蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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Photoshop Elements 2.0復活

2005年09月21日 | Mac
OSをMac OSX Tiger にしたことで、Photoshop Elements 3.0を購入したんだけど・・・
カラーマネージメント機能がWindows版2.0なみに退化している。

通常は、カラー設定を「完全なカラーマネージメント」(作業スペース:Adobe RGB )にしていれば問題は無いのだけれど。
(とはいえ、プロファイルが埋め込まれていれば、有無を言わさず、埋め込みプロファイルで開いてしまう。)
限定されたカラーマネージメント(作業スペース:sRGB)で使うと、sRGB以外は、カラープロファイルが埋め込まれていても、「タグのないRGB」になってしまう。保存時、sRGBを埋め込む事はできるのだが。
これってまずくない?

Windws版の悪いところに汚染されてしまっている。

2.0だったら、プロファイルが違えば、作業プロファイルに変換しますか?それとも、埋め込みプロファイルで作業しますか?と丁寧に聞いてくるのだが。
つまり、2.0で使えた、プロファイル変換(Adobe RGBからsRGBへの変換 あるいはその逆)ができなくなっちゃっているのだ!
これは明らかに退化。

というわけで、2.0を復活させてしまいました。(^^;)

一応、Tigerでも動いているので、フルバージョンのPhotoshopを購入する元気のない人でも、色にこだわるなら、2.0をショップで見かけたら買いだと思います。
ただ、3.0ではタブレットのオプションが設定できるようになったり、カラーがパレットを使えたり、何種類か選べるようになって、手描きには都合が良くなっている。
3.0は、写真の初心者(よけいな事を考えずにPhotoshopまかせでそれなりにできる)とMacで絵を直接描く人には良いかもしれない。
2.0はフルバージョンまではいらないけどそれなりにこだわりたい人向けといった気がします。

P.S.
以前紹介したWindows版2.0でのプロファイル変換の裏技を使えば、プロファイル変換は、一応できるようです。

iTunes + QuickTime アップデート

2005年09月08日 | Mac
今朝、iPod nanoが発表されたけど、かっこいいねぇ!
でも、先日シャッフル買ったばかりだし・・・
しかし、これだと写真や絵をカラーで持ち運べるぞ!
なんて考えていたら・・・・

ほよぉ!
先日4.9になってポッドキャストが!って喜んでいた iTunesが5.0になってるし、QuickTime も7.02になってるぞ!

アップデートは、ファインダーのアップルマークの下にあるソフトウエア・アップデートを押すだけなので簡単だ。

で、何かが変わったか?
インターフェースが一新して、検索バーが付いたのが目玉みたい。
ランダムシャッフルも対象を調節して、聴きたい曲を聴けるようなってる。
あと、お子様向けのプロテクト。
詳細は、アップルのページで(^^;)

Safari2.0ってColorSync対応してる!?

2005年09月05日 | Mac
さっき、本館(画像展覧閣 蛸林堂)のギャラリーに【娘20 日溜まり】を大きいサイズでUPして、ブラウザで確認していたら・・・

あれ!? FireFOX 1.06 で見るとなんか色が薄い。

でもって、Safariで見たら、ちゃんと見える。(PhotoShopやOSXのプレビューで見たのと同じ色)
本館で公開している絵は、カラープロファイルを埋め込んでいるのだが、どうやらSafari 2.0でColorSync対応したらしい。
環境設定やAppleのホームページにはそれらしい事は書いてなかったのだが。
Appleさん、やるじゃん!

プリンタと格闘

2005年08月29日 | Mac
以前から、ポストカードというか、自分で描いた水彩画の電子版画を作りたいなと思っていたのだが、従来持っていたプリンタは、染料インクで耐水性も、耐光性もよくなかったので、顔料インクのものが欲しかった。
最近、染料インクのプリンタのノズルがよく詰まるので、印刷するインクよりも ノズルのクリーニングに使うインクの量が多くなってるんじゃないかと思い、OSXにしたこともあって、試しに、顔料インクの一番安価なプリンタを購入してみた。
EPSONのPX-V500だ。

早速、ドライバをインストールしようとしたところ、途中でスクリプトエラーでインストールソフトが止まってしまい、しょうがないので、それらしきフォルダから直接インストールした。

で、早速Photoshop Elements 3.0からプリントしてみたのだが・・・・色が出ない。全然薄い。

プリンタのカラープロファイルもインストールされていない。
従来の染料インクのプリンタものもやってみたのだが同じ・・・・
しかたないので、一旦クラッシック環境でインストールして、カラープロファイルを持ってきた。

しかも、9.xで出ていた、設定ウインドウがでてこない。
ありゃ!?
10.4にはドライバがまだ対応していないのかな・・・・
なんて半分あきらめモードだったのだが、NETを調べていてやっと見つかった。
「印刷部数と印刷ページ」というところをクリックすると、細かい印刷設定がでてきた。
でも横文字で(^^;)
設定は、スタンダードになっていた。これを、ベストにしたら、9.xで適正と思われるプリントと同じになった。

まだ、いまいち解らないところもあるのだが・・・
これから、テストしてみようと思う。

ただ、4色インクは色域が狭いようだ。
私の描いた水彩の感じはコピーできない。

しかし、この上の顔料インクのプリンタはPX-V500の4倍の価格だもんな・・・・
出力センターに出した方がいいかもと思ってしまった。(^^;)


iMove HD (iLife)でQuick Timeを読み込む。

2005年08月24日 | Mac
OS9.xで使っていたiMove では、Quick Time ムービーのファイルは、そのままでは読めなくて、QuickTimeをProにして、ストリーム形式にしなければ使えなかった。

Appleのページの説明にもそう出ていたので、iMove HDでも編集するには、Proキーを買わなくちゃ・・・と思っていたんだけど。

試しに、以前ShadeやBryceで書き出したQuickTime ムービーをiMove HDにドロップしてみた。

なんと、ちゃんと読み込んで、編集できるじゃん!!

という訳で、Quick Time 7をProにしなくても済みました。

iMac G5 が、やってきた。

2005年08月22日 | Mac
第一印象は、動いていないとき(画面が消えているとき)のiMac G5って・・・白いボディーが「無印良品」みたい。
でも、スイッチが入って動き出すと、オシャレ。やっぱりMacですね。
同梱されていたマニュアルは、おむすびMacでは厚紙に1枚でしたが、製本されたものが付いていて、ちょっとだけとっつきにくい気がしましたが、いざスイッチをいれると、それを見る必要もありませんでした。
新しいiMacは、G5を積んでいるので、熱の問題でおむすびMacには無かった冷却ファンがついてしまって、CGを作ったりしているときなどのフルに動いているときは、ちょっと音がしてしまいますが、仕事場のWindowsマシンよりは遥かに静かです。
OS9.xと比べると、OSXはUNIXなんでアカウントとかが、ちょっとまどろっこしい気がしましたが、起動してしまえばあまり気になりません。
(ログアウト後の再ログインもWindowsのように、ctrl+Alt+delete を押すひつようはないです。)
ランチャーとメニューバーにあった動いているアプリの表示は、Dockに代わったって感じですね。
フォルダのカラーラベルもTigerになって?復活したし、これは便利です。
Quick Timeで動画を見ていみたのですが、OS9.xでは一つの動画しか再生できなかったのが、Tiger では、沢山の動画を同時に再生することができたのには驚きました。
残念ながら、音は、アクティブなものしか聞こえないのですが、全部聞こえたら何がなんだかわからないですよね(^^;)
それから、OS9.1でFireWire で使っていた外付けHDDも、そのまま挿すだけ(ドライバを入れる必要もなく、初期化もせず、9.1のHDDをバックアップをしていたまま)で使えて、OS9.1で使っていたファイルを読み込めました。

そうそう、先日仕事場で使っているWindows PCが、XPになったんですけど・・・・
見た目は、OSXに似てますが、似て非なるものです。メニューバーが標準のセンスの悪い青の他に、最初からオプションでMacみたいなシルバーがあるのはなぜでしょう?

Macだと、いつも同じ場所にメニューバーがあるけど、Windowsは、ウインドウの場所によって変わってしまう。
Windowsは、どのファイルを使っているかは解るけど、どのプログラムが動いているかは解らない。Macなら、それらは一目瞭然。
Macなら見たいところがすぐに見えるんですけど、カッコだけ真似したWindowsは、なぜそういうレイアウトになっているか全然理解されていませんね。
Macにある、ウインドウサイズを自動調整に慣れてしまうと、手動で調整しなければならないWindowsには嫌気がさしてきます。
MacだとタイトルバーをタップするとDockへ片付けるんだけど、Windowsだと全画面表示。
きちんとしまってくれるMacに対し、Windowsは、とりあえず見えないようにしちゃえみたいなで整理できない泥縄的な感じです。
使う身になって作られていて直感的に使えるMacに対し、付け焼き刃でアプリを作る側の都合で仕様がめちゃくちゃなWindowsは、所詮真似児だからしょうがないのでしょうか。SpotlightやAutomatorがついてMacは常にWindowsの先を行ってるって感じは、より確かになっていますね。
Windowsにもそういうソフトはあるよって言う方もいらっしゃるでしょうが、所詮それは付け焼き刃。インターフェースが、統一されていないのでMacにはかなわないという印象は、私には拭えなかったです。

やっとMac OSXに

2005年08月17日 | Mac
ついに、iMac 17in を買って、OSX Tiger にしました。
とりあえず、PhotoShop Elements 3.0 と、Painter Essentials 2 をインストール。
実は、Painter Classic(新しい方) を入れたんですが、タブレットで描けなくて・・・
マウスでは描けるんですが、なぜなんだろう?
最初は買う気なかったんですが、しょうがないので急きょ Essentials 2を買ってしまいました。(^^;)

Shade は、Rev.4を、しばらくはクラッシック環境で動かすことにしました。

あと、USBメモリ代わりにiPod shuffle も(^^;)

Quick Time なんですが、Proキーって振り込みで買えるのかな?
この為にカード使うのもやだしな・・・・
安価で、Proキーが付いたソフトかあるかな????
なんて考えてます(^^;)

あと、今まで、iTextで書いていた文章なんですが、OSX版 iTextでうまく読めないんです。
リッチテキストで保存し直せば読める事は分かったんだけど・・・・
なにせ量が・・・・まいった。(^^;)

iTunesのデータベース。

2005年07月08日 | Mac
iTunes ってCDのアーティスト名、アルバム名、ジャンルなんかの情報をNETに繋いでAppleのデータベース?から所得できたんですね!

今までは、NETに繋いでCDを聴くなんてことしてなかったので、ぜんぜん気がつきませんでした。
インディースなどがNETで公開しているMP3ファイルにはそういったデータが埋め込まれていてiTunesで表示できるのは知っていたのですが。
CDの音楽をMacに保存する時は、いちいち手入力していた私はバカだったです(^^;)

これならiPodでも楽ちんですね。

PhotoShop Elements で合成

2005年07月06日 | Mac
PhotoShop Elementsでの2枚以上の絵を合成する場合だが、おおざっぱに2つの方法があります。
1つは、消しゴムで絵を透明にする方法。
2つ目は、レイヤのグループ化を使う方法。

前者は、手軽なのだが、細かい修正ややり直しが面倒(アンドゥでするしかない)
通常の「消しゴムツール」の他に、「背景消しゴムツール」や「マジック消しゴムツール」もあるのですが・・・細かい事をやるには、いまひとつ。

で、2つ目の方法を。

この方法には、実は、2種類の方法があるんです。
一つは、通常のレイヤーをマスクレイヤとして使う方法で、透明な箇所は消しゴムで消す。
でも、1つ目の方法と違うのは、ペンで塗れば、消した箇所が復活すること。

そして、隠れ技?は・・・・
調整レイヤの「塗りつぶし」を使う方法なんです。
描画に黒、二次色に白を選んでおいて、これを使い分ける事で、LEなどであったレイヤマスクと同じ手法が使えます。
黒で描画すると透明、白で不透明になります。

前者と後者、それぞれの使いやすい方法で試してみて下さい。

PhotoShop LEと、PhotoShop Elements 2.0しか手元にないのですが、3.0でも同じようにできるよとかコメント貰えると嬉しいです。

Photoshopで出力

2005年07月01日 | Mac
Potoshopでのカラーマネージメントは、オリジナルのカラースペースを保ったままいろいろな機器に合わせて色変換をして出力できます。
また、カラースペースとして、充分な広さを持ったAdobe RGBを標準として、画像を変更せずにいろいろな機器に出力する事ができます。

前者を取るか、後者を取るかは、色々意見もあるかと思いますが、標準的で充分な広さを持ったAdobe RGBのカラースペースを用いる後者の方法が推賞されているようです。

さて、今回は、いろんな入力機器から得られた絵を、Photosop Elements2.0で再現性よく出力する方法を述べたいと思います。
やりかたは、今までの逆をやればいいんですよね。
つまり、ソースをAdobe RGBに、ターゲットを出力機器のプロファイルを指定すれば良いわけです。
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Photoshop Elements 2.0での印刷でのやりかたは、「プリントプレビュー」で「その他のオプション」を開き、ソースカラーベースを画像のカラースペース(Adobe RGB)
プリントカラースペースを、プリンタのプロファイルを指定します。
マッチング方法は、「知覚的」か「相対的な色域を維持」を選べば良いと思います。
ここで注意することは2つ。
印刷する紙によって色合いが変わる為、たいてい何種類かのプロファイルが用意されているので、それに合わせて選ぶ。

もうひとつは、ここがポイントで、「用紙設定」でプリンタドライバを呼び出し、EPSONでは、「印刷設定」の「設定変更」で「色補正無し」を選びます。
ここで、プリンタドライバの推奨などを選んでしまうと、Photosopとプリンタドライバで二重に補正されてしまうからです。
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ホームページなど使う画像は、一部の環境 「Mac + IE 5.0以降でColor Syncを有効」にしている場合以外は、ディスプレイの色域でしか見れません。
ですから、Adobe RGB から一般的なディスプレイの標準であるs RGBに変換してやれば良いわけです。
やりかたは前回述べましたのでそれを参考にしてください。

スキャナの画像を標準色空間で渡す。

2005年06月30日 | Mac
CG(モニタ)、デジカメからの入力したものを標準色空間(Adobe RGB)に変換できるような方法を、前々回、前回と書いてきましたが、今日は、スキャナでの方法を書きたいと思います。

私が、使っているのはEPSONのGT8400ですが、他のスキャナでも類似の事はできると思います。(たぶん(^^;) )

スキャナでは・・・・
スキャナドライバの環境設定の画面を開き、カラーでColor Sync を使い、ソースをスキャナのプロファイル(EPSON標準等)に、ターゲットをAdobe RGBにするだけでOKです。

これで、スキャナ特有の色空間を、Adobe RGBに変換して、Photoshopに渡してくれるようになります。(たぶん)

Macだと、こんな感じでとても簡単なのですが・・・・
Winもにたような方法ができるんじゃないかな?(^^;)

PRINT Image Matching

2005年06月30日 | Mac
「プリンタは独自の補正を施さず、デジタルカメラの意に従ってプリントします。」というふれこみなのだが・・・

Adobe Photoshop用「PRINT Image Matching II」プラグイン
というのがEPSONのサイトにある。
対応ソフトは
Adobe Photoshop 7.0/Adobe Photoshop 6.0/
Adobe Photoshop Elements/Adobe Photoshop Elements 2.0

http://www.i-love-epson.co.jp/products/pim/plugin_psd.htm

通常デジカメデータを直接読み込むと sRGBで読み込んでしまうのだが、これをつかうと、EPSON RGB 2001で読み込むようである。
必要に応じて、Adobe RGBに変換すればよい。

色空間が少し広がるようなので、プリンタの性能を出しやすい感じがする。
けど・・・・
もとのデータにはsRGBが埋め込まれているようなので、良いのか悪いのかは、自分で試して確認してみて下さい(^^;)

また、埋め込まれている撮影データが消失するので、オリジナルは別に保管しておいた方がいいですね。

Potoshop Elements 2.0でのカラープロファイル変換

2005年06月27日 | Mac
Mac版のPotoshop Elements 2.0なら、簡単である。
ファイルを開くときに指定してある作業プロファイル(普通は、Adobe RGB)とプロファイルが異なったり無かったりすると、どのように開くか聞いてくる。

1)プロファイルが異なる場合は、作業プロファイルに変換を選べばいい。
2)プロファイルがない場合、Macで他のCGソフトなどで作った場合は、モニタのプロファイルを指定し(または、推定できるプロファイル)、次に作業プロファイルに変換する。

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さて、困ったのはWindows版である。

1)埋め込みプロファイルがない場合は、タグのない画像として開かれる。
作業中は、作業プロファイルで表示される。
これは、作業中にカラー設定を変更すると表示が変わるのでわかると思う)
保存する場合は、作業プロファイルを埋め込むことが出来る。

 したがって、埋め込みプロファイルがない場合は、「限定されたカラーマネージメント」(sRGB)で開いて、保存時にsRGB(Windows標準)を埋め込む。
ここで問題なのはプロファイルのない画像はsRGBとしてしか扱わない。
Windowsでは標準がsRGBであり、ない場合はsRGBとして扱うのがWindowsの仕様なのだ。
この後、Adobe RGBに変換するときは、下記の方法で行う。

2)埋め込みプロファイルが作業プロファイルと異なる場合、有無を言わさず、埋め込みプロファイルが使用される。
さて、どうやって変換するかだが・・・・

つぎのようにすれば、作業プロファイルに色変換し、作業プロファイルで保存できる。

  1)作業プロファイルを最終的なカラープロファイル(通常はAdobe RGBかな)に設定。
  2)画像を読み込む。(埋め込みプロファイルで読み込まれる)
  3)画像ファイルと同じ大きさの新規カンバスを用意する。
  4)読み込んだ画像を新規カンバスにコピー&ペーストする。
  5)カラープロファイルにチェックして新規画像として保存