ピラミッドの謎

　昨日(４日土曜日)放送された『古代史最大のミステリーに迫る』の録画、昼ごはんを食べながら観ました。面白く見ごたえありました。名古屋大学と高エネルギー研究所の二部門が同時に測定、互いに検証し合う観測はとても科学的であり、素人の私も納得しちゃいました。
　
　夕食時、妻に説明しましたが、科学に興味がない妻に説明するのはとても難しかったです。眠そうな妻の目が一瞬輝き「ザヒ博士出た？」と言いました。
　
　昔々、今から十数年前、某民放ＴＶ局が、早稲田大学吉村教授と共にピラミッドの特集を複数回放映していました。やたら「財宝が見つかるかも？」の前宣伝で煽っていました。その吉村先生とタッグを組んだかのような、エジプトのザヒ博士を妻は記憶していました。そう言えば近頃、吉村先生もザヒ博士もお目にかかりませんし、あまりうわさに登りませんねぇ。
　
　昨日『エジプト考古学者、ピラミッド内に空洞発見の発表を批判』がネットに掲載されました。同プロジェクトを監督するスキャンピラミッド科学委員会のザヒ・ハワス委員長によれば、これは新たな「発見」ではないという。またさらに、エジプト政府の考古学委員会のムスタファ・ワジリ委員長も３日、ギザの大ピラミッドで巨大な空洞を発見したとの発表を批判。「このプロジェクトは、科学研究の手順を踏まえ、科学的な方法で進めるべきものであり、研究成果は議論を経てから公表しなければならない」と述べたそうです。
　
　何やら主導権争い、利権争いのにおいが漂うピラミッドです。それにしても科学の最先端だと思う技術を『科学研究の手順を踏まえ、科学的な方法で進めるべき』とはどういうことなんでしょう。解りませんです。おしまい。