まずは昨日のラッピングバスの記事の補足です。
秋田おばこの鼻と口がウインカーと重なって、見えなくなってしまったとしていたが、写真をよく見ると、そうではなかった。
ウインカーの上にも、ラッピングのシールが貼られていた。
「290」と「316」
両車で位置がわずかにずれている。「290」ではウインカーの真ん中に鼻、ウインカーの枠の上に口があり、口は閉じているように見える。「316」の方は、鼻と口がウインカー内に収まっている。
ラッピングバスは、透明フイルムにデザインを印刷し、それを車体に貼っている。凹凸や網状の部分にも、カッターやヘラを使ってきれいに貼られているのだが、おばこの顔にも気を遣ってくれたようだ。
でも、顔の真ん中にウインカーが重なるというのは・・・ デザインの段階で工夫するべきだと思う。
ここからが本題で、秋田市北部の奥羽本線土崎駅の話題。
最初に改札内の跨線橋新築工事。前回はだいぶ前の4月13日のアップだったけど、その時は新しい跨線橋が既に使われ、古い跨線橋は解体が始まりそうな気配だった。
8月末に久々に確認すると、古い方は解体・撤去済みだった。
1番線北側から南側を見る。この手前に旧跨線橋があった
西側の駅前から
上の写真は左から、港Weロード(自由通路)、新跨線橋、駅舎(緑の屋根)。
旧跨線橋はWeロードと新跨線橋の間にあった。
跨線橋の上から西側を見る
屋根の途切れた位置より右が、旧跨線橋のあった場所。以前は隠れて見えなかった、外の港Weロード出入り口(写真右端)が見えるようになった。
跨線橋の位置が南側(秋田駅寄り)に移動したため、そのままでは2・3番線では跨線橋の階段と列車の間の距離が遠くなってしまう。
また、一連の工事のため、1番線では列車の停止位置が変更されていた(改札口よりも秋田寄りの屋根のない位置)こともあり、8月1日にすべてのホームで停止位置が変更された。
お知らせ(現在は撤去されているかもしれない)
停止位置が再び変更されたことになる下りの1番線では、青森寄りに移動して、結果的に旧跨線橋時代とほぼ同じ位置になったと思われる。
どの両数でも、最後部車両付近が改札口の近くになる。
2両編成の先頭(「2」の表示位置)がギリギリ屋根の端
いちばん後ろの車両とその1つ前の車両が屋根のある所に停まるので、2両編成ではすべてが屋根の下に収まる。
3両編成では、先頭1両が屋根の外に出て停まる
上りの2・3番線は、表示によれば先頭が「階段付近」に停まるという(未確認だが、3両編成以上は階段より少し先=秋田寄りに停まるかもしれない)。とすると、階段より先にあるエレベーターからは少し遠そう。
旧跨線橋当時も跨線橋の階段付近が先頭だったから、新跨線橋設置によって少し秋田寄りに移動したことになるのだろう。
2番線に停まっていた列車
上の写真は、秋田総合車両センター(旧土崎工場)での検査を終えて、所属区へ戻る機関車。いちおう3両編成ということになるのだろうが、階段より先に先頭が停まっている。
EF81 81
2両目は田端運転所所属のEF81型電気機関車の「81号機」だった。
側面に流れ星のマークが入っている(本来は寝台特急「北斗星」用機関車の印)ほか、EF81型唯一の「お召し列車」用機関車だった(と過去形にしていいのかな)という輝かしい経歴の機関車。
新型機関車が導入され、EF81の活躍の場は減っているけれど、今回土崎から戻っていったということは、まだ活躍を続けるということなのだろう。ちなみに3両目は、宇都宮運転所のディーゼル機関車「DE10 1751」だった。
2・3番線。奥にやや広めの待合室が見える
上りの旅客列車は原則3番線を使う。2番線は、上記のような総合車両センターから出発する列車が使うことが多いようだ。
ただし、9:15発の東能代発秋田行きのディーゼル列車1本だけは、2番線に入るらしく、その旨の掲示があった。
それにしても、ホームにあるLEDの発車標(次は何時何分どこ行きという表示)が、工事が終わった現在も「使用停止中」になっているのが気になる。
ところで、土崎駅の乗車人員は2010年度で1日平均2248人。
秋田県内の駅では、秋田駅に次いで多い。特急は停まらないが、毎時2本程度、秋田駅まで190円7分という条件の良さもあって、通勤通学・買い物などの利用が多いことの表れと言える。
そんなこともあってか、土崎駅には立ち食いそば屋とキオスクがあった(いずれもホームではなく改札口の外)。
しかし、夏ごろにキオスクが閉店してしまったという。
改札口付近。左奥の暗い所(節電消灯中)がキオスク跡
キオスク跡には自動販売機数台(ロッテアイスやカップ飲料も含む。Suica使用不可)が置かれていた。
キオスク跡から改札口方向
かつては新屋駅や追分駅にもキオスクがあったと記憶しているが、今はなくなり、寂しくなったものだ。
また、土崎駅にはみどりの窓口が存在することになっているが、実際には2006年から「もしもし券売機Kaeruくん」という、盛岡にいるオペレーターと対話して購入するというシロモノが設置され、対面窓口は廃止された。(案内や乗り越し精算をする駅員はいる)
購入するきっぷや決済手段が限られたり、オペレーターの順番待ちで待たされるなど、イマイチ使い勝手が悪い機械で、2006年を最後に新たに導入された駅はないようだ。
【2012年7月30日追記】2012年春でKaeruくんは撤去。代わりに指定席券売機(タッチパネル式で高機能の券売機)が設置された。
そんな土崎駅でも、立ち食いそば屋はがんばっている。改札外にあり、駐車場もあるから、外部からの利用者もいるのだろう。
正面奥がキオスク跡。左側の「生そば」
NRE経営の「土崎待合めん」という店舗名の店。
実は秋田駅には現在は立ち食いそば屋はなくなってしまい、たしか土崎が秋田県内で唯一のJR駅の立ち食いそば屋だったと思う。
【2013年4月2日訂正・追記】秋田県内には、花輪線鹿角花輪駅にも立ち食いそば屋があるとのこと。土崎と鹿角花輪の2つだけ。
また、2013年4月から、土崎駅のそば屋の経営者と店舗名が変更になった。
【2013年12月7日追記】2013年秋には、自動改札機と待合スペースの間付近に壁状のアルミサッシの仕切りとボタン式自動ドアが設置された。従来の待合スペースを、そば屋やキオスク跡も含めて拡大した格好。保温性は高く、多くの人が暖かい場所で待てるようになった。
最後に、以前紹介した、駅舎正面のステンドグラス。
駅舎は1926(大正15)年建築なので、ひょっとしてステンドグラスもその当時からのものかもなどと思っていた。
しかし、昭和50年代前半の土崎駅舎の写真を拝見する機会があり、それにはステンドグラスのある部分が、黒っぽい板のようなもので埋められていた。(他にも屋根などの色が違い、風除室がないなど、相違点は少なくなかった)※この記事に同時期の写真をアップしました。
少なくとも、現在設置されているステンドグラスは、わりと新しいものということになりそうだ。
駅の中から見た、西日を受けるステンドグラス
※土崎駅関係の次の記事はこちら
秋田おばこの鼻と口がウインカーと重なって、見えなくなってしまったとしていたが、写真をよく見ると、そうではなかった。
ウインカーの上にも、ラッピングのシールが貼られていた。
「290」と「316」
両車で位置がわずかにずれている。「290」ではウインカーの真ん中に鼻、ウインカーの枠の上に口があり、口は閉じているように見える。「316」の方は、鼻と口がウインカー内に収まっている。
ラッピングバスは、透明フイルムにデザインを印刷し、それを車体に貼っている。凹凸や網状の部分にも、カッターやヘラを使ってきれいに貼られているのだが、おばこの顔にも気を遣ってくれたようだ。
でも、顔の真ん中にウインカーが重なるというのは・・・ デザインの段階で工夫するべきだと思う。
ここからが本題で、秋田市北部の奥羽本線土崎駅の話題。
最初に改札内の跨線橋新築工事。前回はだいぶ前の4月13日のアップだったけど、その時は新しい跨線橋が既に使われ、古い跨線橋は解体が始まりそうな気配だった。
8月末に久々に確認すると、古い方は解体・撤去済みだった。
1番線北側から南側を見る。この手前に旧跨線橋があった
西側の駅前から
上の写真は左から、港Weロード(自由通路)、新跨線橋、駅舎(緑の屋根)。
旧跨線橋はWeロードと新跨線橋の間にあった。
跨線橋の上から西側を見る
屋根の途切れた位置より右が、旧跨線橋のあった場所。以前は隠れて見えなかった、外の港Weロード出入り口(写真右端)が見えるようになった。
跨線橋の位置が南側(秋田駅寄り)に移動したため、そのままでは2・3番線では跨線橋の階段と列車の間の距離が遠くなってしまう。
また、一連の工事のため、1番線では列車の停止位置が変更されていた(改札口よりも秋田寄りの屋根のない位置)こともあり、8月1日にすべてのホームで停止位置が変更された。
お知らせ(現在は撤去されているかもしれない)
停止位置が再び変更されたことになる下りの1番線では、青森寄りに移動して、結果的に旧跨線橋時代とほぼ同じ位置になったと思われる。
どの両数でも、最後部車両付近が改札口の近くになる。
2両編成の先頭(「2」の表示位置)がギリギリ屋根の端
いちばん後ろの車両とその1つ前の車両が屋根のある所に停まるので、2両編成ではすべてが屋根の下に収まる。
3両編成では、先頭1両が屋根の外に出て停まる
上りの2・3番線は、表示によれば先頭が「階段付近」に停まるという(未確認だが、3両編成以上は階段より少し先=秋田寄りに停まるかもしれない)。とすると、階段より先にあるエレベーターからは少し遠そう。
旧跨線橋当時も跨線橋の階段付近が先頭だったから、新跨線橋設置によって少し秋田寄りに移動したことになるのだろう。
2番線に停まっていた列車
上の写真は、秋田総合車両センター(旧土崎工場)での検査を終えて、所属区へ戻る機関車。いちおう3両編成ということになるのだろうが、階段より先に先頭が停まっている。
EF81 81
2両目は田端運転所所属のEF81型電気機関車の「81号機」だった。
側面に流れ星のマークが入っている(本来は寝台特急「北斗星」用機関車の印)ほか、EF81型唯一の「お召し列車」用機関車だった(と過去形にしていいのかな)という輝かしい経歴の機関車。
新型機関車が導入され、EF81の活躍の場は減っているけれど、今回土崎から戻っていったということは、まだ活躍を続けるということなのだろう。ちなみに3両目は、宇都宮運転所のディーゼル機関車「DE10 1751」だった。
2・3番線。奥にやや広めの待合室が見える
上りの旅客列車は原則3番線を使う。2番線は、上記のような総合車両センターから出発する列車が使うことが多いようだ。
ただし、9:15発の東能代発秋田行きのディーゼル列車1本だけは、2番線に入るらしく、その旨の掲示があった。
それにしても、ホームにあるLEDの発車標(次は何時何分どこ行きという表示)が、工事が終わった現在も「使用停止中」になっているのが気になる。
ところで、土崎駅の乗車人員は2010年度で1日平均2248人。
秋田県内の駅では、秋田駅に次いで多い。特急は停まらないが、毎時2本程度、秋田駅まで190円7分という条件の良さもあって、通勤通学・買い物などの利用が多いことの表れと言える。
そんなこともあってか、土崎駅には立ち食いそば屋とキオスクがあった(いずれもホームではなく改札口の外)。
しかし、夏ごろにキオスクが閉店してしまったという。
改札口付近。左奥の暗い所(節電消灯中)がキオスク跡
キオスク跡には自動販売機数台(ロッテアイスやカップ飲料も含む。Suica使用不可)が置かれていた。
キオスク跡から改札口方向
かつては新屋駅や追分駅にもキオスクがあったと記憶しているが、今はなくなり、寂しくなったものだ。
また、土崎駅にはみどりの窓口が存在することになっているが、実際には2006年から「もしもし券売機Kaeruくん」という、盛岡にいるオペレーターと対話して購入するというシロモノが設置され、対面窓口は廃止された。(案内や乗り越し精算をする駅員はいる)
購入するきっぷや決済手段が限られたり、オペレーターの順番待ちで待たされるなど、イマイチ使い勝手が悪い機械で、2006年を最後に新たに導入された駅はないようだ。
【2012年7月30日追記】2012年春でKaeruくんは撤去。代わりに指定席券売機(タッチパネル式で高機能の券売機)が設置された。
そんな土崎駅でも、立ち食いそば屋はがんばっている。改札外にあり、駐車場もあるから、外部からの利用者もいるのだろう。
正面奥がキオスク跡。左側の「生そば」
NRE経営の「土崎待合めん」という店舗名の店。
実は秋田駅には現在は立ち食いそば屋はなくなってしまい、たしか土崎が秋田県内で
【2013年4月2日訂正・追記】秋田県内には、花輪線鹿角花輪駅にも立ち食いそば屋があるとのこと。土崎と鹿角花輪の2つだけ。
また、2013年4月から、土崎駅のそば屋の経営者と店舗名が変更になった。
【2013年12月7日追記】2013年秋には、自動改札機と待合スペースの間付近に壁状のアルミサッシの仕切りとボタン式自動ドアが設置された。従来の待合スペースを、そば屋やキオスク跡も含めて拡大した格好。保温性は高く、多くの人が暖かい場所で待てるようになった。
最後に、以前紹介した、駅舎正面のステンドグラス。
駅舎は1926(大正15)年建築なので、ひょっとしてステンドグラスもその当時からのものかもなどと思っていた。
しかし、昭和50年代前半の土崎駅舎の写真を拝見する機会があり、それにはステンドグラスのある部分が、黒っぽい板のようなもので埋められていた。(他にも屋根などの色が違い、風除室がないなど、相違点は少なくなかった)※この記事に同時期の写真をアップしました。
少なくとも、現在設置されているステンドグラスは、わりと新しいものということになりそうだ。
駅の中から見た、西日を受けるステンドグラス
※土崎駅関係の次の記事はこちら
EF81-81が検査出場したとは、驚きです。たまにJRの土崎工場付近を通ると、EF510に取って代わられた廃車間近と思われるEF81が沢山いたので心配しておりましたが…。
土崎で81号機を見たのは、だいぶ前でした。今はあちらで貨物列車などで活躍しているようです。
総合車両センターの奥羽本線から見える位置に、EF81が何両も連なって置かれていますね。奥には「かもしか」の1編成も置かれています。
ナンバーが取られていたり、塗装が薄れたり錆びたりして解体を待つ様子を見ると、切なくなります。
空の青さと雲の具合といい。。。
なんだかとってもいい感じ~。
見ていて、気持ちがいい画像だな~って
思いました。
雰囲気が、青森駅東口に似ているような気がしたのは気のせいでしょうか?
先ほど、面白い?信号機を発見してきました!
ブログにアップしましたよ~。
なんという名前の信号機なのでしょうか?
もうチェック済みですか~?
青森駅、小さい方の西口のことかな? そう言えば似てる感じですね。広さとか建物の形など。
信号機は、今回も大発見です
やはり試験設置でとても珍しい信号機でしょう。
以前教えていただいた、超薄型の縦バージョンもまだ見に行ってないし、それとあわせて今度こそ行ってみないと!!
貴重な情報ありがとうございます。
あはぁはぁはぁはぁ~。
いつも、適当な私です。
でも、通じていてようでよかったです。
信号機!大発見でしたか?
雪が降る前にでも、
ドライブしながら、北上してきてくださ~い
中学校の修学旅行で、青函フェリー(連絡船じゃなくて)の乗り場に行く時に使いました。
青森に行く時は、いろいろ目的があって、あれもこれもと欲張って、いつも何かを中止してしまいます。
スケジュールをしっかりくんで、ぜひ見たいな~