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昼から代々木にて平成21年度中小企業診断士
理論政策更新研修という長い名前の研修を受講。
年に1回(正確にいえば5年で5回)こうした
研修によって制度変更などの知識を補充すると
ともに、5年間で30日以上のコンサルティング
実務を積むことが、次回の資格更新要件となっている。
もちろん北海道支部でも研修はあるのだが、日程が
イマイチ合わないのと、どこの支部でも受講可能という
ことを知って帰京中に東京支部で受けることにしたのだ。
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会場について驚いたのは、その受講者数。
何と288人、ほとんど予備校の大教室並みである。
というより、道内の診断士全員より多いかも知れない。
こんな感じ
共通講義として今年の制度改正に関することを
1時間ほど、それが終わると選択テーマの講義だ。
今日行われるテーマは、中小企業の再生支援について。
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テキストに書いてある内容は、特に目新しくもない。
財務デューデリジェンス(会計士・税理士との連携)
事業デューデリジェンスの様々な分析手法、例えば
PEST分析、ファイブフォース分析、SWOTクロス分析。
As-IsモデルからTo-Beモデルへのソリューション提案。
再生計画実施後のモニタリングなどなど。。。
基本的に、自分が普段の支援活動の中でやっていることと
大して変わらないのだが、改めて体系的に説明してもらうと
何となく理論的バックアップがあるようで安心する感はある。
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後半2時間はケーススタディ、M&A方式による再生支援事例。
これがあまりにひどい話で、読みながら笑ってしまった。
ケース企業は道路関係機械工具等製造販売業、従業員141名。
昭和63年、関連事業としてスポーツクラブ及ぶホテル開設。
平成元年、米国の某市立大日本校をスポーツクラブ隣接地に誘致。
平成2年、オーストラリア、シドニーに現地法人設立、不動産投資。
昭和62年8月に30億円だった借入金は平成2年8月には184億円に急増。
平成3年、学生数が激減したため大学を休校(;一_一)
こんな話、本当にあるのか?という気もするが実話らしい。
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デューデリジェンスといえば、思い出すシーンがある。
西野「嫌だなぁ、スパイみたいな真似しないでくださいよ。」
アラン「スパイじゃありません、デューデリです。」
西野「ぢゅ、ぢゅーでり?」
アラン「デューデリジェンス、査定です。結果が出ました」
思えば、西乃屋旅館もゴルフ場と商業ビル開発で
莫大な借金を抱え、首が回らなくなったんだよなぁ。
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今日のテキストの最後に書いてあったこと。
>本件の原因は、根本をただせば、創業経営者のワンマン
>独走を防げなかった点と、それについていった金融機関の
>融資姿勢にある。そのとき以来20数年を経て金融機関は
>大きな代償を払うことになったことになる。
>早い時期に徹底した方法での処置が如何に大切か、
>シナジー効果が期待できない多角化が、如何にリスクが
>大きいかなどについて思い知らされる気がした。
。。。ハゲタカのDVD、一度見たほうがいいね。(;一_一)
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正式にはDue Diligenceですな(-_-;