私たちが鍋帽山で協力プロジェクトを実施したのは1995年ごろだったんですけど、いままた大規模な緑化がすすめられようとしています。この写真をみてください。
山の斜面にたくさんの魚鱗坑が掘られています。斜面を流れてくる雨水を受け止め、それより下には流れないようにして、苗のために使おうというのがこれです。魚の鱗(うろこ)のように見えるので、魚鱗坑と呼びます。これから苗を植えるのでしょう。
国家プロジ . . . 本文を読む
渾源県と霊丘県を結ぶ以前の道路は曲がりくねった峠道でした。時間はかかるし、事故もしょっちゅう。その道のわきに、私たちの鍋帽山プロジェクトがありました。1995年ごろ、マツを植えたのです。
その後、道路が付け替えられました。時間が短縮され、安全性も高まりました。さらに、高速道路が開通したのです。もとの峠道を通ることはなくなりました。
昨日、霊丘から大同へ帰るとき、思い立って、旧道を通り、鍋帽山に . . . 本文を読む
4月6日、大同市のいちばん南の霊丘県に足を延ばし、南天門自然植物園を訪れました。私たちのもっとも重要なプロジェクトの一つです。李向東はじめ4人の仲間たちの歓迎を受けました。
大同市の北部に比べ、春の訪れはずっと早いのです。入口付近では自生のアンズの花が満開です(写真)。山のなかでは、山桃(ノモモ)があちこちで満開でした。盛りを少し過ぎているものもあります。
山桜桃と呼ばれる野生の花木があって、 . . . 本文を読む
4月4日の夜、上海経由で大同に着きました。滞在中の大同のことについて、これからしばらくリアルタイムで書きます。
大同の大きな変化の一つがこの青空です。4月5日は朝から大同県の緑の地球環境センターと実験林場・カササギの森に行きました。空が青いんですね。農村部ですし、後者は山ですから、空気はきれいであたりまえです。ところがそこだけではないのです。
昼食に市内のホテルに帰り、目の前の城壁のそばに行っ . . . 本文を読む