はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

K-1ワールドMAX世界一決定トーナメント決勝

2007-10-03 23:37:15 | 格闘技
 K-1ワールドMAX世界一決定トーナメント決勝

○魔裟斗VSブアカーオ・ポー・プラムック× 3R判定3-0
 ダントツの優勝候補ブアカーオとの3年ぶりの激突に真剣な表情の魔裟斗。
 1R。コンディション良好の両者。パンチもキックも届く手ごろな距離でのバチバチの打ち合い。
 ローが走るブアカーオ。パンチに活路を見出す魔裟斗は、左ジャブとフックに右アッパーを混ぜたコンビネーションがかなり有効。縦軸と横軸の絡み合う攻めでブアカーオのガードに隙を作り、2:35左アッパーから右ストレートを当て、ダウンを奪う。
 2R。アッパーを多用する魔裟斗。ブアカーオはローに狙いを絞り、魔裟斗が嫌がる場面も。
 3R。金星の予感に沸く場内。スタミナある魔裟斗は最後まで休むことなく攻め続け、何発かは有効打も奪った。判定だが完全勝利。

○アルトゥール・キシェンコVSマイク・ザンビディス× 3R判定3-0
 テレビ放映では3Rからの開始。
 3R。回転の速い横軸での攻めが特徴的なザンビディス。対するキシェンコはリーチ差を生かしてミドルレンジで蹴る。時折あるザンビディスの飛び込みはガードを固めて凌ぎ、打ち終わりにきっちりパンチやキックを合わせる。
 EXR。3Rでは決着つかずの延長戦。どちらも運動量は落ちない。キシェンコ膝を有効に使いそのまま判定勝利。

○アルバート・クラウスVS佐藤嘉洋× 3R判定3-0
 1R。佐藤いつも通りのリーチ差を生かしたミドルレンジでの眠たい試合……にはしない。インファイトで果敢に打ち合う。ガードが甘く、クラウスのパンチを何発も被弾するも、膝とローを効かせ優勢。
 2R。クラウスはパンチに出足へのローを加える。
 佐藤は方針変更なしだが、上下に散らされた攻撃に幻惑されパンチ被弾量増える。後半左フックもらいぐらつく場面も。
 3R。クラウス上下の打ち分けがうまい。何度もラッシュをかけ佐藤を追い込む。
 佐藤はいつもと違う。最後まで引かずに打ち合った。判定破れはしたが、根性見せた意義ある敗戦。

○アンディ・サワーVSドラゴ× 2RKO
 スロースターター……というよりは変速機を搭載しているサワーに対し、変則強打のドラゴという面白い組み合わせ。
 1R。サワーがローブローをくらった他はおとなしい展開。とはいってもさすが実力者同士で、動きひとつひとつの速さ重さが違う。
 2R。ギアを上げて優勢に進めていたサワー。1:40電光迸るライトクロス。実力者ドラゴを一撃で切って落とした。

○魔裟斗VSアルトゥール・キシェンコ× 2RKO
 1R。ザンビディス戦で痛めたキシェンコの出足を狙う魔裟斗。ローの連打がめちゃめちゃ効いている。しかし意識が下に集中しすぎてパンチをもらいぐらつくお茶目なシーンも。
 2R。8人の中では見劣りするとはいえ十分に強いキシェンコだが、今日の魔裟斗はものともしない。打ち合いのさ中カウンター気味の左フックを直撃させて00:41KO勝利。

○アンディ・サワーVSアルバート・クラウス× 3R判定2-1
 1R。クラウス、パンチで前に出る。ボディがいい味を出しているが、出足へのローを効かせられ今後のラウンドに不安を残した。
 2R。まだまだギアを上げられる絶好調のサワー。全力を出すとクラウスクラスでも手が出せない。パンチキック膝も含めた全方位のコンビネーションにローを折りこみ、完全に圧倒する。
 3R。劣勢のクラウス。一歩も引かない意地の打ち合い。判定までもつれ込む根性を見せた。

○HIROYAVSクオン・オルチャン× 3R判定3-0
 この試合はハイライトのみ。

○アンディ・サワーVS魔裟斗× 3RTKO
 1R。サワーへのローブローで始まった決勝。互いにローを打ち合う両者。パンチでは手数の多い魔裟斗が若干有利か? だがこれまでの試合での足のダメージそのものの累積を考えると微妙なところ。
 2R。さらにスピードアップの全力サワー。魔裟斗果敢に打ち合うもローの被弾が積み重なり苦悶の表情。
 3R……はなし。魔裟斗立てずセコンドタオル投入。
 確実に強くなっている魔裟斗。ブアカーオ倒したところまではよかったが、ほとんどダメージの残っていないサワー相手では勝てなかった。残念。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿