俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2 (電撃コミックス) | |
伏見 つかさ | |
アスキー・メディアワークス |
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)」原作:伏見つかさ 画:いけださくら
頭脳明晰運動神経抜群、美少女で社交的で、どこに出しても恥ずかしくない妹・桐乃の秘密の趣味は、「妹モノエロゲやアニメ」のプレイに鑑賞に収集と、どこにも出せない恥ずかしいものだった。
ひょんなことからその秘密を知ってしまった兄・京介は、理解者の少ない、というか打ち明けられない桐乃のわがままにつき合わされ、いろんな無理難題を押しつけられる。妹の目の前で妹モノエロゲをプレイしたり、勝ち目のない格ゲーでの対戦もさせられた。オフ会に隠れて付き添い、結果的に黒猫たち同好の士と引き合わせることにも成功した。ほめられてしかるべき、素晴らしい兄貴っぷりだった。しかし、最後の最後に、最大の難関が待っていた。それは、無理解な父親との対決……。
大ヒットシリーズの漫画版。
今回の見所は、なんといっても父親と京介の対決。頑固で真面目で、娘のことを思うからこそ変な趣味をヤメさせたいと願うまっとうな親の言い分と、真の妹の姿を知る兄との、正面切ってのガチ勝負。これが面白くないわけがない。原作よりもちーっと丸くて幼すぎる絵柄があんまり好きではないのだけども、中身がいいので許せる。後半のあやせの登場シーンも(その後の彼女の姿を知るからこそ)印象強いけど、やっぱ京介だね。こんなにかっこいい兄貴が欲しかった。
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