昨日のバスに続いて、新年度のJR関係の話題ですが、鉄道の運行や列車関係の変化ではありません。そちらは3月16日のダイヤ改正で変わっているので。
といっても車両の写真がないと寂しいので、
●進む世代交代
“日本海縦貫線”の一翼を担う、羽越本線~秋田以北の奥羽本線を走る貨物列車をひく機関車は、古い「EF81」形から、新しい「EF510」形への置き換えが進んでいる。※過去の記事
JR貨物富山機関区のEF510が秋田に姿を見せたのは2008年から。以後、ゆっくりとではあるが確実に数を増やし、現在は22両が走っている。
今回のダイヤ改正でも、EF510が担当する貨物列車がまた増えたような気がしている。
秋田駅に入るEF510がひく貨物列車。左の1番線には残雪による“車止め”が
そういえば、4月1日前後は、コンテナが積まれていないスカスカの貨物列車をよく見た気がした。ゴールデンウイークや年末年始は、輸送量が減るので運休になる貨物列車もあるくらいだが、年度末・年度初めも輸送量が減るのだろうか。
ついでに4月1日は、天気が悪くない春休み中なのに秋田駅前を歩く人も少なかった気がした。タクシードライバーも「今日はぜんぜんダメ」と言っていた。店の中などはそれなりにいたような気もしたけど。
●やっとSuica
以前触れた通り、4月から秋田駅ビルのトピコとアルス(一部)でSuicaを電子マネーとしてやっと使えるようになった。
Suicaペンギンもあちこちに登場
●運営者と店名変更
3月27日にJR東日本秋田支社から「エキナカ店舗等の店舗名称変更についてのお知らせ」がリリースされた。
「地域に密着した生活サービス事業の展開を目的とした店舗運営会社変更に伴い、店舗の名称を変更いたします。」そうで、3つの店の運営会社と名前が変わった。3店とも、JR東日本エリア全域で展開する関連会社から、秋田支社の子会社「ジェイアールアトリス」に移管された。
JR東日本はしょっちゅう、こういう変更をちょこまかとやっているような気もするが、実質はあまり変わってないような気もする。
秋田駅では、ぽぽろーど沿い、びゅうプラザ隣接の「カフェガーデン」が「カフェテラス」に、トピコ2階の「千秋苑」が「お土産ショップ こまち苑」にそれぞれ変わる。以前の運営会社はNEWDAYSを経営する「JR東日本リテールネット」。
もう1つは、土崎駅の立ち食いそば屋。秋田県内で2つしかなくなった、貴重な駅そば屋。(以前、秋田県唯一としていましたが、花輪線の鹿角花輪駅にもあるそうです)
日本レストランエンタプライズの「土崎待合めん」から、「そば処 港ばやし」に変わる。
1日の午後、土崎駅に行ったら、営業を休止して店全体を薄いシートで覆って工事していた。看板の付け替えでもしていたのだろうか。
ちなみに、ジェイアールアトリスが経営するスーパー、秋田生鮮市場保戸野店の片隅に、カフェガーデンのメニューボードが置かれていたのを発見。用済みになってとりあえず運んだのだろうが、何に使うの?
●冬の終わりの小屋(JRとは直接関係のない話題)
その秋田生鮮市場保戸野店。
店の前に小屋
店舗入口そばに、小さなプレハブ小屋がある。こういうので焼き鳥を売っていることもあるが、これは違う。
これは「あじまん」の売り場だった小屋。看板類は外され、裏手にあったであろうプロパンガスボンベもなかった。
「あじまん」とは山形県天童市に本社がある企業で、その商品の大判焼きの名でもある。
東北から北関東で展開していて、秋田ではここ15年くらいで広がったように記憶しているが、今は山形県と秋田県を重点的な営業エリアとしているようで、ローカルテレビ番組とタイアップしたオリジナル商品もある。
独特なのが販売形態。スーパーやホームセンターの敷地内に、冬の間だけ小屋を置かせてもらって販売するというもの。夏の間は購入できず、小屋自体も片付けられる。
ローカルテレビ番組(サタナビっ!だったか?)によれば、山形県内に小屋の保管場所があり、夏の間はそこに集めて置いているそうだ。
【2014年9月27日追記】2014年9月27日放送「サタナビっ!」によれば、あじまんは2014年で創業50周年。当初は天童市でスーパーを営んでいて(その創業が1965年)、大判焼きを販売。後にスーパーは廃業し、1980年に「あじまん」として展開開始。秋田県には1994年に進出し、現在53店舗(企業全体では約250店)。あじまんは1個当たり75グラムのあんこが入っていて、大判焼きとしては最重量級だとか。(以上追記)
あじまんの小屋が現れて営業が始まると「冬だな」と感じる季節の風物詩でもある。【3日追記】「冬のおやつ あじまん」がキャッチコピーになっている。
一方、春になるといつの間にかなくなっていて、気にも留めていなかった。
上の写真のような、看板類がなくなって運び出されるのを待っている状態の小屋は初めて見たが、これは冬の終わりの風物詩か。
【2014年3月30日追記】翌シーズン・2013年~2014年にかけての冬は、生鮮市場保戸野店ではあじまんは営業しなかった。元生鮮市場土崎店だった「生鮮いちばん」のほうには置かれていた。
●冬の終わりの車窓
週末、青森へ行って来ました。
陣場駅
青森県境に近い奥羽本線陣場駅では、ホームにまだたくさんの雪が残っていた。(積もったわけでなく、除雪されて積み上げられた雪でしょうけど)
秋田市近郊では田んぼや低い山もほとんど雪は消えているが、県境や青森市では、まだ白い田んぼもあった。
陣場-白沢間(ワンマン列車の後部から撮影)写真右のほうに白いものが飛んでいる
白鳥の小さな群れが、電車を追いかけるように飛んでいた。
といっても車両の写真がないと寂しいので、
●進む世代交代
“日本海縦貫線”の一翼を担う、羽越本線~秋田以北の奥羽本線を走る貨物列車をひく機関車は、古い「EF81」形から、新しい「EF510」形への置き換えが進んでいる。※過去の記事
JR貨物富山機関区のEF510が秋田に姿を見せたのは2008年から。以後、ゆっくりとではあるが確実に数を増やし、現在は22両が走っている。
今回のダイヤ改正でも、EF510が担当する貨物列車がまた増えたような気がしている。

そういえば、4月1日前後は、コンテナが積まれていないスカスカの貨物列車をよく見た気がした。ゴールデンウイークや年末年始は、輸送量が減るので運休になる貨物列車もあるくらいだが、年度末・年度初めも輸送量が減るのだろうか。
ついでに4月1日は、天気が悪くない春休み中なのに秋田駅前を歩く人も少なかった気がした。タクシードライバーも「今日はぜんぜんダメ」と言っていた。店の中などはそれなりにいたような気もしたけど。
●やっとSuica
以前触れた通り、4月から秋田駅ビルのトピコとアルス(一部)でSuicaを電子マネーとしてやっと使えるようになった。

●運営者と店名変更
3月27日にJR東日本秋田支社から「エキナカ店舗等の店舗名称変更についてのお知らせ」がリリースされた。
「地域に密着した生活サービス事業の展開を目的とした店舗運営会社変更に伴い、店舗の名称を変更いたします。」そうで、3つの店の運営会社と名前が変わった。3店とも、JR東日本エリア全域で展開する関連会社から、秋田支社の子会社「ジェイアールアトリス」に移管された。
JR東日本はしょっちゅう、こういう変更をちょこまかとやっているような気もするが、実質はあまり変わってないような気もする。
秋田駅では、ぽぽろーど沿い、びゅうプラザ隣接の「カフェガーデン」が「カフェテラス」に、トピコ2階の「千秋苑」が「お土産ショップ こまち苑」にそれぞれ変わる。以前の運営会社はNEWDAYSを経営する「JR東日本リテールネット」。
もう1つは、土崎駅の立ち食いそば屋。秋田県内で2つしかなくなった、貴重な駅そば屋。(以前、秋田県唯一としていましたが、花輪線の鹿角花輪駅にもあるそうです)
日本レストランエンタプライズの「土崎待合めん」から、「そば処 港ばやし」に変わる。
1日の午後、土崎駅に行ったら、営業を休止して店全体を薄いシートで覆って工事していた。看板の付け替えでもしていたのだろうか。
ちなみに、ジェイアールアトリスが経営するスーパー、秋田生鮮市場保戸野店の片隅に、カフェガーデンのメニューボードが置かれていたのを発見。用済みになってとりあえず運んだのだろうが、何に使うの?
●冬の終わりの小屋(JRとは直接関係のない話題)
その秋田生鮮市場保戸野店。

店舗入口そばに、小さなプレハブ小屋がある。こういうので焼き鳥を売っていることもあるが、これは違う。
これは「あじまん」の売り場だった小屋。看板類は外され、裏手にあったであろうプロパンガスボンベもなかった。
「あじまん」とは山形県天童市に本社がある企業で、その商品の大判焼きの名でもある。
東北から北関東で展開していて、秋田ではここ15年くらいで広がったように記憶しているが、今は山形県と秋田県を重点的な営業エリアとしているようで、ローカルテレビ番組とタイアップしたオリジナル商品もある。
独特なのが販売形態。スーパーやホームセンターの敷地内に、冬の間だけ小屋を置かせてもらって販売するというもの。夏の間は購入できず、小屋自体も片付けられる。
ローカルテレビ番組(サタナビっ!だったか?)によれば、山形県内に小屋の保管場所があり、夏の間はそこに集めて置いているそうだ。
【2014年9月27日追記】2014年9月27日放送「サタナビっ!」によれば、あじまんは2014年で創業50周年。当初は天童市でスーパーを営んでいて(その創業が1965年)、大判焼きを販売。後にスーパーは廃業し、1980年に「あじまん」として展開開始。秋田県には1994年に進出し、現在53店舗(企業全体では約250店)。あじまんは1個当たり75グラムのあんこが入っていて、大判焼きとしては最重量級だとか。(以上追記)
あじまんの小屋が現れて営業が始まると「冬だな」と感じる季節の風物詩でもある。【3日追記】「冬のおやつ あじまん」がキャッチコピーになっている。
一方、春になるといつの間にかなくなっていて、気にも留めていなかった。
上の写真のような、看板類がなくなって運び出されるのを待っている状態の小屋は初めて見たが、これは冬の終わりの風物詩か。
【2014年3月30日追記】翌シーズン・2013年~2014年にかけての冬は、生鮮市場保戸野店ではあじまんは営業しなかった。元生鮮市場土崎店だった「生鮮いちばん」のほうには置かれていた。
●冬の終わりの車窓
週末、青森へ行って来ました。

青森県境に近い奥羽本線陣場駅では、ホームにまだたくさんの雪が残っていた。(積もったわけでなく、除雪されて積み上げられた雪でしょうけど)
秋田市近郊では田んぼや低い山もほとんど雪は消えているが、県境や青森市では、まだ白い田んぼもあった。

白鳥の小さな群れが、電車を追いかけるように飛んでいた。