広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

木枠TV/1300登場

2017-11-21 00:14:54 | 秋田のいろいろ
以前の記事の続報2つ。
先週辺りから映像が放映されるようになった、秋田駅西口ぽぽろーどの大型ディスプレイ。
この週末に見ると…
CMでは小さめながら音も流れる
ディスプレイの外見が変わった!?
板張り!
ディスプレイの画面以外のボディ部が、細長い木片を組み合わせたもので覆われた。
従来と厚さに変わりはないので、これまでの黒い板を取り外して、代わりに同じサイズの木を取り付けたことになろう。なお、厳密には完全には同サイズではなく、従来は上辺の高さが正面と側面で揃っていなかった(正面だけ高かった)のが、木では側面も高くなって揃った。
秋田駅周辺では木質化が流行っているので、それに乗っかったということでしょう。
(再掲)以前の姿。正面と側面で高さが違うのが分かる(正面は単なる板のようだけど、存在意義は?)
木でできた(?)テレビなんて、珍しいかな、と思っていたら、昔のテレビを2つ思い出した。
1つは「家具調テレビ」。
昭和50年代中頃までは、そんなテレビが普通だったはずで、我が家でも東芝の家具調テレビを平成初期まで使っていた。
家具のような木質(あるいは木質風)のボディのテレビのことで、我が家のは本当の木材ではなく、木目模様をプリントしたものだった。
調べると、1965年に松下電器(現・パナソニック)が発売したモノクロテレビ辺りがはしりで、本物の木材を使った製品もあったそうだ。
【27日補足】サザエさん家の茶の間にあるのも家具調テレビ。

もう1つは、平成初期。
松下電器(ブランドは既にPanasonic)の大画面テレビ「画王(がおう)」がヒットしていた。当時は他社も含めて濃いグレーや黒いボディが主流だったが、画王の一部に、木のボディのものがあった。カタログで見て印象に残っている。家具調テレビよりもウッディというか高級な感じだったかな。
Wikipediaによれば、マホガニーを使った「純木画王」という名前だったそうだ。バブル崩壊直前の時期ならではのテレビだったのだろう。今の薄っぺらなテレビでは、木を使いたくても難しいだろうけど。

【26日追記】放映開始当初は、背中合わせの画面で、表示される映像が同期していなかったようだが、現在は同期しているようだ。音が出るから、ズレていたらおかしいものね。

その後にさらに変化


中古バスの続き。
11月16日、新たな中古車を発見。
キリよく13-00
臨海営業所所属の中型・いすゞエルガミオで、ノンステップ。
行き先表示左や中ドア左にベビーカーマーク、前ドアが「一般乗合(進入禁止マーク)出口」の表記になっているなど、12-90と同じ表示。
【2019年3月19日追記】この車を含めて、ベビーカーマークや進入禁止マークが描かれた車の車内前方には、「助川車体工業」というシールが貼られている。茨城県にある中古バスの仲介や整備をする業者で、中央交通に来る京成系中古は同社を経て来ることが多い感じ。
中ドア付近
中ドアのガラスに車内向きに赤文字で「危険ですから/扉が開くまで/床の黄色部に/立たないで下さい」という、長ったらしい注意書き。
折り戸のワイドドアである12-90では、同じような文字の縦書きで開閉時の注意書きがあった。小田急中古の寸詰まり車(ぐるる用など)にも似たような注記があるけれど、それは外から見ると文字が白く見える。
【12月5日追記】939など小田急中古の引き戸のノンステップ車では、ガラスの下辺に細長いシール(不透明なので車外側からは黄色い棒にしか見えない)が貼ってあり、「黄色い部分で立ち止まるとドアの開閉ができなくなるので…」という趣旨の注記がある。←こっちほうが正確でスマートな表現だ。

秋田のような中ドアを入口として使うバスでは、あまり意味がない表記だから、中乗りの首都圏の中古だろう。
調べると、京成グループのバスで見られる表示のようだ(少し前に秋北バスにも入っているらしい)。12-90も京成グループから来たみたいだし、それらワンステップ3台とともに、まとまって転入ということだろうか。さらに追加導入はあるか?
【12月9日追記】13-00も、ワンステップ3台と同じく、左折警告音が鳴る。
【2019年5月30日追記】その後、2019年5月10日頃までに、左折警告音がおかしくなって半分しか鳴らなくなった。「ピピン、ピピン」と鳴るべきものが、「 ピン、 ピン」と聞こえる。間延びするだけでなく、鳴っていることが認識しづらいが、必須装備ではないのでとりあえず放置しているようで、5月末でもそのまま。

13-00は、車内の運賃表示器は液晶2画面のもの。
行き先表示器はもちろんLEDだけど、新品ではなさそう。側面は経由地の矢印が(鮮やかな緑色ではなく)黄緑色の古いタイプだし、正面は、
画素欠けが発生
自社の廃車から取り外した機器を再利用していると思われる。
再利用はいいけれど、画素欠けを修理してから取り付けられないものかね。中央交通が使っているLEDは、明るく精細なのはいいけれど、こういうふうに連続して常時消灯するドットが少し目立つ。製品の特性なのか、メンテナンスが悪いのか…
【21日補足】写真の13-00が新屋線を表示してる状況では、判読性に問題はない。しかし、車両によってはもっと欠けていて、経由地の小さな文字などが分かりづらいものもある。
別のメーカーの表示器を使っている弘南バスでは、部分的にLED基盤を交換しているものをちらほら見かける。交換した部分だけ明るさが違って不均一ではあるが文字はしっかりと認識でき、画素欠けは見たことがない。

ノンステップバスのまとめ。
●中央交通 秋田市内各路線で運用 ノンステップバス計43台
・25台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は8台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター3台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
・1台が東武バスの中古で、大型車の富士重工ボディのいすゞ。
・1台が京成グループ? の中古で、中型車のいすゞエルガミオ。
・16台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ11台、日野レインボー2が5台)。

●その他のノンステップバス 計4台
・中央交通 国際教養大学発着路線で運用 都営バス中古の中型ロング日野レインボーHR1台。【2018年2月28日補足・その後他路線で運用されることもたまに見られるようになった】
・秋田県から委託されて中央交通が運行する(していた?)EVバス 中型いすゞエルガミオ1台。
・羽後交通 本荘営業所(急行秋田・本荘線で秋田市内も走行) 都営バス中古の大型いすゞエルガ2台。

【12月18日追記】この後、12月17日頃、新車の日野レインボーが2台、秋田営業所に導入。上記の台数には含めていません。
【2018年2月14日追記】2018年2月中旬頃までに、中古のいすゞエルガミオと思われる13-16が秋田営業所に導入。【2月19日追記】13-16は後部バンパー近くに補助テールランプがあるのが特徴的で、ワンステップ。
【2018年2月28日追記】2018年2月下旬頃までに、小田急中古のノンステップいすゞエルガ13-17が臨海営業所に導入。従来の同型車とほぼ同じで、後部の座席の布地は柄入り水色。

その後の中古バスの状況

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40 コメント

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広告更新と元市営車転属 (編地 耕部、)
2017-11-21 23:34:32
こんばんは。
中央交通に新しい中古車が来ましたね。しかも早くも13-00番台に突入です。次はどの中古車が来るのでしょうか。
さて、今日秋田市内で目撃したバス広告のうち、「MAST」の車内ステッカー広告と後看板のデザインが新しくなっているのを何台か見ました。
特に、ステッカー広告に関しては、今までの小サイズから一般的な大サイズのステッカーになり、後ろ側は最近の全労済?と同じく、後の文字が透けて見えるタイプになってました。
あと、最近余り見なかった車で、秋田にいたはずの487ですが、今日なぜか五城目線に使われているのを目撃しました。
恐らく、修理の後、暫く様子を見た後、五城目営業所に転属されたと思われます。
783、日野リエッセの53に次いで、五城目ローカルでの3台目の元市営車との事です。
ちなみに、783は五城目に転属後に後看板をサルタ観賞魚センターの広告に交換していたが、487は転属した後も後看板はそのままAIFULホームの旧デザインのままで、車内のステッカー広告(全労済と公務労協)も、相変わらずそのままでした。
五城目営業所所属車でのAIFULホームの看板はほとんどが最新版に更新されているものが多いイメージだったが、旧型も若干入っているのには驚きました。

よろしくどうぞ。
返信する
そういえば・・・ (TMK2)
2017-11-22 15:59:19
487の側面であったであろう広告が588につけられていました。

臨海の1300が出たということは何か廃車になったのでしょうか・・・?
返信する
Unknown (ガンメタ)
2017-11-22 19:31:34
487号車が五城目で使われた事実はございません、秋田営業所で休車状態となっております(計器類の故障のため貸出なども不可能です)また783号車も転属や貸出などはなく、秋田営業所で廃車・部品取りとして留置されたあと夏過ぎに回収業者へ引き渡されております。
あと、以前別で触れられていた54号車は転属ではなく貸出扱いとなっており、時期は未定ですが秋田営業所に返却される予定となっています。
返信する
追記 (ガンメタ)
2017-11-22 19:39:16
近日新たな中古車(リムジン用ふそう 1035)及び新車でレインボー2台が導入されます。レインボーは2台とも秋田営業所配属予定となっています(マイナーチェンジで尿素SCRが搭載されたが、尿素水タンク設備が臨海にはないため)これに伴い、秋田から臨海へ転属する車両が出る予定です。
返信する
訂正 (ガンメタ)
2017-11-22 19:47:30
リムジン用ふそうは1305でした。
返信する
ガンメタ様へ (編地 耕部、)
2017-11-22 20:45:51
そうでしたか、現在487は休車中でした。783は廃車ですか。
では、その487も休車を経て暫く経ってから五城目に貸し出す可能性はありますか?

よろしくどうぞ。
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Unknown (ガンメタ)
2017-11-22 21:04:30
それは考えられないと思います。休車状態ではありますが、おそらくこのまま廃車になるのではないかと。バスが足りなくなれば復活させる可能性がありますが、秋田もしくは臨海での運用になるかと。
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コメントありがとうございます (taic02)
2017-11-23 23:49:15
あくまで趣味の範囲の目撃情報ですが、極力正確さに努めましょう。
古い車はいつどれが脱落しても不思議ではないでしょうから。

エルガミオ/レインボーは8月末にマイナーチェンジして、弘南バスではさっそく導入したとのことですが、中央交通さんも導入ですか。それにしても、排気対策で車庫側の設備も必要になるとは、知りませんでした。
返信する
残り少ない元市営車 (TMK2)
2017-11-28 21:42:29
こんばんは。
秋田営業所に広告を抜かれた487と臨海の685がいました。
そして男鹿の39と思われる車体も方向幕が抜かれていました。
これで元市営車は残り75、357、688、780~782、小型の47、53、54だと思いましたが、
357と782を最近見ていません。

元市営車、最後に残るのはどれになるのでしょう・・・?

そういえばその秋田営業所に臨海か234(元淡路交通)もいましたが、こちらも廃車待ちになるのでしょうか・・・?
返信する
予想困難 (taic02)
2017-11-28 23:47:51
こんばんは。
順番は関係なく、どれが落ちるか分からないですね。多数勢力だったエアロミディは残り1台、それに市営バスを象徴する仕様の357は…
中央交通には元から多くはなかったものの、357や234などのLVキュービックも、少なくなってしまいます。
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