田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

見苦しかった・・

2017年11月23日 | 日記
 昨日の一番、見苦しい上に嘆かわしい相撲でした。妻も私も大相撲隠れファンです。「一年に一回は行きたいねぇ」「できたら国技館で見たいねぇ」と、ささやかな夢を語っています。でも昨日の二人の意見は「なんか、嫌になってしまったねぇ」でした。本当に相撲協会大ピンチだと思います。
 
 強いばかりが横綱じゃありません。強いからこそ、相手に合わすことが求められます。正直思いますが、上位者が下位者に張り手を喰らわす相撲は気分が良くありません。小が大を制する格闘技は相撲だけです。だから日本人がこよなく愛すのです。
 
 かって柔道がオリンピック種目になり、『JUDO』になりました。私は言葉の違いではなく、全く別の競技になったと理解しています。私たちが習った柔道は「押さば引け、引かば押せ」と相手の力と逆の動きを教えられました。力の吸収を体得する競技でした。上位者と戦うと、力が吸い込まれるようで、気がつくと畳に叩きつけられました。音は派手でしたが、痛くありませんでした。袖や襟を持って支えてくれ、下手くそな私が頭を打たぬよう、受け身がし易い形にしてくれました。ごくたまに技がかかると、丁寧に「負けました」と言ってくれました。彼は150センチに満たない黒帯でした。
 
 将棋界のホープ藤井四段にはすでに風格があります。昨日のTVインタビューで、大人のテレビリポーターが、なぜか敷居の上に正座していましたが、無作法で見苦しかったです。もう少しお行儀よくせねば、恥をかきます。畳の縁と敷居は踏んじゃいけないんだよねぇ。
 
 敷居と同じ、土俵は結界を表すそうです。「踏んじゃいけない、跨ぐのだ」ときどき、お行儀の悪いお相撲さんを目にすますが、良くないねぇ。行儀あってこその日本の武道だと思う私です。おしまい。