蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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FW 長元坊 Ver.3 製作 06

2010年08月31日 | Nurflügel
主翼の台座と尾翼固定用ブーム箇所の加工を行いました。

台座は1mm航空ベニヤに右下にある四角のナットを回り止めの板と脱落防止のバルサのサンドイッチ構造。
テールブームはポッド内に固定枠を取り付けて固定しました。

垂直尾翼はブームに直接固定か台座をつくり取り外し式にするかは検討中です。

FW 長元坊 Ver.3 製作 05

2010年08月29日 | Nurflügel
ポッドの凹みをパテ埋めして、スタイロフォームをかきだしました。

スタイロフォームの雄型の表面にある発泡穴のレプリカがポッドの内側にしっかりできていてポッドの内面はかなり凸凹しています。

ある海外サイトでスタイロフォームコアの上にフィルム貼りをしたものを雄型にしていました。
アイロンで貼っているのですが、コアが溶けるのではと心配で行いませんでした。
しかし、発泡穴のレプリカには余分な樹脂が付いてしまっているわけで軽量なポッドを作るにはこのような前処理を行った方が良いのかもしれないですね。
この凹凸は強度を増す効果もあまりなく樹脂の量だけが増える訳ですから。

それと、表面のシワをパテ埋めするのも重量増加になってしまいます。
後の手間を考えると丁寧にラップを巻くことが大切ですね。(^^;)

note)
左はHLG 右が長元坊

FW 長元坊 Ver.3 製作 04

2010年08月22日 | Nurflügel
ポッドをエポキシ樹脂で固めました。
この後、サンディングで取りきれない凹みやハッチとの合わせ目をパテ埋めして整形します。

木型を作って雌型を作ってしまえばいいのでしょうが、まだ設計が定まっていないのでスタイロフォームを使ってのワンオフです。

スロープ ロケット?

2010年08月19日 | Limit Ex slope glider
Limit EX (Mk3) という18"(約46センチ)のスロープグライダー を見つけました。
風が強い日が続くので作ってみようかな?
バンジー(カタパルト)でも楽しめそうな気がするのだけれど。

Limit Mk3とEXとの違いはエルロンの長さのようでMk3の方が短いです。
EXは2番リブから、Mk3は3番リブから翼端ブロック内側まで。
Mk3の図面にはフォーム翼用のテンプレートも描いてあります。

DATAFILE
Name: Limit EX
Model type: Aerobatic slope soarer
Designed by: Julian Beckett
Wingspan: 18"
Fuselage length: 191/2
All-up weight: 8oz
C of G: 55mm from root l.e.
Recd No. channels: Two
Control functions: Aileron and elevator
Control surface travel: Aileron - 5 to 6mm each way, Elevator - 4mm each way

modelflying.co.ukのLimit EXの記事
RC-Networkの記事 Mini Hangsegler Limit-Ex
RC groups のにある Limit Mk3の記事と図面

Limit EX Part 1 Video
Limit EX Part 2 Video
Limit EX Slope Soarer - Slope Rocket! Video

P.S.(08/20)
図面から算出すると
翼面積:4.5dm^2
飛行重量:8oz (227g)
翼面荷重:50g/dm^2
これから失速速度は35km/hr (9.6m/sec)
巡航速度を1.5倍とすると 52km/hr (14.5m/sec)
スロープロケットというのも誇張ではなさそうです。

120g位に仕上げて、翼面荷重27g/dm^2 あたりにすれば失速速度 25km/hr (7m/sec) 巡航速度 38km/hr (10.5m/sec) まで飛行速度が落とせそうなので、後はウエイトで調節する方が良さそうに感じます。
幸い胴体も太いのでウエイトを積む場所も確保できますし。

Min.SAL (900mm)の改造

2010年08月13日 | グライダー
スチレンボード翼のMin.SALの方ですが、3mmスチレンペーパーを折り曲げて製作したため前縁半径が大きく(r=1.5mm程度)走りが悪い気がしたので前縁部に手を入れてみました。

ナイロンテグスを前縁にポリプロピレンテープで貼付けるというなんともアバウトな方法ですが・・・
これによって前縁半径は0.6mm程度に小さくなっています。

(翼厚:6%、最大翼厚位置:30% 、前縁半径:0.5% )

効果のほどはといいますと・・・思ったよりも良好です!
前縁をバルサを削って作ってあるMin.SAL1000mmに近い走りになりました。
走らないのは、こちらの方が翼面荷重が少ないからかもと思っていたのですが、それだけが原因ではなかったようです。

やはりグライダーにとって翼は命ですね。