広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

MV東北/CNA

2013-04-15 23:47:07 | 秋田のいろいろ
マックスバリュ東北と秋田ケーブルテレビ(CNA)のこまごまとした話題。

●マックスバリュ泉店はどうなった?
マックスバリュ東北が秋田市泉にスーパー「マックスバリュ泉店(仮称)」を開店するという話があったが、いっこうに進展しない。
昨年9月の決算説明会の報道では、「「社内の調整などで今期は出店しない」とし、来期(13年3月~14年2月)以降とする方針を示した。」ということになっていた。

その後は特に新たな情報がなかったが、4月10日の秋田魁新報経済面に同社の決算発表の記事があり、その最後に、
「秋田市泉の日本通運倉庫跡地に計画している新店舗について、宮地社長は「経済状況などをにらみながら、来期(14年3月~15年2月)以降に出店したい」と述べた。」
とあった。

また先延ばしじゃないか!
マックスバリュ東北は、3年連続増収、3年ぶりの黒字だったそうで、他には新店舗を作っているし、経営状態が悪いというわけではないのだろう。北隣の土崎方面では、地元スーパーのナイスやいとくが新店舗を作る動きが出ているから、うかうかしていられないはず。
そんな状況の中、土地はあるのに着工や開店を先送りしているのは、やはり、外旭川のイオンタウン計画の今後の動向次第(=イオンタウンができるなら、そこにマックスバリュが出店するから、泉店は不要)ということではないだろうか。(憶測です)

※2014年になって、やっと着工することになった。

●遠くのチラシ
もう1つ、マックスバリュ東北の話。
今年初めに同社サイトが10日間もメンテナンスを行ったため、そこにアップされるはずの各店舗のチラシが見られなくなった。

その後、4月1日からチラシの掲載方法が変わった。凸版印刷が運営する「Shufoo!(シュフー)」というサイト上に掲載されたものにリンクするようになった。
これなら、自社サーバーが止まっていても、チラシを見られる(はず)。

Shufoo!のサイト側から、自宅近くのいろんな店のチラシをまとめて見ることもでき、チラシを見る人が増える効果もあるだろう。
他地域のマックスバリュやイオンリテール、さらにイトーヨーカドー、ザ・ガーデン自由が丘など多くのスーパーなどがShufoo!を利用している。(ドン・キホーテは最近、Shufoo!の利用をやめたらしいけれど)


前も書いたようにネットでチラシを見ていた理由は、我が家にはマックスバリュのチラシが折り込まれないから。
マックスバリュの各店舗とも、我が家とは微妙に距離があるためだろう。でも、中心部にスーパーが少なく車社会の秋田市であり、仕事や用事で出かけたついでに買い物する人だっているし、折り込んでもいい・折り込んでほしいと思っていた。(だからサイト掲載を重宝していた)

ところが、今年3月8日から、マックスバリュ東北のチラシが折り込まれた!
といっても、それは同日に潟上市飯田川に開店した同社経営のディスカウント店「ザ・ビッグ潟上店」のチラシ。

以後、毎回ではないようだが、時々折り込まれる。
ザ・ビッグは安いようだが、秋田市中央部からは直線で20キロは離れた所にある。わざわざそんな遠くまで買いに行く人って、そうそういるだろうか。
運営会社が同じでも、マックスバリュとザ・ビッグではコンセプトも価格設定も違うから、まったく役に立たないチラシ。そんな広告費があったら、マックスバリュのチラシの折り込み地域を広げるか、折り込みなど止めて浮いた分でマックスバリュの商品の販売価格を値下げしてほしいものです。

●うふふな生活
さらにもう1つ。マックスバリュ東北のテレビCMでは、最後に早口で「マクスバリュぅーっ」と聞こえる、女声のジングルが流れる。
実はこれ、「うふふな生活 マックスバリュ!」という歌の最後の部分なんだそうだ。
昔のジャスコで言えば「ジャスコで逢いましょう(作詞:横内理和、作曲:中村泰士)」みたいな、店舗ブランドのイメージソングのようだ。

運営企業によって(=地域によって)は店内で流れていることもあるらしく、なぜか動画投稿サイトにもちゃんとした音質のものがフルでアップされている。
マックスバリュ東北の店舗の店内では聞いたことはないが、その曲のお尻の部分だけCM用に使っていることになる。
なお、昔、マックスバリュが「ウエルマート」だった頃は、「ハロー ウェルカム ウェルマート」というジングルがCMで流れていた。


【16日追記】16日のチラシによれば、土崎のマックスバリュ港北店がリニューアルされる。
17日は18時で閉店、18・19日は休んで、20日7時オープン。オープン後は24時間営業(現在は7時から22時まで)になる。
これで河辺店を除く秋田市3店が24時間営業となる。セルフレジは設置されないのかな?【5月5日追記】港北店に行ってみたところ、セルフレジはなかった。店内全体として、リニューアル前とそんなに違わない気がした。
【2015年5月9日追記】その後、かなり久しぶりに港北店に行ったところ、セルフレジが設置されていた。他店同様4台1組。(2014年5月時点では未設置。その後1年間で設置されたことになる)
【2018年7月9日追記】その後、2018年6月4日から28日までの間のどこかで、港北店のセルフレジの電子マネー読み取り部分とレシートのプリンターが新しくなった(その他の部分は従来のまま?)。
読み取り部は、JR東日本メカトロニクス製の黒いものから、Panasonic製の白い選択ボタン一体型に。選択ボタンは押せないようにされ、引き続きタッチパネル側で選択する。
Panasonic製のものは、通常レジでは、泉店は開店時から、イオンリテールなども含めて黒いものから順次交換されている店もあるが、秋田のマックスバリュのセルフレジでは初採用。茨島店や広面店はまだ黒いのなのに、港北店が先に更新されたことになる。
取り付け方法は、結束バンドで縛り付けたような感じで、タッチ部分の前面に微妙に浮き上がった透明な薄い板があり、どこかぎこちない。
レシートは、数字の書体が代わり(文字は同じ)、店の電話番号の記載位置が変わったが、なぜか従来の位置にもあり、二重に表示される。【その後、8月に行ったら、タッチ部分にパネルが取り付けられてちゃんとした見栄えになっていた。二重表示は変わらず。店名も二重。その後、9月初めには二重表示が解消】


●CNAライブカメラ
秋田ケーブルテレビが市内に設置して放送している「道路LIVE情報」用のカメラのうち、今年2月に2か所のアングルが変わっていた
以前のアングルのほうが、得られる情報量が多く、アングルを変えた意図が分からないでいた。

ところが、3月29日頃から、2か所とも以前のアングルに戻った。
再び茨島交差点が見られるようになった

以前より若干下に移動したか(以前は画面上部に千秋公園が見えていたはず)
わずか1か月ちょっとのアングルだったことになるが、やっぱり評判が悪かったのだろうか。

※この後、2013年11月初め頃に、手形・広面の映像が広角寄りに変更された。詳細はこの記事
※さらに2014年1月7日には、また以前と同じアングルに戻った

●CNAの筆頭株主
もう1つCNA。
3月30日付秋田魁新報経済面によれば、3月29日に秋田ケーブルテレビが、写真現像機大手「ノーリツ鋼機(和歌山市)」の子会社となった。
CNAの株式の50%を保有していたオリンパスの子会社「オリンパスビジネスクリエイツ」からノーリツ鋼機が譲り受けて、筆頭株主になったもの。
「オリンパスは内視鏡分野などの中核事業に経営資源を集中させており、今回の株式譲渡はその一環。」だそうで、CNAの社長は「(略)事業は従来通り進めていく。今後はノーリツのノウハウを生かした事業展開を図り、多様な顧客ニーズに応えていきたい」としている。

ノーリツ鋼機のホームページによれば、同時にいずれもオリンパスの子会社だった医療関係の企業3社も子会社化している。
つまり、オリンパスのごたごたの一環ということで、特にCNAだけがどうこうということではないのだろう。それにしても、CNAの筆頭株主がオリンパス系だったとは知らなかった。
他の株主と持株比率は、秋田ゼロックス5%、秋田県4%、東北新社4%、秋田市3%、その他61名34%とのこと。

【2014年10月1日追記・その後の動き】2014年9月27日付 秋田魁新報 経済面より。
この後、ノーリツ鋼機(の子会社)が所有していたCNAの1万2千株を、CNA自身が買い取ることになった。9月26日に両社が発表し10月上旬までに行う。
購入額は17億9800万円。
ノーリツ鋼機は「テレビ通信販売事業への参入を目指し」ていたそうだが、「保有メリットが低い」と判断した。
1997年12月の開局(会社設立はずっと前なんだけど)以来、筆頭株主は4度変わり、秋田県内企業が筆頭株主になるのは初。
コメント (6)
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