はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

シャトゥーン~ヒグマの森~(2)

2009-05-15 21:00:58 | マンガ
シャトゥーン~ヒグマの森~ 2 (2) (ヤングジャンプコミックス)
増田 俊也
集英社

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「シャトゥーン~ヒグマの森~(2)」作:増田俊也 画:奥谷通教

 北海道北部の広大な樹林、天塩研究林。そのさらに奥地の研究小屋に、2人目の被害者の絶叫がこだました。冬眠に失敗したあげく手負いの巨大なヒグマ(シャトゥーン)の暴れぶりにはますます手がつけられず、薫たちは小屋の中に閉じこもるしかできない。そうこうしていうるちにも気温は下がり続け、いまやマイナス40度。シャトゥーンにやられるのが先か凍死が先か……極限の状況の中、薫の双子の弟・昭は、雪上車と猟銃がある雪崩観測所を目指して単独行を決意する……。
 だが、やはりというか当然のように昭は帰ってこず、同行した犬のカイだけが戻ってきて皆の目の前で息絶えた。意を決した薫もまた雪崩観測所を目指すのだが、シャトゥーンに追われ命からがら逃げ帰る。万策尽き果て、娘の美々と後輩記者の瀬戸を連れて、35キロ先の林庁舎へ向かうのだが……。

 説明不要のクマ・モンスターパニックもの。
 無力な人間が野生の暴力に蹂躙されまくるツボは当然のように押さえている。足を噛み千切られ頭皮を剥がされ首をもがれ、刃物は役に立たず撃退スプレーもその場凌ぎ。いろんな意味で気持ち良い。爽快。
 しかしまあ、そろそろ援軍(討伐チームとかクマ撃ち猟師とか。最終的にはやられ役なんだけど)が来ないと全滅しそうなので、何かしらの梃入れをしてくるだろう3巻に期待。

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