たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

民謡をたずねて・その1

2024年05月17日 10時20分54秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり覚えが無く、巻末を見ると、制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

              

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところ・・・等と自嘲しながら、ページを捲りながら、ボチボチと ランダムに、日本全国の民謡をたずねて・・・、みよう等と思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その1
「南部牛追唄(なんぶうしおいうた)」
(岩手県)

「南部牛追唄」(YouTubeから共有)

「南部」とは、青森県の東半分から岩手県中部にまたがる地域のことで、鎌倉時代以降、南部氏の領地だったことに由来している。
「南部牛追唄」は、主に、岩手県和賀郡地方の牛方が、牛を追いながら歌った唄で、その地方の民謡となっている。
なんとも、のんびりした、田舎の風景が目に浮かんでくる民謡である。

田舎なれどもサーハーエ 
南部の国はサー 
西も東もサーハーエ 
金の山 コラサンサエー
今度来る時サーハーエ 
持って来てたもれヤー
奥の深山のサーハーエ 
梛の葉を コラサンサエ

南部は、田舎だけど、金を生み出す山が沢山有る豊かな土地なんだ。
今度来る時には、紀州の奥の深山に生えている御神木の梛(なぎ)の葉を持ってきてくれ。


 


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