蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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tdw107【筍】

2007年04月22日 | 
【筍】アクリル(Liquitex) SM(WATER FORD)

竹林では、筍狩りをしている人たちが集まって、筍パーティーみたいな事をしてました。
筍の天ぷらや刺身でも食べていたのでしょうか?

スーパーでも山のように積まれていたし・・・
旬ですね。

アクリル絵の具の乾燥防止

2007年04月21日 | 芸術、技法
アクリル絵の具は、乾燥が速いのが良いのだが、描いている途中で溶き皿の中で乾燥してしまう。
専用のウェットパレットもあるようなのだが、皿をラップで覆ったり、フタをすることで防いでいた。
今日、ドラッグストアーの化粧品売り場で、香水用(写真左)と化粧水用(写真右)のスプレー容器が置いてあったのを見つけ衝動買いしてしまいました。
これで、時々霧をかけてやって絵の具の乾燥を防ごうと思ったわけです。
100均の霧吹きも悪くないのだが、化粧品用だと小型で、作りも良く霧も細かいようだ。
香水用(スポイト付き)は、容量が小さいので、水彩絵の具を吹くのにもよさそう。

白の絵の具

2007年04月16日 | 芸術、技法
白の絵の具と言えば、水彩では、チタニウムホワイト(オペークホワイト)とチャイニーズホワイト(ジンクホワイト)ですが、隠蔽力は随分違います。
前者が非常に高いのに対し、後者は半透明な感じ。

ガッシュのセットでは、チタニウムホワイト、透明水彩ではチャイニーズホワイトが一般的でしょうか。

で、ガッシュで描く時にもチャイニーズホワイトを使ったら、とっても使い易かった。特にパレット上での混色は、絶対こっちの方が良い。
(メーカーでの混合色も水彩の場合はチャイニーズホワイトが使われている場合が殆ど。)

単独でハイライトを入れる時のような使い方ではチタニウムホワイトの隠蔽力は優れているのだけれど、透明感のある柔らかい感じは微妙な色の調整にはもってこいの感じだった。

日本画用の胡粉も良いのだけれど、バインダーと練らなければいけないのでチョット面倒。
チューブタイプの胡粉を調べてみたら・・・チタニウムホワイトが混ぜられているようだったので、買うのは止めちゃった。

両方とも光触媒としての機能があるようで、退色が気になり、あまり使用しなかったのだけれど、あまり気にしなくても良さそうと思えてきました。

ちなみに、黒も、一般的なアイボリーブラックよりも、粒子の細かい、ランプブラックの方が良いみたい。

tdw106【雪の峰】

2007年04月11日 | 
【雪の峰】ガッシュ(HOLBEIN) はがき(WHATMAN)

水干絵の具で描く前に、習作としてガッシュで描いてみた。
下地は、クサカベのグリーンゴールドのピグメントをアラビアガムで溶いたものを塗ってみました。

ガッシュ(不透明水彩)ってあんまり使った事なかったんだけど、水干絵の具に似てるかなと思い使ってみました。
白を積極的に使って描くことと、描いている時の感じは、なんとなくパステルに似ていると感じました。
パステルよりも揃える色数が少なくて、似たような表現が出来るガッシュって意外とお手軽かも。

金泥もどき

2007年04月09日 | 芸術、技法
金箔を扱うのは、ちょっと難しそうなので、クサカベのピグメントで「グリーンゴールド」というのを買ってきた。
(値段からすると金という事は考えられない。たぶん、真鍮か青銅の粉じゃないかな?)

ただ、膠水を加えて練るだけでは、ダマになるみたいな感じでダメ。
アラビアガム液でも試したけど同じ。

金泥の溶き方を調べてみると・・・
1)薄めの膠水を加えて練る。
2)加熱し水分を飛ばす。
3)多めの水を加えて上澄みを捨てる。
4)膠水を加えて練る。
(これを何度か繰り返すらしい)

実際にやってみると、牛乳を沸かした時のような膜と、中間層はほとんど水、そして底の沈殿物に分かれる感じで、何度かやらないと奇麗に分散しない。
粉の表面を樹脂が奇麗にコーティングしないとうまく行かないらしい。

ナカガワ胡粉の「銀パール」は、膠で溶くだけで奇麗に混ざったんだけどなぁ・・・・

ふっと思い、手元にあった、オックスゴール(牛の胆汁:界面活性剤)を一滴たらしてみたら・・・
膠水を混ぜただけのものでも、奇麗に混ざってしまった。
実際に紙に塗ってみたけど、奇麗に濡れたし、粉の浮き(剥がれ)も無い。
これ結構使えるかも。