中央交通にやって来た中古バスについて。前回の記事は3月末。
※秋田市外の営業所や、子会社所属の新屋方面ローカル用にも中古車が新たに入った模様ですが、守備範囲外なのでここでは触れません。
※写真の写りはよくないので、参考程度に。
秋田市内の営業所に投入される最近の中古車は、「元小田急の大型または中型のノンステップバス」が定番だったが、今回はその条件を満たすものは1台もない。趣味的にはおもしろいけれど、小田急からいい出物がなかったのか。
コメントでお知らいただいたものや、ネット上の情報も参考にさせていただき、「秋田200か」のナンバープレート順に。
・12-50 日野レインボーHR
写真はないのだけど、珍しい車。
秋田営業所に4月中旬頃導入され、イオンモール秋田(御所野)/和田駅~国際教養大学を結ぶ路線の専用車両として運用。【2018年2月28日追記・2018年初め頃からは、イオンモールの無料シャトルバスや教養大以外の一般路線で運用される場合もたまにあるようで、運が良ければ秋田駅で見かけることもできなくはないようになった。】
中型バスの車体を、幅はそのままに長さだけ大型サイズまで伸ばした(=幅の狭い大型とも言えるが、形式としては中型扱いとするのが一般的のようだ)「中型ロング」のノンステップバス。
2003年式の東京都営バスの中古とのことで、座席布地には都交通局のマスコット「みんくる」がそのまま残っているそうだ。「秋田でみんくる?」とツイッター上で戸惑う教養大学生がいた。
これまで中型だけだった路線ながら、教養大生の利用は多いようなので、収容力を発揮しているだろうか。
中型ロングとしては、初期の日産ディーゼル製が秋田市営バス→中央交通にあったし、比較的新しいのが羽後交通本荘営業所(西武の中古?)にもある。
日野製中型ロングは、意識して見たことも乗ったこともないので興味があるものの、秋田駅など秋田市中央部での営業運行はないのが残念。【上記の通り、運が良ければ中央部でも見たり乗ったりできるようになった。】
※この後、盛岡で元都営バスのレインボーHRに乗車することができた。
※2020年の状況、写真あり。
・12-54 日野レインボー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/0e/6d1516338505e66b18c40ac0b7116cd3.jpg)
4月中旬、秋田営業所に導入。
こちらは普通の中型ワンステップのごくごくありふれた仕様。
昨年は近鉄の中古の同型車が入っていたけれど、それとは側面行き先表示の位置やつり革が違う。
特徴としては、左ウインカーに連動して「ピピン、ピピン」と警告音が鳴る(ドアが開いている間は止まる)。
中央交通で左折音が鳴る車は、中古でもこれまでなかったかな【12月23日補足・2016年秋に来た東武の中古12-21も、左折音が鳴るが少し違う音のようだ】。羽後交通では江ノ電の中古だったか、鳴る車があったけれど、うるさがられたのかいつの間にか鳴らないようにされた。
ネット上の情報では、京成グループ「千葉交通」の中古という話が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/8c/a5720cd78f0a0e6aedbe806cdd6af398.jpg)
永年製造されたこの外観のレインボーは、フロントガラスの底辺が一直線ではなく、運転席側のほうが高くなっていて、その分、車体の金属部分(ワイパーの付け根)に段差がある。
従来は、運転席直下はボディの他の部分に合わせて、緑色に塗装されていた(近鉄中古もそう)のが、この車では黒。このほうが、自然な感じがしていいかも。
【追記】1254はこの後、2018年夏頃に臨海営業所に転属した。これと同じ塗り分けの車両がもう1台(2019年の14-23)。
・12-69 日野リエッセ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/25/a446edc40d5a17d81f1994c10ffa6a19.jpg)
6月下旬頃、まさかの小型車。
秋田市内の小型車路線は減便が進み風前の灯で、現有車両が老朽化すれば、いっそ路線ごと廃止しそう。また、重宝していた日野リエッセも実質的に製造中止となり、もう増えることはないと思っていた。(羽後交通や弘南バスではこれからも中古を買いそうだけど)
中ドアにリフト付きで、オートマのようだ。
塗装の細かな塗り分けは中央交通が自社発注したリエッセに似ているものの、側窓周りが全部黒く、ガラスが無着色なのが違う。
運用は、従来の小型車といっしょに、秋田営業所所属で秋田駅の東方面の路線(ぐるる代走メインの「129」とは別)。代わりに、同運用に入っていた、元秋田市営バスの小さいナンバープレート「53」が五城目営業所へ転属になったとのこと。
小型路線にも系統番号がいちおう振られているのに、いっこうに表示する気配はない(五城目営業所のように紙を掲出することだってできるのに)。この車でも同様で、53号車から外した幕を入れたのかもしれない。
ネット上の情報によれば、これは小田急の中古で2006年式とのこと。(今回紹介する中で唯一の小田急中古)
小田急時代は、町田営業所で、稲城市から委託されたコミュニティバス「iバス」用として、真っ赤に塗装されていたそうだ。
【2021年7月3日追記】この後2021年では、国際教養大方面や中心市街地循環バスの代走として運用。遅ればせながら初めて乗車した。座席は最後列以外はすべて1人がけで背もたれが低い、グレー系。中央交通自社発注の129では比較的座席・背もたれの座り心地が柔らかいと感じたが、1269はそれ以上にふかふかだった。
・12-81 いすゞガーラ
側面の「AKITA CHUO KOTSU」が若干控えめなのか、余白が広いような…
これまであまり触れていなかったけれど、秋田空港リムジンバスや秋田県内の高速バス(能代、横手・湯沢)に使われる、観光バスタイプの車両にも、断続的に中古車が入っていた。
近年は、小田急中古のトイレ付き(使用停止)の三菱ふそうの先代エアロバスが多かったが、これは懐かしい先代ガーラ(中央交通では意外に少数派)。行き先表示は幕式。
京成グループの中古だとか。
・12-90、12-93、12-94 いすゞエルガミオ
9月下旬~10月上旬にかけて、エルガミオが3台。
共通点が多いものの、ナンバーが微妙に抜けているし、若干仕様が異なる点もある。とりあえずまとめて。
1290
1293
1294
12-90と12-93が臨海営業所、12-94が秋田営業所配置。
3台とも、ワンステップで、左折時に12-54と同じ音が鳴る。
中ドアは、12-93と12-94が標準の引き戸なのに対し、12-90は、折り戸2組で構成される(2枚1組×2組で、ガラス4枚)両開きのワイドドア。
ワイドドアは、かつては大都市圏で好んで導入され、中央交通には前回紹介した日野ブルーリボンなど、大型車の中古が何台か在籍する。でも、中型車でワイドドアってのは、珍しいし、中央交通初かもしれない。【2018年2月15日訂正】既にワイドドアの中型バスがあった(取り上げていたのに忘れていた)。2010年頃に小田急から来た、いすゞLRジャーニーKのワンステップバス「864」。短期間だけ臨海営業所で使われ、その後現在まで秋田営業所配置。
【3日追記】12-90のような、中型でワイドドアで、ガラスに赤い文字で注意書きがされているのは、京成グループに存在したようだ。これと同じドアの日野レインボーが、「11-08」として新屋ローカルで使われており、それは元京成(その後別会社へ譲渡後、さらに譲渡されて秋田へ?)とのこと。
正面の行き先表示器の左右は、12-93と12-94は左右とも車いすマーク。車いすの下に傾斜【11月1日補足・傾斜は「(中ドアに乗降時に使う)スロープ付き」を意味するのでしょう】も描かれる。
12-90は、向かって右が車いす(傾斜なし)、左がベビーカーマーク。中ドアの左にも小さい同マークがある(他の2台はなし)。これは、昨年モデルチェンジした新しいエルガミオと同じ配置。譲渡前後にマークが更新されたのだろうか。
ちなみに12-54は、右だけ傾斜あり車いすマークで、左はなし。
また、譲渡後の塗装変更の違いによるものだが、12-93だけ、ドアの「出口」「入口」表示に新車と同じように進入禁止標識や矢印のアイコンも描かれている。この記事で取り上げた12-93以外の車はすべて文字だけ。12-93は「一般乗合」と「出口」の順も入れ替わっている。塗装した工場が違うのか?(車いす・ベビーカーマークもそれが理由かも)
1294の座席配置
12-94を見る限り、前方の運転席側は1人掛け、ドア側(優先席?)はロングシートで、ワンステップなのにドア側前輪上には座席がない(運転席側にはある)。【12月31日追記・12-93も同じ色・配置だった】
少なくとも12-93は、ロービームの前照灯がLEDに交換されているようだ。
【11月1日追記】12-93の車内をちらりとのぞいたところ、床の色が、一般的なエルガミオ(色覚のバリアフリーの点から青緑系統が多いが、細かい柄が入っていたりする)とは少し違い、濃いというかのっぺりとした青緑(柄なし?)のような感じだった。12月31日付追記参照
【11月19日追記】12-90に乗車することができた。
従来の大型のワイドドア車では、転入時に片側の扉が開かないように改造されたものもあったが、この車は左右両側とも開く本来の動作。左折警告音は、車内にいてもしっかり聞こえる。床は凹凸があるものの単色の緑色。後部の2人掛け席では、通路に面した背もたれの側面(=背もたれの“厚さ”の部分)に降車ボタンが取り付けられていた。こんなの初めて見た。
【12月31日追記】12-93に乗車。床は青緑色単色でざらざらした、あまり見ないタイプ。整理券発行機は、中央交通で一般的な小田原機器製の感熱紙式だが、汚れており、新品ではない。
12-90のような背もたれ通路側側面の降車ボタンは、後部にはなく、運転席側前から2列目(1列目は安全のためとして使用中止)の椅子にだけ取り付け。背もたれに角度があるから、ボタンは傾いている。
左は元三平バスの136。ぱっと見、区別がつかない(違いは、車いすマーク、ミラー、屋根上のベンチレーター、側窓の着色程度か)
最後に、ノンステップバスをまとめておきます。(中央交通の秋田市中央部では変化なし。教養大方面と羽後交通について追記し、まとめ方を一部変更)
●中央交通 秋田市内各路線で運用 ノンステップバス計42台
・25台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は8台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター3台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
・1台が東武バスの中古で、大型車の富士重工ボディのいすゞ1台。
・16台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ11台、日野レインボー2が5台)。
●その他のノンステップバス 計4台
・中央交通 国際教養大学発着路線で運用 都営バス中古の中型ロング日野レインボーHR1台。
・秋田県から委託されて中央交通が運行する(していた?)EVバス 中型いすゞエルガミオ1台。
・羽後交通 本荘営業所(急行秋田・本荘線で秋田市内も走行) 都営バス中古の大型いすゞエルガ2台。
【19日追記】この後11月16日に、ノンステップの中古エルガミオ「13-00」を確認。臨海営業所運用。
ベビーカーマークや出入口表示は、12-90と同じ。中ドアは引き戸。12-90、12-93、12-94と似ている雰囲気。この記事後半にて。【上記ノンステップのまとめにはまだ含めていません】
※さらにその後の中古バスの状況。
※秋田市外の営業所や、子会社所属の新屋方面ローカル用にも中古車が新たに入った模様ですが、守備範囲外なのでここでは触れません。
※写真の写りはよくないので、参考程度に。
秋田市内の営業所に投入される最近の中古車は、「元小田急の大型または中型のノンステップバス」が定番だったが、今回はその条件を満たすものは1台もない。趣味的にはおもしろいけれど、小田急からいい出物がなかったのか。
コメントでお知らいただいたものや、ネット上の情報も参考にさせていただき、「秋田200か」のナンバープレート順に。
・12-50 日野レインボーHR
写真はないのだけど、珍しい車。
秋田営業所に4月中旬頃導入され、イオンモール秋田(御所野)/和田駅~国際教養大学を結ぶ路線の専用車両として運用。【2018年2月28日追記・2018年初め頃からは、イオンモールの無料シャトルバスや教養大以外の一般路線で運用される場合もたまにあるようで、運が良ければ秋田駅で見かけることもできなくはないようになった。】
中型バスの車体を、幅はそのままに長さだけ大型サイズまで伸ばした(=幅の狭い大型とも言えるが、形式としては中型扱いとするのが一般的のようだ)「中型ロング」のノンステップバス。
2003年式の東京都営バスの中古とのことで、座席布地には都交通局のマスコット「みんくる」がそのまま残っているそうだ。「秋田でみんくる?」とツイッター上で戸惑う教養大学生がいた。
これまで中型だけだった路線ながら、教養大生の利用は多いようなので、収容力を発揮しているだろうか。
中型ロングとしては、初期の日産ディーゼル製が秋田市営バス→中央交通にあったし、比較的新しいのが羽後交通本荘営業所(西武の中古?)にもある。
日野製中型ロングは、意識して見たことも乗ったこともないので興味があるものの、秋田駅など秋田市中央部での営業運行はないのが残念。【上記の通り、運が良ければ中央部でも見たり乗ったりできるようになった。】
※この後、盛岡で元都営バスのレインボーHRに乗車することができた。
※2020年の状況、写真あり。
・12-54 日野レインボー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/0e/6d1516338505e66b18c40ac0b7116cd3.jpg)
4月中旬、秋田営業所に導入。
こちらは普通の中型ワンステップのごくごくありふれた仕様。
昨年は近鉄の中古の同型車が入っていたけれど、それとは側面行き先表示の位置やつり革が違う。
特徴としては、左ウインカーに連動して「ピピン、ピピン」と警告音が鳴る(ドアが開いている間は止まる)。
中央交通で左折音が鳴る車は、中古でも
ネット上の情報では、京成グループ「千葉交通」の中古という話が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/8c/a5720cd78f0a0e6aedbe806cdd6af398.jpg)
永年製造されたこの外観のレインボーは、フロントガラスの底辺が一直線ではなく、運転席側のほうが高くなっていて、その分、車体の金属部分(ワイパーの付け根)に段差がある。
従来は、運転席直下はボディの他の部分に合わせて、緑色に塗装されていた(近鉄中古もそう)のが、この車では黒。このほうが、自然な感じがしていいかも。
【追記】1254はこの後、2018年夏頃に臨海営業所に転属した。これと同じ塗り分けの車両がもう1台(2019年の14-23)。
・12-69 日野リエッセ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/25/a446edc40d5a17d81f1994c10ffa6a19.jpg)
6月下旬頃、まさかの小型車。
秋田市内の小型車路線は減便が進み風前の灯で、現有車両が老朽化すれば、いっそ路線ごと廃止しそう。また、重宝していた日野リエッセも実質的に製造中止となり、もう増えることはないと思っていた。(羽後交通や弘南バスではこれからも中古を買いそうだけど)
中ドアにリフト付きで、オートマのようだ。
塗装の細かな塗り分けは中央交通が自社発注したリエッセに似ているものの、側窓周りが全部黒く、ガラスが無着色なのが違う。
運用は、従来の小型車といっしょに、秋田営業所所属で秋田駅の東方面の路線(ぐるる代走メインの「129」とは別)。代わりに、同運用に入っていた、元秋田市営バスの小さいナンバープレート「53」が五城目営業所へ転属になったとのこと。
小型路線にも系統番号がいちおう振られているのに、いっこうに表示する気配はない(五城目営業所のように紙を掲出することだってできるのに)。この車でも同様で、53号車から外した幕を入れたのかもしれない。
ネット上の情報によれば、これは小田急の中古で2006年式とのこと。(今回紹介する中で唯一の小田急中古)
小田急時代は、町田営業所で、稲城市から委託されたコミュニティバス「iバス」用として、真っ赤に塗装されていたそうだ。
【2021年7月3日追記】この後2021年では、国際教養大方面や中心市街地循環バスの代走として運用。遅ればせながら初めて乗車した。座席は最後列以外はすべて1人がけで背もたれが低い、グレー系。中央交通自社発注の129では比較的座席・背もたれの座り心地が柔らかいと感じたが、1269はそれ以上にふかふかだった。
・12-81 いすゞガーラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b3/43a4227256010d27e11e1192be2c5561.jpg)
これまであまり触れていなかったけれど、秋田空港リムジンバスや秋田県内の高速バス(能代、横手・湯沢)に使われる、観光バスタイプの車両にも、断続的に中古車が入っていた。
近年は、小田急中古のトイレ付き(使用停止)の三菱ふそうの先代エアロバスが多かったが、これは懐かしい先代ガーラ(中央交通では意外に少数派)。行き先表示は幕式。
京成グループの中古だとか。
・12-90、12-93、12-94 いすゞエルガミオ
9月下旬~10月上旬にかけて、エルガミオが3台。
共通点が多いものの、ナンバーが微妙に抜けているし、若干仕様が異なる点もある。とりあえずまとめて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/2a/d7cb3f4d34b3f8b1767f1be626fbb369.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/67/8450354244b8b1de45862689937eb288.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/55/100d4a031181f55ce17f2803ef39a0ee.jpg)
12-90と12-93が臨海営業所、12-94が秋田営業所配置。
3台とも、ワンステップで、左折時に12-54と同じ音が鳴る。
中ドアは、12-93と12-94が標準の引き戸なのに対し、12-90は、折り戸2組で構成される(2枚1組×2組で、ガラス4枚)両開きのワイドドア。
ワイドドアは、かつては大都市圏で好んで導入され、中央交通には前回紹介した日野ブルーリボンなど、大型車の中古が何台か在籍する。でも、中型車でワイドドアってのは、珍しいし、
【3日追記】12-90のような、中型でワイドドアで、ガラスに赤い文字で注意書きがされているのは、京成グループに存在したようだ。これと同じドアの日野レインボーが、「11-08」として新屋ローカルで使われており、それは元京成(その後別会社へ譲渡後、さらに譲渡されて秋田へ?)とのこと。
正面の行き先表示器の左右は、12-93と12-94は左右とも車いすマーク。車いすの下に傾斜【11月1日補足・傾斜は「(中ドアに乗降時に使う)スロープ付き」を意味するのでしょう】も描かれる。
12-90は、向かって右が車いす(傾斜なし)、左がベビーカーマーク。中ドアの左にも小さい同マークがある(他の2台はなし)。これは、昨年モデルチェンジした新しいエルガミオと同じ配置。譲渡前後にマークが更新されたのだろうか。
ちなみに12-54は、右だけ傾斜あり車いすマークで、左はなし。
また、譲渡後の塗装変更の違いによるものだが、12-93だけ、ドアの「出口」「入口」表示に新車と同じように進入禁止標識や矢印のアイコンも描かれている。この記事で取り上げた12-93以外の車はすべて文字だけ。12-93は「一般乗合」と「出口」の順も入れ替わっている。塗装した工場が違うのか?(車いす・ベビーカーマークもそれが理由かも)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d8/0d1c35e0a814c92d96954b6f0751db4b.jpg)
12-94を見る限り、前方の運転席側は1人掛け、ドア側(優先席?)はロングシートで、ワンステップなのにドア側前輪上には座席がない(運転席側にはある)。【12月31日追記・12-93も同じ色・配置だった】
少なくとも12-93は、ロービームの前照灯がLEDに交換されているようだ。
【11月19日追記】12-90に乗車することができた。
従来の大型のワイドドア車では、転入時に片側の扉が開かないように改造されたものもあったが、この車は左右両側とも開く本来の動作。左折警告音は、車内にいてもしっかり聞こえる。床は凹凸があるものの単色の緑色。後部の2人掛け席では、通路に面した背もたれの側面(=背もたれの“厚さ”の部分)に降車ボタンが取り付けられていた。こんなの初めて見た。
【12月31日追記】12-93に乗車。床は青緑色単色でざらざらした、あまり見ないタイプ。整理券発行機は、中央交通で一般的な小田原機器製の感熱紙式だが、汚れており、新品ではない。
12-90のような背もたれ通路側側面の降車ボタンは、後部にはなく、運転席側前から2列目(1列目は安全のためとして使用中止)の椅子にだけ取り付け。背もたれに角度があるから、ボタンは傾いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1d/c0f576582772da2038716148b78a6ad6.jpg)
最後に、ノンステップバスをまとめておきます。(中央交通の秋田市中央部では変化なし。教養大方面と羽後交通について追記し、まとめ方を一部変更)
●中央交通 秋田市内各路線で運用 ノンステップバス計42台
・25台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は8台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター3台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
・1台が東武バスの中古で、大型車の富士重工ボディのいすゞ1台。
・16台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ11台、日野レインボー2が5台)。
●その他のノンステップバス 計4台
・中央交通 国際教養大学発着路線で運用 都営バス中古の中型ロング日野レインボーHR1台。
・秋田県から委託されて中央交通が運行する(していた?)EVバス 中型いすゞエルガミオ1台。
・羽後交通 本荘営業所(急行秋田・本荘線で秋田市内も走行) 都営バス中古の大型いすゞエルガ2台。
【19日追記】この後11月16日に、ノンステップの中古エルガミオ「13-00」を確認。臨海営業所運用。
ベビーカーマークや出入口表示は、12-90と同じ。中ドアは引き戸。12-90、12-93、12-94と似ている雰囲気。この記事後半にて。【上記ノンステップのまとめにはまだ含めていません】
※さらにその後の中古バスの状況。
、有楽町付近を営業運転しているのを目撃してちょっと嬉しくなりました。
実は先月乗ったのですが、板張りの床、座席がかなり色あせたのと、排気がちょっと黒かったのを除けば、他のいすゞLRとそんなに違わないと感じました。
県外のバス好きの方々は、小田急中古の6Eボディの車を珍重されている(台数の多さと独特な外観も理由でしょうか)ようですが、より古くかつずっと秋田を走っている75号車にも注目してもらえたらと思います。
『風前の灯』と言えば泉八橋環状線の新ダイヤですね。秋田駅西口13時40分発の便は何度か見ましたが『空バス』でした。14時20分発の便も『空バス』に近く、附属小学校の子供達が乗らないと・・・。来年のダイヤ改正で朝の泉回りと夕方の八橋回り以外は廃止確定のような感じが・・・。
実は先月、13時40分の泉回りに乗ってみました。その時は、駅~神田線との重複区間内で降りた他の客もいたものの、泉地区内ではやはり貸切(そこで降りたので後は不明)でした。個人的には、なかなか便利なルートではあるのですが、これでは…
附属の登下校は臨海営業所担当が大部分ですから、環状線の秋田営業所の運転士さんたちは、元気な子どもたち(時間的に特ににぎやかな低学年)に少々手を焼いているかもしれません。
もちろん、今までの併用タイプも一部で残っていますが…。
その調子で、残った牛島方面や手形方面、桜・日赤方面の停留所の形状もああいった達磨型に変わっていくでしょうね。
よろしくどうぞ。
その更新後のダルマ型も、もともとは市営バスのデザイン(の色違い)だったわけですけどね…
一方で、もともとの中央交通のバス停だった「バスで行こう」タイプも、郊外ではまだまだ残っていて、更新すればよさそうなものもちらほらあります。そちらはどうなるでしょう。
駅から来た通常のバスとシャトルバスが同時につきましたが、通常から降りてきた人のほうが多かったです
年末年始で教養大が閑散期のせいか、イオンシャトルの運行回数や本来の車両の整備などでしょうか。
路線バスを利用するというと、途中から乗る人とか100円対象の高齢者が中心なんでしょうか。
言うまでもないですが、年末年始はバス車内も途中の道路も店内も混雑しそうですね。
ソフトバンク仕様の12-94と、ドコモ仕様の後々導入された13-16は秋田営業所の配置だが、au仕様の12-93だけが臨海営業所の配置なのが、疑問に思いました。
市街地なら両営業所とも同じくらいの割合で走るので、そこで広告効果があれば…ぐらいの考えではないでしょうか。