はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

神のみぞ知るセカイ(8)

2010-07-13 18:05:35 | マンガ
神のみぞ知るセカイ 8 (少年サンデーコミックス)
若木 民喜
小学館

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 ……現実って……なんなんだろうな……
 長く生きて寂しいなんて、ボクにはわからないよ。
 ボクの友達は、スイッチつければいつもいる!
 ……現実って、何が楽しいんだ……?

「神のみぞ知るセカイ(8)」若木民喜

 終わってるセリフがさすがの日永梨枝子編では孤独や死について。
 チャイナ服が印象的な上本スミレ編では父娘の愛情について。
 この作品は、常に底辺に真摯な作者の視線が感じられる。いつも新鮮で飽きずに読めるのには、そういう理由があるのだと思う。ギャルゲーゴッドが現実女の子をオトすなんていう超展開に無理がないのも、きっと同じ理由。
 桂馬との恋の記憶を残したままの少女・天理やエルシィの同期・ハクア、その他の女の子たちとの恋の記憶は未だ桂馬の心の壁を打ち崩すことは出来ないけど、確実にその時は迫っている。冒頭に掲げたセリフが、きっとその証拠……。

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