蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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tdw037 【流れ落ちるもの 2】

2005年05月28日 | 
【流れ落ちるもの 2】アクリル 岩絵の具 SM

アクリル(リキテックス)で描いていたものです。
水彩と違ってある程度描き直しが効くものの、透明感を出そうと思うと、今の私には薄く溶いた絵の具を使う透明水彩の技法を使ってしまうので、意外と面倒だ。
修正する部分は、下地から作り直しになるから・・・
流石に支持体がカンバスでなく水彩紙を使ったので削り取ることはしなかったけど。

でも、霧のかかった雰囲気を出すには、絵の具の濃度でではなく、岩胡粉、水晶末、パールメディウムを使ってみた。これができるのは、アクリルだからかな。
でも、透明感がうまく出るか心配だったところもある。
まぁ、少し濁った気がしないでもないが、おおむね頭の中のイメージに近付けることはできたみたい。

最後に、筆を置くかどうか悩んだところは、左上の茂み。
一旦、Macに読み込んでPhotoshop Elements でシミュレーションしてみる。
結局、加筆せずに筆を置いたが、こういうのってMacを使うと、とっても便利。

というわけで、少し早いけど、HPの表紙をこれにしました。
大きいサイズでもあります。

弘法じゃないから筆を選んじゃう。(2)

2005年05月07日 | つぶやき
普段使っていたリセーブル(合成)筆の穂先きのまとまりが悪くなってきた。
というわけで、セーブルは手が出なかったけど、ラファエルの8383(カザンリス ロシア) 丸筆 No.10を買ってみた。
ちょっと柔らかい気もするけど、水の含みも穂先きのまとまりも良い。
これって具合よいじゃん。そんなわけで、No.6 と14も買ってしまった。

たいした腕でもないのに、道具に凝るのはチョット・・・
って気もしないでもないけど、気持ちよく描けることは大切だと、軽くなった財布にいいわけをしてみた。(^^;)

時計台

2005年05月03日 | 写真
札幌の時計台です。
ビルの谷間でちょっと寂しそう。
そんな訳でビルに囲まれていない時計台を描いてみました。
水彩画は、「画像展覧閣 蛸林堂」の方に載せました。
って訳でHP更新のお知らせでした(^^;)
 
 

ちょっと札幌まで

2005年05月02日 | つぶやき
数年ぶりに北海道へ行って、あき日に地下鉄に乗って札幌の街をふらふらと歩いてきました。
遠くの山はまだ雪化粧も残っているのですが、街中には春がやってきています。
道路の側や土手には、蕗の薹が生えていたんだけど、開いていてちょっと食べ頃には遅かった!って感じです。
道央の方へ足を伸そうかとも思ったのですが、前日の行事で疲れてしまい、市内を散歩。
三岸好太郎美術館へ入って、「大通教会」の絵を観た後、北海道立近代美術館で、「ジャン・コクトー展」と「パリでみた夢 ―エコール・ド・パリ・コレクション」を眺めてきました。

ジャン・コクトーは、今だったら油絵やパステルじゃなくて、Adobe illustrator使って造るんじゃないかなって感じがしました。
そして、展示の内容は、作品ができる前の下絵などもあり、それらを順番に見ることで制作過程が想像できるようになっていて、イラスト、デザインの勉強をされる方には勉強になるんじゃないかな。

やっぱり、なまで目の前にある「ハイム・スーチン」、「ジョルジュ・ルオー」「モーリス・ユトリロ」は凄いです。もうため息しか出ないや。