蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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tdw094【娘21 黄葉】

2006年11月21日 | 
【娘21 黄葉】
水彩(W&N) SM(WATER FORD)
先日購入した、耐水インクのペン(School G)を使って描いてみた。
インクは、黒じゃなくてセピア、水彩の場合はこっちの方がいいような気がしたから。
鉛筆と違ってペンだと線がカッチっとするので、イラスト調。
シャトルさんの言うイラ水?
鉛筆であたりをつけた後ペンで墨入れをして鉛筆の線を消すといったことを、何枚かの下絵で練習。
線を意識すると、現代の漫画の絵って日本画がルーツなんじゃないだろうかって思う。

絵の具も新色を使ってみた。
今まで紫は「パーマネントモーブ #491 PV16」を主に使っていたのだが、フレンチウルトラマリーンにバーントシェンナを混ぜて無彩色になるように、黄色と混ぜて無彩色になる色を捜してみた。
とりあえず、ウインザーイエロー(PY154)やニューガンボージ(PY153)と混ぜてグレーを作れる「ウルトラマリーン・バイオレット W&N #672 PV15」を発見。
(レンブラント、ラウニー、マイメリブルーやシュミンケホラダムにも同色がありました。ホルベインはミネラルバイオレットという名前です。W&Nコットマンやターレンスのヴァンゴッホには該当するような色は無かった。)
昔からあった色みたいなんだけど、今まで気がつかなかった。
モーブよりも青っぽい紫。硫黄を含んでいるようなので、ウルトラマリーンと同様に酸の入ったメディウム(ウォーターカラーメディウム等)は使わない方が良さそう。
ちょっと彩度が少ないように感じる冷たい感じだけど柔らかく奇麗な色だ。

980円DVDを衝動買い

2006年11月19日 | その他
コンビニの入り口近くに置いてあったビデオの棚に980円という文字を見つけて、サッとタイトルを見たら「エイリアンVS.プレデター」を発見。そして、その隣に置いてあった、「i,ROBOT」も一緒に購入。

「i,ROBOT」けっこう面白かった。
ロボット工学博士の死、その謎を探ってロボットを追う刑事はサイボーグだった。

i,ROBOTっていうタイトル。
映画の中でのロボットやコンピュータとのやりとりに、そういえばiMacって音声コントロールができたんだっけと思いだした。
使ってないけど・・・

踊るロボットやコンピュータの音声入出力を考えると、i,ROBOTの世界もそう遠くないのかなと思ってしまう。

そして、この映画、奴隷として飼われていた猿が革命を起こすという、「猿の惑星・征服(CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES、1972年)」を思いだした。

「エイリアンVS.プレデター」は、物語の背景を上手く考えたなぁと妙に設定に納得してしまった。

耐水インクのぺん(万年筆型)

2006年11月09日 | 芸術、技法
淡彩スケッチを描く為に携帯出来るペンとして万年筆型のものを捜してみた。
しかし、水彩絵の具と併用出来る耐水性となると殆どなく、ゾルインクとつけペンでは携帯するのはちょっと辛かった。

とりあえず、なんとか使えそうな物を2種ほど見つけた。

タチカワ株式会社 新ペン先 スクールG
細字(0.2~0.5mm)と極細(0.2~0.3mm)がある。
水彩絵の具と併用しても耐水性は申し分無く、インクも交換出来る。
しかし、太めのGでもペン先はやや固く強弱をつけにくい。

COPIC ドローイングペン
太さは極細(F01)と太書き(F02)がある。
軽い耐水性で水彩やカラーインクの使用にはあまり向いていないとの事だが、サッと塗るぶんには、水彩絵の具をかけても滲みはひどくない。
なんとか使えるレベルかな。
でも、ケント紙のような滑らかな紙では、滲みが大きい。
ペン先は、比較的柔らかく、強弱が付け易くGペン感覚だ。交換インクは無く使い捨て。

どちらも、コミック用途を狙っているらしく、コミック用品を置いている画材屋さんでないと置いていないみたい。

P.S.
どちらのペンも、インクは、黒だけではなく、セピアがある。
昔の、西欧の画家がセピア(烏賊墨)で描いていたのを気取ってセピアインクでのスケッチもいいかもしれない。
線が柔らかく感じるし、淡彩には黒よりもいいかも。
キャップと柄の一部がセピアになっているので筆箱の中でも黒と間違える事は無い。
という訳で、スクールGのセピアも買ってしまった。

写真)
右、タチカワ 新ペン先 スクールG
中、COPIC ドローイングペン(F02)
左、比較用のPIROT Vpen ペン先が固く、耐水性もなく残念ながら水彩絵の具と併用は出来ない。価格は最も安い。

COPIC 画箋筆

2006年11月05日 | 芸術、技法
耐水インクの筆ペンで気に入っているTOMBO筆之助「しなやか仕立て」なのだが、ペン先が柔らかくて一般受けしないのか、最近チョット入手が難しい。「しっかり仕立て」は見かけるのだが・・・・

そこで、画材屋さんで代わりになるものはないかと色々捜してみた。
見付かったのが、COPICで出している 「画箋筆」ペン先はフエルトではなく、ナイロン筆。
このタイプの筆ペンでは耐水性が良くないのが多くて水彩絵の具と併用しようとすると滲んでしまい使えるものが見付からなかったのだが・・・
「COPIC 画箋筆」は、乾きが若干「筆之助」より遅いのだが、水彩絵の具と併用しても、そんなに滲まない。
筆の強弱は、筆之助よりも範囲が広く、早い筆運びでは掠れも出来る。
けっこう使えそう。

でも・・・・
一つ難点が。
価格が、筆之助の3倍以上。
もうちょっと手頃なら良いのだけれど・・・

写真)
左:筆之助 しなやか仕立て / 右:COPIC 画箋筆