蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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HLG 製作 2

2008年10月22日 | グライダー
スタイロフォームを翼の平面型に切り出しました。
翼の平面は、図の通り、楕円翼の変形です。
とりあええず、楕円を描いて、コード方向の寸法はあまり変更せずに 30%位置が長手側の直径?になるよう変形させたものをアレンジしました。

小型機だと、翼端渦の中に外翼のかなり部分が入ってしまうと思うので、テーパー比は大きい方が有利かなとも思ったりもしています。


HLG 製作

2008年10月20日 | グライダー
重い腰を上げて、翼の切り出し用治具をカットしました。
熱線カッターがちょっと弱いようなのと、楕円翼と言う事で、片翼を一枚ではなく、2枚に分けて切り出す事にした為、ゲージは3枚作りました。

主翼 考

2008年10月17日 | グライダー
次期 ハンドランチグライダーを設計する上で、鳥の翼を調べてみた。
羽ばたきをあまりしないで滑空を得意とする2m以上鳥の翼をよく見ると・・・
降下したり速度を出したりするときこそ、カモメやアホウドリの翼端は尖っているようにみえるし、猛禽類は風切羽の間に隙間ができて、先進的なウィンググリッドのようだ。

でも、アホウドリやカモメ、鳶や鷹・・・ほとんどのというか全ての鳥は、空気をフルに掴んで滑空しているときは楕円翼。
先端が尖っているように思われている燕さへ滑空時は楕円翼なんだ・・・

ということで、昔から効率が良いとされている楕円翼に挑戦してみることにしました。

翼断面は、小型グライダーなら、抵抗と揚力のバランスからすると紙飛行機のように平板を曲げてキャンバーを付けた翼が良さそうなのだけれど、さすがに1mサイズになると強度の問題が・・・・
で、鳥を参考にすると翼の厚みは、強度を持たせる為に芯材となる骨を通して、それを滑らかな平面で如何に抵抗無く空気を流すかと言うことになるのではないかと・・・
C/Lのスタント機がNACA0018の翼の後ろに空戦フラップを付けたような感じ。
もちろんグライダーなので、最小限の翼厚にするべきだと思うけど。
ただ、ちょっと この形式は未知数なので、まず、普通の半対象翼でやってみます。
うまく行ったら、このタイプに挑戦します。

Winggrid
http://www.allstar.fiu.edu/AERO/winggrid.htm
http://www.tu-ilmenau.de/fakmb/Voegel-als-Vorbild-f.4033.0.html