広く浅く

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マックスバリュの歌

2019-06-21 00:30:17 | 秋田のいろいろ
今年3月、マックスバリュ東北(企業名)が運営する、マックスバリュおよびマックスバリュエクスプレス店舗における、割引デーやポイント倍付けデーの仕組みが変更された。
※対象は青森、秋田、岩手、山形各県のマックスバリュ・マックスバリュエクスプレス店舗のみ。ザ・ビックや4県以外の別会社運営のマックスバリュ等は無関係。
※以下、「マックスバリュ東北運営のマックスバリュ店舗」を指して「マックスバリュ」と表記します。

この改変後、マックスバリュ店内で流される歌がやたらと耳につくようになった。
これまでは、東北以外でも共通だという「ウフフな生活マックスバリュ」のほか、何かは流れていたけれど、ほぼ頭には残らなかったのに。
秋田市内の店では、店内複数箇所にラジカセを置いて、そのそれぞれから同じ曲を流していることが多い。当然、ぞれぞれのラジカセでのタイミングはズレるので、店内を歩いていると、ズレているようでシンクロしているような、複数のラジカセからの音が重なって聞こえるような聞こえないような、とにかく歌が流れていることを意識せずにはいられない。

いちばんよく耳にするのは、ポイント5倍デーの歌。毎週日曜、月曜、木曜と週3回聞くことができる。
「ごばばばーい ごばいごばい ごばばばーい ごばいごばい マックスバリュのWAONポイント5倍デー」。最後が「月木日はWAONポイント5倍デー」のフレーズもある。
児童合唱の後、女声コーラスで「フッフッー ごばいごばい フッフッー(以下同)」と続く。
イントロはドラムの太鼓で、「ルージュの伝言」のそれにちょっと似ている。

「ごばばばーい」のインパクトが強く、ツイッターで検索すると、10人以上の人が言及している。「耳から離れない」という声もあるものの、否定的でもなさそうで、好意的に受け入れられているようだ。
僕も嫌いじゃない。明るくはっきりとした曲であり、何よりも言いたいことが明確に伝わる。この歌詞を覚えていればポイント5倍になる曜日を忘れることはない。
【2022年5月12日追記】2022年3月から、5倍デーが土曜と日曜に変更。歌詞が合わなくなったためか、この歌は流れなくなってしまった。代わりの歌もなし。【2023年5月29日追記】1年3か月を経た2023年5月下旬。歌詞を一部変えて、歌が復活した!


毎月第2木曜日だけは、ポイントが10倍になる。「ごばばばーい」は通用しない。
ツイッターにもあったが、「じゅばばばーい」になるかと少し期待。

3月だったか4月だったかの第2木曜日は、歌が流れていなかったと思う。6月の第2木曜日は、新たな歌が流れていた。
チアリーディングのような「じゅうばいじゅうばい ポイント10倍」みたいな感じで始まる、別の歌。女声コーラスのみで、おそらく5倍の歌と同じ声。素人目(耳)には、5倍の歌とどこか似た雰囲気もあり、作者は同じかもしれない。
月に1度しか流れないレアな歌であることもあるが、5倍の歌ほど、楽しくもなくインパクトもなかった。
※月木日が10日や5のつく日など、イオングループ共通のポイント増加日と重なる場合は、ごばばばーいの歌が流れる。あくまでもマックスバリュ東北独自のポイント企画のみを歌っていることになる。


さらにいつの頃からか、毎週木曜日に、店内の一部のラジカセからは、また別の歌が流れる。(ごばばばーいと混在)
10倍の歌と同じく女声コーラスのみ。歌詞は「ごぱーオフ」というフレーズが繰り返されるようだが、聞き取りづらい。

実は3月から、木曜日限定で、ハム・ソーセージ・チーズ・バターが誰でも5%引きになる。それを伝える歌だった。
折込チラシより
チラシ上のイラストでは、チーズ2種、ハム、ソーセージが描かれているが、バターはない。
20日30日の5%引きと木曜が重なった日に対象商品を買えば、5%引きからさらに5%引きになり、さらにポイント5倍になる。レシートの表示では、先に「一般割引」として木曜限定分を引き、その後「会員様割引」が適用される形。

ラジカセの音量が充分でないこともあるだろうが、「ごぱーオフ」以外の歌詞がとにかく不明瞭。声が細いというか圧がないのと、言葉とメロディーがうまく合っていないのではないか。
店内のラジカセの近くで立ち止まっていたら、聞き取れた箇所があり、それをきっかけに興味が出たので、全部聞き取った。←ヒマな客。
間違っているかもしれないが、以下の通り。曲としては覚えやすいけれど、どこか哀愁を帯びているようにも感じた。

ハームハムハムソーセージ
チーズやバターもごぱーオフ
ごーぱごぱごぱごぱーオフ
マーガリンもごぱーオフ

みーんなみんな大好き
ビールやワインにぴったり

まとめていかがです/笑顔があふれ出す(1度目と2度目で異なる)
お得なお得なごぱーオフ

木曜に一部商品が5%引きになるという事情を知る人なら、納得できる歌詞だけど、知らない人には分かりづらい。「ごぱー(ごパー)」という略語を知らない人だっているだろう。
ごばばばーいでは「月木日はWAONポイント5倍デー」と、企画の内容を明確に言っていたが、これにはそれないのだ。

「マーガリンもごぱーオフ」と取ってつけたように歌われているのは、「ヨーデル食べ放題」の「ビールは別料金」のような感じで笑ってしまった。
でも、この点は、チラシ類にはマーガリンが5%引き対象かどうかに触れていないので、それを明確にさせる意味はある。

店内のラジカセの置き場所にもよるが、対象でない商品の売り場(漬け物とか牛乳とか)でも、この歌がはっきり聞こえてしまうこともあり、誤解を招く。【21日追記】歌詞に登場する商品だけが割り引き対象なわけだが、「~『も』ごぱーオフ」と歌われてしまうと、歌詞に出てこないものも割り引き対象、最悪、全品5%引きと取られてしまうおそれもある。
売り場は対象商品と隣接していそうだけど微妙に違いそうな、サラミとか製菓用生クリームなんかは対象になるのかも分からない。というか、そもそもどうしてハム・ソーセージ・バター・チーズだけが割り引きになるの?【12月19日追記・ベーコンは割引対象になる模様。】【2024年4月11日追記・意外にもサラダチキンも対象の模様。】【2024年5月9日追記・意外にもパウチに入って、加熱して食べる惣菜のハンバーグ(伊藤ハム)も対象。おそらく肉団子や角煮なども。】

「ビールやワインにぴったり」は唐突でつながりが分かりづらい(聞き間違いでなければ)。
おそらくハム、ソーセージ、チーズ(とビールワインの相性)を差していると思われるが、歌詞内では「マーガリン」のほうが近い。それに「ビールやワイン」自体も5%引きと早とちりさせそうでもある。
※マックスバリュでは、20日30日であっても酒類はすべて割り引き対象外。イオンリテールではビール類以外の酒は対象なので、ややこしい。


これらの企画はマックスバリュ東北単独で実施しているから、その歌も同社が独自に作ってもらったのだろう。ツイッターでごばばばーいに触れているのも、確認できた限りでは、同社エリア内在住の方々だった。
作ったり歌ったりしたのは、どこのどういう人たちなんだろう。
ごばばばーいは、なかなかいい曲だと思うけど、その他の曲は、このような形で流すにしてはいまいちだと思う。もっと明るくはっきりのほうが良かった(作者や歌手の責ではなく、マックスバリュ東北がそう指定して発注するべきだった)のでは?

昔なら、ローカルなCMソングでも、八木山ベニーランドなど越部信義 作曲・天地総子 唄といった、豪華な顔ぶれのものもあった。今はそんな余裕がなかったり、逆に地方でもしっかりとした作品を作ることができる人や機材がそろっているのだろうけど。

【7月26日追記】7月25日・木曜日に、ごパーオフの歌登場後初めて、マックスバリュ広面店へ行った。これまでの他店舗同様、コーナーごとにラジカセを置いて、同じ歌は流していた。
さらに、頻度は少ないが、店内一斉放送で、ごぱーオフの歌の別バージョンが流れていた! 伴奏がやや豪華で、女声の独唱。合唱バージョンよりも、メリハリがあって楽しそうに歌っていて、聞きやすい。相変わらず歌詞は伝わりづらいが、雰囲気としては以前のよりはマシになったかな。
やはり、合唱バージョンはイマイチと判断されて、新たにアレンジして収録したのだろうか。今後の展開はいかに?!
【8月8日追記】10倍の8月8日・木曜日に、マックスバリュ港北店へ行くと、ラジカセからは上記のチアリーディング風コーラスの歌が流れていた。しかし、たまに店内一斉放送では、はっきり聞こえる女声(少しコーラスもある?)による同じ曲の別バージョンもかかっていた。ごぱーオフの歌と同じ展開になっていた。【12月19日追記】泉店でも流れていたが、頻度は低い。
10倍デーは2021年2月で終了。レアな歌もお蔵入りか。

【2021年8月14日追記】お盆前後は特別にポイント10倍期間が設けられる。2021年のお盆では、一部店舗では10倍デーの歌が復活していた。港北店では聞こえなかったが、泉店では、店内のラジカセから初期バージョン、店内巡回警備・清掃ロボットからは後期バージョン(ただし途中でぷっつり止まる?)が流れていた。

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