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以前にも書いていた、マンションの立ち退き問題。
実は最近、急速に話が進み、折り合いそうな状況に。
正直、最後の最後まで決裂もやむなしと思っていたのだが。
交渉事なので詳しい話は書けないが、ブログのネタとして
問題なさそうな範囲で、この間の経過を書いてみたいと思う。
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もともと、所有者は老朽化を理由に立ち退きを求めてきた。
であれば、こちらは老朽化診断の調査結果を見せろと要求し、
調査結果のコピーが出てきたものの、内容は極めて簡易なもの。
この程度の診断結果を論拠に正当事由を主張するのはおかしい、
正当事由でない、あくまでも「所有者都合に基づくお願いベース」と
いう前提でなければ話し合いのテーブルにはつかない、と主張した。
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結局、所有者は今回の依頼が正当事由ではないと認めたので
初めて会って話し合いをすることにしたのが、先々週末のこと。
言った言わないの話にならないよう、ICレコーダーで発言を録音。
そこでも所有者の発言は一方的で、取得してすぐに老朽化が
見つかったなどの不自然さや、今後の土地利用の考え方などに
ついても「入居者に説明する義務はない」と強気の姿勢に終始。
#要は居抜き物件として取得し、更地にして転売する目的と推察
挙げ句の果てに提示した立ち退き料は自分がある程度合理的な
考え方に基づいて積算した金額の4分の1弱、折り合いようがない。
まずは状況をお互いの顧問弁護士に報告した上で、検討できる
ことを整理して再度交渉する約束をし、1回目の交渉は終了した。
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次回に続きます(-_-;