蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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スキャナの画像を標準色空間で渡す。

2005年06月30日 | Mac
CG(モニタ)、デジカメからの入力したものを標準色空間(Adobe RGB)に変換できるような方法を、前々回、前回と書いてきましたが、今日は、スキャナでの方法を書きたいと思います。

私が、使っているのはEPSONのGT8400ですが、他のスキャナでも類似の事はできると思います。(たぶん(^^;) )

スキャナでは・・・・
スキャナドライバの環境設定の画面を開き、カラーでColor Sync を使い、ソースをスキャナのプロファイル(EPSON標準等)に、ターゲットをAdobe RGBにするだけでOKです。

これで、スキャナ特有の色空間を、Adobe RGBに変換して、Photoshopに渡してくれるようになります。(たぶん)

Macだと、こんな感じでとても簡単なのですが・・・・
Winもにたような方法ができるんじゃないかな?(^^;)

PRINT Image Matching

2005年06月30日 | Mac
「プリンタは独自の補正を施さず、デジタルカメラの意に従ってプリントします。」というふれこみなのだが・・・

Adobe Photoshop用「PRINT Image Matching II」プラグイン
というのがEPSONのサイトにある。
対応ソフトは
Adobe Photoshop 7.0/Adobe Photoshop 6.0/
Adobe Photoshop Elements/Adobe Photoshop Elements 2.0

http://www.i-love-epson.co.jp/products/pim/plugin_psd.htm

通常デジカメデータを直接読み込むと sRGBで読み込んでしまうのだが、これをつかうと、EPSON RGB 2001で読み込むようである。
必要に応じて、Adobe RGBに変換すればよい。

色空間が少し広がるようなので、プリンタの性能を出しやすい感じがする。
けど・・・・
もとのデータにはsRGBが埋め込まれているようなので、良いのか悪いのかは、自分で試して確認してみて下さい(^^;)

また、埋め込まれている撮影データが消失するので、オリジナルは別に保管しておいた方がいいですね。

Potoshop Elements 2.0でのカラープロファイル変換

2005年06月27日 | Mac
Mac版のPotoshop Elements 2.0なら、簡単である。
ファイルを開くときに指定してある作業プロファイル(普通は、Adobe RGB)とプロファイルが異なったり無かったりすると、どのように開くか聞いてくる。

1)プロファイルが異なる場合は、作業プロファイルに変換を選べばいい。
2)プロファイルがない場合、Macで他のCGソフトなどで作った場合は、モニタのプロファイルを指定し(または、推定できるプロファイル)、次に作業プロファイルに変換する。

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さて、困ったのはWindows版である。

1)埋め込みプロファイルがない場合は、タグのない画像として開かれる。
作業中は、作業プロファイルで表示される。
これは、作業中にカラー設定を変更すると表示が変わるのでわかると思う)
保存する場合は、作業プロファイルを埋め込むことが出来る。

 したがって、埋め込みプロファイルがない場合は、「限定されたカラーマネージメント」(sRGB)で開いて、保存時にsRGB(Windows標準)を埋め込む。
ここで問題なのはプロファイルのない画像はsRGBとしてしか扱わない。
Windowsでは標準がsRGBであり、ない場合はsRGBとして扱うのがWindowsの仕様なのだ。
この後、Adobe RGBに変換するときは、下記の方法で行う。

2)埋め込みプロファイルが作業プロファイルと異なる場合、有無を言わさず、埋め込みプロファイルが使用される。
さて、どうやって変換するかだが・・・・

つぎのようにすれば、作業プロファイルに色変換し、作業プロファイルで保存できる。

  1)作業プロファイルを最終的なカラープロファイル(通常はAdobe RGBかな)に設定。
  2)画像を読み込む。(埋め込みプロファイルで読み込まれる)
  3)画像ファイルと同じ大きさの新規カンバスを用意する。
  4)読み込んだ画像を新規カンバスにコピー&ペーストする。
  5)カラープロファイルにチェックして新規画像として保存

両目で見れる絵。

2005年06月26日 | 芸術、技法
水彩画の本を幾つか買ったり貰ったりしたけど・・・
ローカル鉄道・水彩スケッチ紀行「途中下車の風景」塩沢 宗馬 日貿出版社
(ISBN4-8170-3130-1)
という画集がある。
この画集、淡彩水彩というふうに最初は捉えていたんだけど、線が素晴らしい。
久しぶりに眺めて気が付いた。
輪郭のように最初は感じていたのだが、そうじゃないんだ。
見たものを感じて頭の中で線に翻訳したという感じ。
その線は、あるべきところにある。
そして、ぼ~っと眺めていると、線が線で無くなる。
なんだろうこの感覚は。

同じように、水彩の本ということで衝動買いした水彩スケッチの本があるんだけど。
このAさんの画集は、写真をグラフィックソフトのポスタリゼーション加工で編集したような・・・写真で言うなら階調をスっ飛ばしたような絵。
米国でポピュラーな描きかたに類するもののようだ。
一見リアルに見えるのだけれど、よくも悪くも絵にしか見えない。
ずっと見てると飽きちゃう絵。
掴みはいいんだけどね。

それに対し、塩沢 宗馬氏の絵は、眺めているうちに絵の向こうにその景色が浮かんでくる。
氏の画集の最後に、「画材について」にカメラも含まれていたのだが、あくまで写真は、おぼろげになった記憶を確かめる為の素材であるのに対し、同じようにカメラが画材に加えられいたが、こちらは、その写真をもとに描いた感じ。
片目で見ると立体感は出てくるもののそれは一つの目で捉えた絵。
しかし、塩沢 宗馬氏の絵は、両目で見ても景色が見える。むしろ片目よりもハッキリと。

それは、画集の中程にあった「スケッチを始める方へ」にあった「陰影表現と日本の絵画」に述べられている、日本人の感性なのだろうか。

そう言った事を考えながら、前作の「娘20 紫陽花」を見ると・・・・
こりゃだめだ(^^;)

絵の具を使う前に、鉛筆やペンで描く事をやらなければと再認識した。


紙というと・・・

2005年06月25日 | 芸術、技法
紙というと・・・
パステルで遊んでいた頃は、キャンソン・ミタントなんだけど、まとめ買いしてカルトンに挟んでおいたのを開けたら・・・かびてた(^^;)
水彩を始めた頃は、画材屋の店員さんに勧められて、ストラスモアのスケッチブックも買いました。今考えるとホットプレスみたいで、目が細かくて、細密画向きでした。
当時は、丈夫な紙だと思っていましたが、今常用しているウォーター・フォードに比べると弱い感じ。

その他 色々買ったけど・・・
今のところ、ウォーター・フォードが、その価格にしては使いやすい。
ケナフ紙はちょっと合わなかった。ケナフはパルプじゃないということでもてはやされているようだけど、ウォーター・フォードもコットン(綿)の一年草だし、自然に易しいかもと思ったりしてます。そういえば和紙も、「みつまた」や「こうぞ」ですよね。

と思っていたところ・・・
先日、スポンサーに(^^;)アルシュを買ってもらったんですが、開けて吃驚。
ブロックなんだけど、四方を固めている糊は、ウォーター・フォードよりしっかりしてるし、なにより最初の一ページ目はアルシュの金文字が印刷された黒い紙で覆われている。
さすが、ウォーター・フォードの4倍以上の値段をとるだけの事はある。

描き味は・・・・・
まだ、もったいなくてまだ使ってません(^^;)

昔描いた絵

2005年06月16日 | 
恥を忍んで公開しちゃいます。

【万座毛】F4 アクリル

今から、9年前に絵の具を触りたくなってアクリル絵の具で描いた絵です。
下手クソですねぇ・・・(今も充分にそうですが・・・・)
小学校の頃から、中学校の頃まで、ベタベタした絵を描いてました。
小さい頃、落ち着きがないとの事で「お習字」を習ったらどうかと学校の先生から親が言われたらしく、教室に行く事になりました。

で、高校の時は、せっかくやってきたんだからと、(西洋)美術でなく、書道を専攻しました。
だから高校以降、CGに出会う間では、絵を描いていませんでした。
でも、それが、今の水彩画好きに結び付いているのかも知れません。

と言う訳で、今の水彩画は造られたもので、実は私の絵の根は、こういったベタベタ絵なのかも知れないです。(^^;)

刷込刷毛

2005年06月09日 | 芸術、技法
ぼかし刷毛 染色工芸や版画に使われる刷毛なんだけど、これって水彩画にも使える。
鹿の毛を先にそろえて紙に巻き、竹を割って作った柄に挟んで縫い上げたもの。
今まで、油絵用の豚毛のフィルバートを使っていたんだけど(細かい箇所の洗いは、今でもこれがいいと思ってるけど)広い面積のぼかしはすっごく使いやすい。

パステルのブラシみたいな感じなのかもしれないな。

水彩画って、日本画に似てるところがあるんで、日本画用の道具にはまだまだ使えるものがあるような気がしてます。

intuos3のオプションに新しいペンが出たぁ!

2005年06月08日 | 芸術、技法
Wacom からintuos3(タブレット)用の新しいオプションのペンがでました。

先端がマーカーみたいな形状のペンは、ペン先の回転に対応!
そして握りが細いペンもでた。
マーカーというのは私自身は普段使わない画材だが、ペン先の回転に対応していると言うのは平筆を再現できるかなぁなんて思った。

intuos.3 マーカー ZP-600
Intuos.3 クラシックペン

http://tablet.wacom.co.jp/products/intuos3/option.html


Apple インテルCPU採用って大丈夫?

2005年06月07日 | Mac
Appleが インテルのプロセッサを採用することが正式に発表されたようだ。


熱と消費電力の問題から、IBM モトローラにしびれを切らしたんだろうけど。
ユーザーとしては、IBM モトローラから、インテルにすることでブランドイメージのダウン。

64ビットのG5を採用してきたAppleとしては、Pentiumじゃなくて64ビットのXeonを使うんでしょうけど。
Bookに積めるXeonは果たして出来るのだろうか。
PentiumやCeleronのBookじゃG4のBookと変わんないどころか、明らかにパワーダウン!!

手始めは、Pentium搭載のMac Minからだろうけど・・・
Mac min が、最初で最後のインテルCPU搭載のMacになっちゃわないように(^^;)

インテルさん大丈夫でしょうね???

ちなみに、IBM、東芝、SONYの共同開発で、「Cell」を作るみたいだけど・・・
そっちの方が良かったんじゃないのかな?(^^;)