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イチローの通算4,257本目は、通勤途中で知った。
4打席目までは知っていたが、もう1回打席が回って
くるかどうかは微妙だと思っていた、やはり持っている。
記者会見のコメントを読んでいて、日本の報道ではなかなか
分からない、悔しいこともたくさんあったのだろうと推察する。
3年前のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でのインタビュー、
通算4,000本を打った直後にあった、屈辱のエピソードを思い出した。
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2013年9月2日のホワイトソックス戦、9-1で勝っている
状況で、新人選手の次にイチローは代打に送られたという。
勝利が決定的になった後、先発メンバーを休ませるため
メジャーで1本も打ったことのない新人の後に、10日前に
4,000本を打ったイチローが代打で起用されるという屈辱。
日本でプレーしていたら絶対に起こらないような使われ方が、
文化の異なる環境では普通に起こる、プライドなど考慮されない。
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たまたま、4,000本の試合は現地で見ていたので、その
10日後にこんなことがあったとは、番組まで知らなかった。
でも、きっと同じようなことはアメリカでたくさんあっただろうし、
それが人間的な成長につながってきたという意味で、今後も
日本に戻ってプレーすることはないのでは、と思ったのだった。
4,000本の翌日にヤンキースタジアムで買ったTシャツ
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代打の代打を送られたこともあったな(-_-;