭に入れておいたら違ったのに。サテンで時間を潰してバスに乗って今治へ。今治からは各駅停車高松行きのディーゼル(キハ58)。長距離各停は乗り換え要らずで冬場は特にありがたい。JR各社は増やして欲しいものである。


 以上、こんな感じで旅行なのである。シチ難しいことはなし。
コメント (3)
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