蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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フライングウイングの設計

2010年11月26日 | Nurflügel
主翼の後縁に水平尾翼が繋がっているとしてテールモーメントを求め、そこから水平尾翼の面積を求めてみると・・・
水平尾翼容積を0.33とすると主翼翼弦の1/3の幅が必要でした。

多くの全翼機の場合もっと小さな面積しか水平尾翼として働いていないとすると重心位置が非常にシビアであることも頷けます。

水平尾翼として1/3の幅が必要ということは、主翼としては2/3の面積しか働いていないのかな?

一般的な形式の場合に重心位置は40%位。
全翼機の重心位置が25%とすると、この比率で主翼として働いている翼弦に対しては37.5%と略同じ位置になります。

そんな感じの仮定で2種類の全翼機を描いてみました。

今後の課題ですが、主翼の最大翼厚位置もそれに応じて前方に移動した方が良い結果がでるのでしょうか?
通常の翼が25%位置とすると・・・全翼機では16.7%位置となりますが・・・

HLGの設計

2010年11月20日 | グライダー
次期HLGの設計を始めました。
スパン1000mmと750mmでとりあえず描いてみました。

水平尾翼の面積を主翼面積の1/10とすると翼弦長が同じならテールモーメント長は同じになるので750mmのほうはズングリしてしまいます。

垂直尾翼面積を主翼の側面投影面積と同じくらいにすると、1000mmでは水平尾翼の後ろ、750mmでは垂直尾翼と略同じ位置になりました。

主翼は翼端付近の弦長をなるべく短くし面積を稼ぐ為に、とりあえず楕円で計算してデザインしてみました。

先に制作したHLG 900とHLG1000の操縦性と安定性の感じから、主翼には後退角を持たせる事にします。
エルロンのヒンジラインを直線にするとこんな感じになりました。

エルロン+エレベーターの2chを考えています。
ただ、製作が滞っているエルロン機をテストしてその結果によっては1000mmの方はラダー機にするかもしれません。
その場合は上反角は二段にしたいと考えています。

750mmの方は滞空性よりも運動性を期待しエルロン+エレベーターに決定です。
というのは・・・山椒のリベンジの為の実験機を企んでいるからです(^^;)
それとミニサイズでの翼弦長重視の低アスペクトレシオ翼の可能性です。

今日のフライト

2010年11月07日 | グライダー
久しぶりにMini 1000を飛ばしてきました。
ランチを繰り返すうちに感覚を取り戻してきました。
初期高度は大事ですね。
やはり上空の方がサーマルは強い感じがします。
バンジーですと簡単に高度がとれるので忘れてしまいがちなのですが・・・

もうすこし初期高度をとれる機体をなんとか作らなければ・・・
その前にランチテクニックという話もありますが(^^;)