デ・トマソ・パンテーラGTS（6）

パンテーラは下ごしらえ終了。

細かいパーツは既に塗装終了しています。

ドアサッシがモールドされているウインドウクリアパーツを塗装しました。

ドアサッシのモールドでマスキング。下地にまずサーフェを吹いて。。

続いてブラック。完成。まずまずでしょう。

しかし同じマルイでもBBはちゃんとウインドウクリアパーツは分割されています。

同時期のキットだけに？な部分ですね。ドアとのフィティングは抜群です。

続いてボディ色。昔の写真をにらめっこしながら調色。黄色にオレンジを足していきました。

ドアオープニング部分とドアの木口部分をあらかじめ塗装。裏からマスキングで止めて全体塗装。

個別に塗装すると僕の場合かならず色の差を出してしまいます。リトラのカバーもフロントウインドウに。

フロントフードとリアフード。ボディ下半分は黒になるのできっちりと塗っていません。

これからマスキング地獄です。保護のためクリアを一回吹いておきました。

シートはセンター部分のみオレンジ。両サイドは黒くします。

 

そろそろデカールを作らなくては。と思い製作しました。キットはメーター類のデカールが用意されていませんので

ネットからVEGLIAの写真を拾って、これはフォトショのデータとして貼りこみ。

DETOMASOのロゴ類はイラレで作りました。キットの味を残すべく、キット付属のデカールをスキャナで取込んでトレース。20分で終了。

インクジェットで印刷するので白文字はNG。黒ベタ白抜きで、エッジ部分でカットし黒く塗装した部分に貼ります。

 

で、問題のインクジェトデカールですが、

前回R2で初めてインクジェットデカール（というか初めてデカール作りました。）を使いましたが

色はじきでイマイチのクオリティ。ウチのプリンタ安もんだし、まぁこんなもんかと思っていましたが悪あがきしました。

左の大きいのが前回のもの。白デカールなのでベタ白抜きのデカールが作れます。

真ん中はプリクラシールのようなもの。右が転写シールというもの。

A-oneのものは近所のイトーーヨーカドーで購入。転写シールの使用例にはプラモの上にデカールが貼ってあります。

本来はタトゥシールでしょうか。

ミラクルデカールには定着の良くなるスプレーを買ったのでこれを塗布しました。

同一条件で印刷。。。。。。。真ん中はミラクルデカールです。

ミラクルデカールは前より良くなりました。プリクラシールはミラクルと同様な感じだったのでこの時点で却下。

問題は転写シール。これ使えます。スミの締まり具合もいい感じ。（転写なので反転しています。）

VEGLIAの再現度もこれが一番。

 

では貼り込み実験開始。

印刷したものにリタックフィルムを貼ります。剥がします。

印刷面にフィルムが貼られ、フィルム層の下に糊が付着します。

適当な大きさにカット。インクジェットはカットしたところからポロポロいってしまいますがこれはそんなでもなく。

そしてフィルムを剥がしてボディにあてがい、裏面から水をつけます。

台紙を剥がして、転写。ジャンクのサンクです。ドアのスジ彫りにも入り込んでいます。

キーホールのような突起したところにも馴染んでいます。

黒い粒２つはVEGLIAの直径1ミリのもの。

パンテーラのクリアついでにクリア実験。TOの下の引っ掻きはわざと傷を付けました。ゴムっぽい感じ。

DEのところは思いっきり吹き付けました。インクジェットの滲み皆無。

文字のエッジも結構シャープ。今回はこれを使用してみます。